というわけで、帰ってきました。
ゆるくやっていきます。というか、ゆるくやることしかできない。
なんか、記事投稿するかなぁと思ったけど、結局しなかったし。本当は色々考えてるんですけどね、やらないよね。
まあ、あともう少ししたら状況が変わると思うので、そこまでの辛抱?かしら。
さて、第二シーズンですが一発目は学力テスト。待ってました!というか、その企画残ってたか!というか、どっちもありました。それくらい第一シーズンや特番も含めて満足度が高いんですよねぇ。
結果として、このタイミングで良かったのではないかと思うのです。というのも、あまりに初期にやると、先輩同士は弄り合えても、下克上みたいな展開はあまりなかったと思うので。なんというか、 “本気の刺し合い” がつばきファクトリーバラエティの良さなので。悪くいうと、無意味な足の引っ張り合い。(笑)ここに面白さがあるし、徐々に後輩たちに受け継がれているのがホント面白い。
そしてこの反動が、誉めるときのガチさに繋がるのだけれど、それは個々人ごとに書くとして。
で、どう書こうか迷ったけれど、順位順に一人ずつ書いてみようかなぁと。まあ、趣味で書いてるし。
では、気持ち悪い人間観察日記のスタートです。
一位は八木しゃん。(すんごいどうでも良いけど、最近、“八木しゃん” ていうのが自分のなかでしっくりきてるので、とりあえずこれでいきます。あと、豫風さんの “ぎー” も割と好き。そこかよ⁉︎みたいな感じがあって。)
天然だけど、常識人。
もっというと、クソ真面目。
真面目だけど天然なので面白くなるのか、真面目にやってるから天然度合いが加速して面白くなるのかわからないけれど、少なくともこの真面目さが “味” となって出てきている気がする。八木メシにしても、狙わず真面目にやってるから面白いんだと思うのです。ちゃんと、反省点とか書き出してるじゃないですか?大事なんですよ、あの真面目さが。
そんな真面目さを武器にしているから当然の一位。まあ、真面目ゆえにおもしろ回答みたいなのは確かになかったのだけれど、それで良いんです、あなたは。他の方がやってくれるのでそういうのは。むしろ、そのフリがないと、他メンバーが生きないので。というか、逆に貴重になってる。居なかったら学力テストという企画自体成立してないのでは…?
ただ、そんな八木しゃんも足の引っ張り合いにちょくちょく参加してるのが面白いんですよ。いや、積極的にトークに参加していきたいとは本人も言ってたのですが、「(解答を変えては)ダメです!」とかちゃんとガヤで参加してるの、本当に良い傾向。
頭良いキャラで今後とも是非、下剋上コントしてもらいたい。(「でも、わたし先輩より頭良いんで」とか、言い出すのも面白いかなぁと。)
そんな八木しゃんに惜しくも一歩届かなかったのが、まりんちゃん。頭が良さそうのイメージを地で外さなかったのが良い…と言いたいところですが、思わぬところでホームランを打つのが、この人のクセになるところ。なんでもソツなくこなすかと思ったら、低学年レベルの算数で大混乱して、変な間違い方するのがほんと面白い。
こういう考えすぎて、結果的に隙を見せちゃうところがクセになるところよね。観覧車の高い所に来てから「ヤバい!」とパニックになったり、後から来たカレーの辛さにパニックになったり、自由な先輩方のボケの数々にパニックになったり、パニックになったときの真琳様の可愛さはマジで異常。
その一方で、八木しゃんとは違い、先輩に的確なツッコミをブッこめるのが強み。今回席が隣だったこともあるのだけれど、谷本さんの連携プレイというか、コンビプレイがホントに冴えてた。(お気に入りは円錐の件。あんみぃの「だって、底があるとは限らないじゃないですか…」という、一見納得しそうになるメンバー達に、「でも、円錐だから」の一発で沈める真琳様、さすがだと思うのです。というか、そもそもあんみぃの「底があるとは限らないじゃないですか」の説得力はなんだ。)
そんな、谷本安美さんは同率3位。意外な結果だけど、よくよく思い返すと頭自体はそんなに悪くないということに気づくんです。
ツッコミというと岸本さんが的確なのだけれど、意外と早いのが谷本さん。訂正モノに関しては、岸本さんより早くて的確なこともしばしばあるし。まあまあの数のガヤも飛ばすし。(ただそんな彼女がどうしてツッコミ担当に見えないかというと、司会に苦手意識があるのと、岸本さんがボケずに反対に谷本さんのボケ連発に岸本さんが突っ込むパターンが少なくないことが要因だと思われる。)
というわけで、抜けてる彼女は3位に居ながら、割と名回答も少なくなかったイメージ。さっきの円錐問題じゃないけど。
ただ、一番の見せ場は山岸さんの神社の地図記号問題の件。山岸さんが、分からなくて複数回答あげたのだけれど、メンバーに「どれが良い?」と聴いた時に真っ先にそれはないだろうという回答を推挙した、あの感性と速さ。あの、無駄な足の引っ張り合いの真骨頂。「真ん中のにしといたらー?」じゃないのよ。ただ、こういう所がつばきファクトリーのバラエティーの面白い所だと思うので、これからもガンガンにやって欲しい。
そんな、りこりこも同率3位。リーダーとしての面目を保った形で一安心?
とは言っても、名回答もちょくちょくしてて、さっきの地図記号の件だったり、最終問題での「金は納める」というワードの強さだったり、所々ではおもしろ回答をしてたのが印象的。
もう一人の同率3位はおみずこと、小野瑞歩さん。まあ、妥当と言えば妥当。なのだけれど、意外と食らいつく、というか、食い下がるというか。地図記号の件もそうだし、三大義務を答える件もそう。回答二つ用意しといて、「みんなの見てから決めます!」というのは、新しすぎる。
他のグループだったらもしかすると真っ直ぐ育ったのかもしれないけれど、つばきファクトリーに入ったことで変わったのは小野さんがが一番顕著だったりするのかな、とふと思ったり。
さて、そんななかギリギリ上位に食い込んだのが小野田紗栞さん。なんとも悔しい結果そうだったというのも、やっぱりさおりん、常識人。どこかで社会人としての自覚みたいなものをキチンと持ってるからだと思うんです。
一番顕著だったのは、一問目。小学校低学年レベルの国語の問題でわからなくて顔が真っ赤になってるのが見てとれるのがホントに面白い。正直、そんなに顔に出る?というほど。(ちなみに、過去に一回あったのが、武道館直前の生放送番組で、Juice=Juice の稲場愛香さんに「可愛い」と言われたとき。あのときも、わかりやすいくらいに赤くなっていた)
こう考えると、ふだんの可愛いキャラ…というか、自分で自分のことを可愛いと言っているのは、本心がバレやすい自分を防御するためなのかもしれないとまで思ってしまう。いや、頭の回転が早い分、そういう戦略なのかも、みたいな。
でも、MV一つの表情まで作り込むタイプだって考えると、あながち間違いじゃなさそうだし、だからこそ、普段守れているぶんの反動で今回割と顔が赤くなっているのかもなぁ、なんて。
(ちなみに、途中から吹っ切れたのか、理科の問題で星の名前を「リッサール」と答えたのが彼女らしい所だなぁ、と。しかも、どう考えても間違えてるまおぴんの回答に被せる形で、というのがまた上手いなぁ、とも。さおりん、恐るべし。)
さて、ここからは下位グループ、7位は岸本さん。ただ、これは要審議、という感じ。ぶっちゃけ、所々わざと外したのではないか、とも思うんです。
つうのも、今回はめずらしく司会に芸人のラブレターズ溝口さんがいらしたんです。要は、自分よりなうてのお笑いのプロ。変な話、ボケても上手いこと突っ込んでくれるので、きしもんにとってはある程度遊んでも良いチャンスだったと思うんです。
というか、やるとしたら今回ぐらいしかない。
で、こういう動きをすると、番組の編集もし易くなるという、実はウィンウィンの関係。
プラスして、今まで絡みの少なかった芸人さんなので、どこまで突っ込んで良いかも、芸人さん側からしても難しかったと思うんです。そこで、きしもんが窓口になって、このグループはこのラインまで突っ込んでもらっても大丈夫ですよ、というのを積極的に示してたと思うのです。
それが最終的に連携プレイとして結実したのが最後の件。罰ゲームで秋山さんと浅倉さんがモノマネをするのですが、なんとも微妙な雰囲気になる。その時に「絶妙に、全然似てないですね!」とバッサリ言っちゃう、そこに「あ、それ言って良いんですね!」と溝口さんが乗る、あの流れを普通に作れるのが、岸本さんの良い所だと思うし、すごい所。(そして、ダメ押しで二回同じツッコミをして、綺麗にコーナーを締める、素晴らしき連携プレイ)
他にも、こと座のベガを答える件で「聞いたことある〜」の流れを作ってみたり、六月を英語でJune と答えるところを八木しゃんが「Jun」と答え、書き換えようとしてるタイミングで自分のフリップを急いで出して書き換えるのをセーブしたり、八木しゃんが出した「塵も積もれば山となる」(正解)に対して、「これはアホ」と言って「千里の道も一歩から」と堂々と出してみたり…あれ、八木しゃんとの絡み多くない?(まあ、八木しゃんが正解してること前提で振ってるというのが正解なんだろうけど。)溝口さんという、第三者のツッコミがあるからこそ、フリのあるボケを多くかましてたのがすごく印象的。なんというか、目立ちはしないけど番組のテンポを作ってたのは間違いなく岸本さんだし、やっぱりこの人凄いよなぁってなる。ほんと、早く売れてくれ。
あと、溝口さんも今回すごかったのは確か。おそらくほとんどつばきファクトリーのことを知らなかったと思うんです。変な話、DVDマガジンと『行くぜ!つばきファクトリー!』くらいしかバラエティ要素を確かめる手段がないので。それですら、フリーの部分がある訳でもないし。
しかも、今回の場合、事前に解答が手元にあるわけではないので、当てる順番とかで面白さが変わるわけじゃないですか?一人一人の反応を見て、「この子、間違えてるな」とか、「この子はおそらく正解だ」みたいなことをやってたと思うと、すごいなぁと。(で、やっぱり八木福田がちゃんと正解を持ってくるから、後のメンバーが効いてくるというのは何度でも書きたい所。)
そういう意味で言うと、まあ番組的な必然でもあるけど、難易度の低い問題から始めて、解答の面白い子を炙り出しながら進めていくというのは、理にかなっているんだろうなぁってのも、凄い感じる。やっぱり、構成と台本もキチンとしてるわ、この番組。
そんな溝口さんとの件を盛り上げていたのが、同率8位の新沼希空さん。
正直、おもしろ回答自体は少なかったのだけれど、その代わりというか、溝口さんとのやりとりは秀逸だった気がする。
特に、初手の「余ったってあったから、引いちゃった」のところ。あのタイミングではまだ岸本さんも溝口さんとの距離を測ってる最中だったのだけれど、あそこでグッと懐に思い切って入っていったの、新沼さんだなぁと。
ね。
自称人見知りだったはずだったんだけどなぁ…。
あれか、ファーストコンタクトは得意なタイプの人見知りなのか?
だから、独特なファンがガチ恋するのか!?
まさかね。
でもこの説、個人的に妙な説得力があるなぁ。
よくよく思い返すとはやともさんのときも思い切った懐の入り方してたんだよな…。岸本さんが褒められて手汗が凄いって発言した後に、「わたしも…」って呟いて、じっと睨む場面とか、あれを初対面でやっちゃうんだよなぁ。たまらんよなぁ。
さて、そんな新沼さんと同率8位で並んだのが河西さん。まぁ、静かに間違えていった。
いや、よくよく考えると芸歴自体は長いから、勉強自体は片手間だったのかなぁというのはあるのだけれど、にしてもよ。
とはいえ、この先キャラ的にどう行くのかはまた見どころ。いや、最近河西さんからはモーニング娘。の北川さんみを感じるんですよ。同期が濃すぎていまいちキャラが弱くなるっていう…。パフォーマンスで目立てるから、まあ、良いのかしら。
第二シーズンを通して、つばきファクトリーでどう成長するのかが密かな楽しみ。
で、もう一人の同率8位の最年少豫風瑠乃さんですが、なかなかの大モノ説があります。
始めに言っておくと、小学生レベルの問題だからといって、年齢が上の方が不利と言うことはないと思います。それだけ、復習する機会が多いと言うことですから。
と、言うことを念頭におくと、豫風さんも小学生に年齢が近いから有利と言うわけではないんです。
ないんですけど。
ホンモノ感が凄い。
まあ、しょっぱなもしょっぱな。
「まるいボールとまるいテーブル、二つの漢字を書き分けてください」と言う問題なのですが、ここでの解答で「○」という記号を書いちゃうるのちゃん、大モノすぎます。しかも理由が「凸凹みたいな…」と、妙に説得力があるのが、天才型です。
その後も、「塵も積もれば山となる」のところを図で表して考えてみたり、四字熟語が「一騎当千」しか出てこなかったり、国民の三大義務で「知識、お金、愛」と答えたり、ヒット率が高い。
ただその一方で、学年が上がるごとに正答率は上がっているので、勉強自体は苦手では無いと思います。(特に英語は、先輩たちが軒並み間違えるなか、八木しゃん、まりん様、るのちゃんの3人だけが正解するところもあったり…あれ、河西さん?)まあ、反対に言うと、覚えた年齢が遠ざかれば遠ざかるほどおもしろ回答をしてしまう可能性は高いのですが。
それとは別に個人的に好きだったのは、福田さんが「塵も積もれば山となる」のところで間違えて「散り」と漢字を間違えているところで、「まりんちゃん漢字を間違えてます!」と言ってたところ。
徐々につばきファクトリーに染まりつつあります。
(プラスすると、岸本さんが自分の間違いをスタッフに申告した結果、溝口さんがフェアプレーとして1点あげるという件があったのですが、ここで秋山さんが「わたしも間違えてます!と申告したのに乗って、「るのもー!」と言ったところにバラエティセンスを感じます。さすが、大阪の娘。)
…とまあ、そんな現在中学生に負けた最下位の二人、奇しくも元最年少コンビ、通称「赤ちゃんコンビ」は、予想通りの展開。
まぁね。
まずは秋山さんから。
前提として、頭自体は悪く無いと思うんです。ツッコミも早ければ、振られてからの返しとかも積極的にするし。
ただ、おそらく記憶力が危うい。
そしてその上で、アドリブにかなり強いと言うのがあると思うんです。
「あ、わからない…」となっても、その場で面白い解答を答えて場を丸めてしまえるというか、即興に超強い。(だからと言うわけでは無いけれど、フリをしっかり作ってから笑いに持っていく岸本さんと相性がいいんだと思います。)
「クワガタの絵を描いてください」という問題でどう考えても違うのを描いてみたり、星の名前を「クリスタルフィーバー」にしてみたり、英語の綴りで答えてくださいに「エイポー」ってカタカナで答えてみたり、わからなかった時の間違えかたがとにかく大胆。前提にガチ感があるからこそなのだけれど、派手に転けれるというのも一つの才能だと思う今日この頃。
ただ、ただですよ。
その横で、跳ねに跳ねてるんですよ。
浅倉樹々が。
もうね。
最近、好きでねぇ。
なんなんでしょうね。
このキキちゃんの何も持ってなさというか。
愛犬家とか、ロックが好きとか、他にも色々あるんですよ、性格なら。でも、それがキャラ化してるかと言われると、ちょっと違うんですよ。
なんかねぇ、存在感だけで勝っちゃってる。
なんのキャラも持ってない強さがホント最近ツボなんですよ。
で、そんな人から特大ホームランが出ると周りは勝てないのですよ。
アルファベットが書けないって時に、「LMN」の並びが違うのはまぁ良いですよ。
「V」だけが出ないってことある?
ホント、何処からその球飛んでくるのよって言う。
「塵も積もれば山となる」の時に「千里の道も一歩から」という岸本さんの後で「一歩前進」を出しちゃうのとかね。もう、運を持ってるとしか思えないんですよ。だって正解を確認してるわけじゃないんですよ?なにその流れ、怖っ。
ちゃんと答え覚えてないけど、てこの原理の問題でわけわかんなくなっちゃって、棒の気持ちになって考えるとか、ホントに凄いのよ。なんだ、理科の解答で「苦しい」って解答は。最高すぎる。
で、真面目にガチでやって、ホントに外してるからか、気丈に振る舞っていても、うっすら凹みつつ、投げやりになってるのもまた可愛いっていうね。
ただ、そこで現実を受け止めるのが浅倉樹々の良いところ。なんか、ここで変に上手く返そうとするんじゃなくて、受け止めて、「もう良いですよ!好きに言って!」という感じで、堂々としてるのがホントかっこいいんですよ。
いやぁ、やっぱ最後は浅倉樹々なんだよなぁ。
そんな、学力テスト回。
1時間、しかもCMなしという、構成としてはかなり尖った内容でしたが、最高の回でした。やっぱ少しずつの工夫がキチンと加点されていった結果なんだと思います。
ラストのオフショットにもそれが垣間見えてて。
新成人にお祝いの花束を渡すのですが、秋山さん、河西さん、八木さんへ渡す人がそれぞれ、小野さん、浅倉さん、小野田さんと、関わりが深かったり尊敬してる相手から渡しているのが、こういうちょっとした所から見えるのがホント良き…。
正直、第一シーズンでやり切ったところも見えたから大丈夫かなぁ?とも思っていたのですが、期待できる新シーズン!
そして、つばきファクトリーの人間観察、12人12様で、ホント楽しい。