さしもしらじな

アイドル系のデトックス諸々

『行くぜ!つばきファクトリー!』#14

 

やっぱり、MCって難しいと思うんです。

 

前回の学力テストのご褒美企画として、八木栞さんが今回MCしてるのですが、めちゃくちゃ苦戦してまして。当たり前のように岸本さんがMCしていたし、その技術について書いてはきたけれど、まあ、侮ってました。

 

侮れない、アドレナリンリン。

 

さておき。

 

つばきファクトリーって、おそらく回しやすいグループではあると思うんです。とにかく一言発すれば誰かが食いついて、そっからパス回しが始まるんで。ただ問題は誰に振るのかと同時に、誰の発言を拾うのかも重要だったことに気づく今回。(そういう意味では、今回全員一致ゲーム自体は、パネラーが最初に回答を出しているので、弄りやすいという点でMCしやすい内容なのかも、と思ったり。)

まあ、岸本さんがオリジナルメンバーとの付き合いが長いというところもあるのでしょうが、番組としての展開の交通整理が非常に上手い。

ただ、前々から思ってるのですが、なんで岸本さんがこんなに上手いのかということはほんとに謎。一応、ラジオ番組の出演数は多いけれど、テレビの司会をする機会なんてそんなにないはずなのだし。

さて、そんな岸本さんはパネラーとして支えます。で、グイグイと話を引っ張っていきます。というか、いつもよりイキイキしてません?気のせい?

あと、全員学力テスト終わりだからかテンションが微妙におかしい。特に谷本さん。学力テストの時もそうだったのですが、この日は絶好調だったみたいで、ガンガン会話に参加して行くし、突っ込んでいくし。

ただ肝心の全員一致ゲームは、まぁ、合わない。笑一応、合わせようと動いては見るのだけれど、合わない。バラエティとしては大正解なんですけどね。

でも、こういうのって、メンバーの知らない一面を見れるからほんと面白い。

2問目のギャップのあるメンバーで、互いに互いを答えてしまう岸本小野田の夫婦餃子コンビ。ここの小野田さんが自身のギャップに対してひたすらプラスイメージに置き換えていくのだけれど、そこへのツッコミの間が岸本さんと谷本さんで同じだったのが結構ツボ。あ、普段からこのやりとりしてるんだろうなぁって垣間見える瞬間。

あと、地味に気になったのが、福田さんが谷本さんと回答していたところ。理由が気になります。(いつか、名珍場面集とかで解明されないだろうか…)

因みに、そんな福田さんもギャップのあるメンバーに推挙された人。おそらく、ここを掘り下げて欲しかったのだけれど、現場で上手くいってなかったのか、ナレーションで補う形に。たぶん今回のナレーションが福田さんを飛ばして豫風さんだったのはこの点だと思うし、最終的に番組側でフォローが入るので新メンバーにはもっと派手に転んでもらいたいなぁとも思ったり。

さて、話は戻りますが、夫婦餃子話でもう一つ。好きな歴史上の人物で大半が「織田信長」と挙げるなか、「徳川家康」を一緒に上げてたのが印象的だったんですよ。そこで一致するんだみたいな驚きと、妙な納得感。あと、そのあとの山岸さんの「杉田玄白」という回答に同調する谷本さんも好き。杉田玄白顔ファンってどういうこと?そして、誕生日で重ねなくても良いのよ、新沼さん。笑

そんななか、全体的に良いところついてくるなぁと思ったのは秋山さんの回答。

修学旅行といえば?という質問に「夜に先生が来たら布団に隠れて寝たふり」とか、好きな学校行事と言えば?に「プール開き」と答えてみたり、妙にノスタルジックというか、フォーカスの当て方が気持ちいいんですよねぇ。「うわぁ、そこ来るかぁ。ええなぁ。」という絶妙なライン。だって「プール開き」ですよ?ほんとに、上手いとこ突いてくれます。

 

ただ、合わないのは合わないんですけど。笑

 

そしてやってきました最終問題。

2問とも間違える山岸理子リーダーって言うのが、流石のオチ。まあ、メンバーで頼れる人は?という問いに対して自分の名前を書かないのはともかく(山岸さん自体は岸本さんを頼りにしてるんだ!(最近の好きなコンビ))、和菓子といえば?に対して、かわいいかわいい豫風さんを巻き込んで一連の件を行った後に盛大に外すって言う、展開が流石すぎて。結果として、前回の天丼してるのが、最高。

(ちなみにこの一連の流れの中で浅倉さんが、「もっと身近な人でいるよ?」と言っていたのが浅倉さんだなぁと思ったところ。サラッとメンバー愛を出すんです、浅倉さんって。そして、ちゃんとそこを汲んで豫風さんに確認する岸本さんもさすが。)

 

というわけで、一つ目のゲームでは団結力を見せつけられなかったのですが、大縄跳びではさすが。そして、ここでも谷本さん大暴れ。

縄を回すときに率先して手を挙げてからの、小野田さんの「飛びたくないだけだろ!」からの小野さんの「でも苦手な人が回すのも良いかも」の流れはつばきファクトリーならではの方程式。小野さんのポジティブ力というか、良い方に捉え直す能力、ほんと凄い。

で、実際に岸本さんと回すのですが、いかんせんリーチの差が…。なんやかんやで腕が長い岸本さんに合わせるために身体全体でしがみついていく谷本さんは確かにキツそう。しかもそれでも体格差が微妙に埋まってないので、そこの補填のために飛ぶメンバーの並びも結構細かい。新メンバーを端にとは説明があったのだけれど、そこにプラスして背が低いメンバーは谷本さん寄り、背が高かったり髪を上げているメンバーは岸本さん寄りか、真ん中に立つように配慮されていたりするので、見ている以上にガチのフォーメーションです。

…にしても、河西さんの飛び方、ありゃすごいな。多分あれがないと終わってなかったですよ、今回。スタジオのスペース的にも限界ギリギリでしたし。

というわけでガチマジでやったのですが一回目は惜しくも失敗。ただこういうときに、「ムリでーす!」と大声で言えちゃう秋山さん、ほんと面白い。意外と大声で押し切っちゃうパワー系の秋山さん。(ご褒美といえば?のお題に全員がバラバラのことを思い浮かべていることが露呈したとき、「絶対にあわんやん!」と言っていたのとか、編集点を作ってるというのだろうか、一応。)

まあ、なんやかんやありつつ、二回目で成功。この時一番初めにぶっ倒れてるのが谷本さんなのがツボ。で、その後のインタビューでも実際に飛んでる人たちがすごいのは頭でわかっているのだけれど、自分も頑張ってますから!というのをうまく隠しきれてない谷本さんの顔が割と好き。いや、わかる。その気持ち、マジでよくわかる。

結果、二度目の武道館も大成功で終わった今回。

オフショットで始めて、番組の終わりを一番美味しい形で締めるようにしていたり、MCで足りない部分をナレーションで補うように構成していたりと、番組の制作スタッフさんの細やかな配慮も垣間見れてよかったのではないのだろうか。これからも、メンバーたちの成長の場としてしっかり支えてもらいたいと願うのみ。

あと、司会の八木栞さん、もとい八木栞学級委員長はおそらく一問ごとに「気を取り直して次の問題に行きましょう!」と言ってると思うので、そこを名珍場面集に入れてもらえるとありがたいです。