さしもしらじな

アイドル系のデトックス諸々

『行くぜ!つばきファクトリー!』#18

 

 

初のロケ回!

そして推しがいない回!

 

少し複雑…。

 

まあ、こういうのは巡り合わせなんでね…。無事、復帰したし…。でも、こういう微妙な感じね…。

 

複雑っすね…。

 

とはいえ、ナレーションが上手くてね。いやぁ、いい感じにテンポ作ってたし、あーもどかしいー!!

 

と、ま、色々と逡巡しましたが、気を取り直して書こうと思います。いや、だって面白かったもん、今回も!面白かったから!もどかしい!ってのも大きいんですよ⁉︎

 

まず、チーム分け。

 

チーム「天才肌ツルッ!」

小野、秋山、河西、福田

 

チーム「P推し」

山岸、新沼、谷本、豫風

 

チーム「ギャップ」

浅倉、小野田、八木

 

と、ご覧のラインナップ。

このチーム分けがね…、うまいなぁ…、というか、1年を通してバラエティをやってきた成果、というと上から目線な言い方になるのだけれど、絶妙なところを突いてくる感じが良い。

いやぁ、この回だけでもこの絶妙なバランスの総括を書くか迷うけど、さすがに全部の企画を見てから書こうと思います…。ちなみに、チーム分けはスタッフさんが数時間かけて行ったらしいのですが(いつもなら、くじ引きなのですが、企画の関係が大きいのかなぁと思ったり…)、チーム名はメンバーが考えたとのこと。

チーム「天才肌ツルッ!」は河西さん考案。それに対して「厨二病じゃん」と重めのツッコミを入れる新沼さん。結構、辛辣よね。んでもってチーム名の由来を語る河西さん「…真琳様がいるから、天才かなって」…まさかの先輩二人をガン無視というね(笑)そこですかさずフォローを入れるのが真琳様の天才性。「秋山さんはダンスの天才、小野さんは笑顔の天才…」と先輩を引き立てたところで、秋山さんが河西さんを指しながら

 

「カウボーイの天才!」

 

…カウボーイの天才とは?

いや、テンガロンハットを被ってただけなのですが、これを後々までキャラとして使っていく結心氏、なかなかの強者です。

ただこの “カウボーイゆうみ” 、キャラとして一つ持っといていいと思うんですよねぇ。ちょけてる感じ、少年っぽい感じが出てて、いいと思うんだけどなぁ。ワンコーナー、これでやってくれないかなぁ。

 

チーム「P推し」は、新沼さんが命名。理由は「番組のプロデューサーがりこちゃん推しだから、私たちが好きなんじゃないかなって」。

それに対して、秋山さんの「お姉さんたち、媚び売ってません?」、岸本さん「るのちゃん、頑張るんやで」の大阪組のツッコミと親心が良い感じ。そして新沼さん、ぶっ込みすぎ。いいぞ、もっとやって。

 

最後となったチーム「ギャップ」。

名前を聞いた瞬間に谷本さんと秋山さんが「服屋さん?」とツッコミを即座に入れていたのが面白い。このチーム分け、席順もあるかもだけど、躊躇なく突っ込める谷本さんと秋山さんをバラバラに配置しているのが機能しているのが面白さの一つの要因だと思うんですよ。(多分、岸本さんが入るとすればこの二人とは別グループになったんだろうなぁ、とも。)

ちなみに、命名したのは今をときめく八木さん。曰く、「浅倉さんは見た目と学力のギャップ」「小野田さんは見た目と中身のガサツさとのギャップ」、自分はというと「加入当初と現在とのギャップ」と説明。サラッと自分だけ良いように言ってるのが面白い。そして岸本さんのナレーション「チーム内にギャップがあるように感じるのですが大丈夫なんでしょうか?」で上手く落ちるこの流れ、バラエティとして完璧すぎます。

にしても、浅倉さんですよ。

前々から、学力が芳しくないことはまあまあ知られていたのですが、後輩にイジられるまでそのことを認めてるのが結構な驚き。いや、元からイジられるのは気にしない人だとは思ってたんです。苦手、というか返し方が分からなかったというのはあると思うんですけど、そんなに許してるの!?みたいな。「なんか、そうみたいなの…」って、言ってるのが、新鮮。いやぁ、浅倉さん、まだまだ伸びますなぁ。

(ちなみに、浅倉さん。この後もクラーク博士の名言は?というところでも学力でいじられます。ガンガンやっていこう。どんどん、アクを出していこう。)

 

そんな三者三様のチームで行う初めのコーナーは「食レポ一言目パンチライン選手権」。

まずはチーム「天才肌ツルッ!」から。

小野さんはトロを食べて「トロトロになっちゃう」と、まあ、普通。いや、ちゃんと食リポは出来てましたけどね。

続いて福田さん。雑に「はい、宝石みたいですね〜」とかましたあと(おそらく、ここで言っておかないと秋山さんか谷本さんが「味の宝石箱やー」と本気で言いかねないから…と考えたかどうかは微妙ですが、サラッと言えるのが天才肌?)、あっさりと「まるで海の運動会や」と決めました。そつなくこなします。

そして、秋山さん…は「まおぴん劇場」ともいうべき、長尺のコメント。まず、海鮮丼を嗅いで一言目が「醤油の香りがします」、続いて「サーモンが好きなんで」って箸で取ろうとするもののなかなか取れず周りから「焦らすねえ」って言われれば「焦らすの大好き❤」と返し、そのノリのまま口に運ぶか運ばないかでさらに焦らし、そこまできて食べて一言目…

 

「結婚しよ❤️」

 

という、美味しいのかどうか全く伝わらない面白い「まおぴん劇場」。途中の「焦らすの大好き❤」とかもそうですけど、意外とオマセな発言すること多くないですか、秋山さん。よくよく聴くと、ギリギリセーフな発言が少なくないような気がします。

そして、このチームの本気こと、河西さん。食べてからの一言で、カウボーイの縄を投げるモーションから大声で「美味〜!」と叫ぶと言う、まんまハンバーグ師匠のネタでしたが(それをしっかりナレーションで突っ込まれる)、個人的にはかなり好きです。貫いてほしいですね、この姿勢。

続いて、チーム「ギャップ」。

八木さんから、最近美味しさに気づいたホタテを食べて「掘っ立て小屋に住む(余地のないくらい)貝界の貴族です!」という、ダジャレで勝負。勝負したのですが、海鮮丼を食べる際に箸に付いたイクラが絶妙に気になる位置にあって、他のメンバーがコメントを聞いてないという事態に。まあ、コメントもお世辞にも上手いとは言えなかったので結果オーライ、ということで。

続いて、小野田さん。「これぞまさに海鮮の原点!」とコメントは早々に切り上げて、顔面で切り抜けます。そして長い。岸本さんが映るはずだった時間が全部ここに持ってかれてるんじゃないかってくらい、長い。ナレーションでも「2022年のつばきファクトリーを “顔面だけ” で引っ張ってくれています!」と言われる始末。いいぞ、小野田紗栞さん。

(ちなみに地味な見どころは、レンゲで丼を食べるときの一掬いの量。多い。後から同じ丼を食べる谷本さんと比べても、一口の量が多い。)

このチームのトリは、浅倉さん。トロを食べて、「樹々とろけちゃう」と、まさかの小野さんへの被せ。これには小野さんも一言「パクリだなぁ」とボソッとツッコミ。

ただなぁ…、浅倉さんがなぁ…、めちゃくちゃ可愛いんですよ…!なんでしょう…。浅倉さんがこの手の感じで本気出すと、破壊力がすごい。というか、今まで顔で持っていくとか、あざといで持っていくとかやらなかったのに、なんの心境の変化があったのか、メチャクチャ出してくるのがいい感じ。樹々ちゃん可愛いの無双時代。下手したら、小野田さん霞むのではないか?

(それこそ、ピンクを受け入れ始めたことも関係していたりして。)

ラストはチーム「P推し」。

豫風さんは、初めてのウニを食べて一言「めっちゃおいしくて、まるでつばきファクトリーや!」と関西弁で。そう、しれっと関西弁。それに対してメンバー「つばきファクトリーも美味しいもんね」とのこと。どういうこと?

続く新沼さん。カニの四色丼(本当に、カニが好きなんだなぁ)を食べて「(このカニの四色丼、いろんなカニが入ってるんですけど)それぞれの美味しさに、挟み撃ちにされちゃった!」と、なかなかのパンチラインを繰り出しました。というか、この手の企画、実は新沼さんは得意ですよね。その後の仕草も可愛くて素敵。(と、言いつつ、一番好きな瞬間は食べた直後の「ヴッ」って言う、声なのか音なのかわからないリアクション。めちゃくちゃ可愛い。)

そして、谷本さん。一番お高いウニいくら丼を食べてまずリアクションを長く取り、(すんごいどうでもいい話なのだけれど、谷本さんがとった一口食べてから頭を回すと言うリアクション。あれ、「ハロモニ」のヨネスケさんの回で当時のモーニング娘。のメンバーが教わった技術の一つなのだけれど、誰か気づいている人いるのだろうか…。どことなく、そのタイミングのBGMが「ハロモニ」ぽいなぁとは思ったのだけれど。一応、YouTubeにあったりします。もちろん、違法ですが…。)「ウニの柔らかさと、イクラのプチプチで」と、結構いい線いってる!と思わせといて「口の中が…、ハーモニーが奏でられているよ〜」と、まさかの不時着って言う「あんみぃ劇場」。なーんで、そこまで間を空けて、なかなかいい前振りまでして、なーんで最後の最後で不時着するのか。さすが、谷本安美。計算かどうかわからないところが良いですよね。

(「あんみぃ劇場」といえば、この企画に入る前。一番高い「ウニいくら丼」を頼んだ小野田さんと谷本さんがイジられる流れで、谷本さんが白々しく弁明しているのがめちゃくちゃ面白かったです。その後で、小野田さんが小野さんに頼んでいいか確認していたのを暴露されて顔を真っ赤にしていたのも良かった。しっかりしてるのよ、小野田紗栞って。)

ラストは、リーダー山岸理子さん。海鮮丼を食べて一言「(美味しすぎて)私も一緒に泳ぎたい!」という完璧なパンチライン。思わず谷本さんとハイタッチする出来。

 

…と、まあ、ご覧の通りのチーム「P推し」の圧勝。もちろん山岸さんがすばらしいのですが、新沼さんも擁していたのが大きかったですね。そして、ようやく朝ごはん。ナレーションでも「みんなクリティカルヒットやったよ!」と例えで締めていたのも良い感じ。

 

このあとは場所を移動し、続いての対決は「オリジナルPV対決!」。

この企画ね…。実は、企画要望の時に送ってて…。

ただ、時期的に採用されたわけではないと思うんです。何故なら送ったのが期日のかなりギリギリだったから。なんですけど、実際にやっていただけたら、嬉しいものですね!

もともと頭にあったのは「SMAP×SMAP」のメンバー同士で撮るMV企画。「Let It Be」だと思うのだけれど、コレ、つばきファクトリーでも成立するなぁと思ってて…。というのも、DVDマガジンでのメンバープロデュース企画がどれも秀逸で!この感じだったら出来るんじゃない?というわけで、送ったのですが…かなりの高水準で帰ってきて驚きました…!

 

まず、チーム「P推し」は王道アイドル路線。動画が公開された当初、新沼さんが主導でやったのかなぁと思ったら、なんと豫風さん。正確に言うと、豫風さんが提案したのを三人がキャッチアップしてすぐに行動に移した感じ。ここの数十秒くらいの流れがホントカッコいい。(地味に谷本さんがパンツのポッケに手を入れて歩いてるのもカッコいい。去年の武道館のピンク衣装もだけど、あんみぃのパンツ姿、かなり好きなんだよなぁ…)あと、全体的に若さのまま暴れ回る豫風さんを遊ばせつつ、必要なところで合流させるお姉さん方のコントロール術が絶妙。適度に暴れ回らせておくのが吉なのかも。

 

 

一方、チーム「ギャップ」は小野田さんがグイグイ引っ張って行きました(笑)まあ、これは予想通り。なんなら、このためにこの3人にしたんじゃないかってくらい。小野田さん、人をまとめるのは苦手ではないんですけど、かといって進んで人を引っ張るタイプでもないと思うんです。ただ、浅倉さんと八木さんだったら、「私が引っ張らなきゃ!」と言う気持ちが強く出て、かつ二人も信頼を置いてるからガシガシ進んでいくっていうこの化学反応。

まず、八木さんに一回即興でバレエを踊らせておいて横でただステップを踏むさおききコンビって言う、絵面だけでも面白いカットを残しているのが有能。そして、本編もキチンと面白い。普段から、鏡をみて自分の顔の見せ方を研究しているだけある。なんというか、“コメディエンヌ” なんですよ、しっかり。『時効警察』のときの麻生久美子さんみたいな、表情の絶妙さ。『時効警察』のパロディコントは難しいとは思うんですけど、コメディエンヌ小野田紗栞、もっと楽しみたいなぁ…。多分、台本があった方が強いタイプだと思うんですよね。というか、今回のPVでは一から作ってるからなぁ、実際。コメディエンヌ小野田紗栞に期待しかない。

 

 

ラストは「天才肌ツルッ!」。これも思った通りの秋山さん主導。というより、このPV対決用に参謀となりそうなメンバー、新沼さん、小野田さん、秋山さんを分散させたという方があってるのかも。まぁ、その考察はよしとして。

そのあと、小野さんが乗っかりながら、凄まじい勢いで撮影をして完成したのがカット数の多い作品…なのだけれど、実はコレが「ワンカット撮影」へのルール違反というオチ。しかも、最年少の豫風さんが「コマ撮り〜」と「どんだけ〜」のテンションで指摘されるっていう。まあ、短時間だからワンカットで、ということだったと思うんですけど、細かくシーンを撮って編集で完成出来たのは秋山さんのアイデア量の多さと構成力の賜物だと思うので、これからも磨いてほしいな、と。(そういえば、映画鑑賞好きなんですよね、秋山さん。その成果も出たのかもなあ。)(あと、アイデア量の多さでいうと、秋山さんの即興での振りって、リズムを捉えてる時と、メロディーを捉えている時と、歌詞を捉えてる時とが、シームレスに繋がっているのが印象的なんですよねぇ。それらが、最終的に “量” につながっているイメージ。)

 

 

結果は、チーム「ギャップ」の勝利。まあ、僕自身は、全員のツイートにいいねするって言う使えないファンをやっていたのですが、これは納得の結果だと思います。だって、面白いもん。

 

ラストは、オフショット。全部微笑ましいのですが一番は山岸さんと豫風さんのコンビ。動画を撮る谷本さんに「何歳差?」と聞かれて「5歳差」と嘘をつくるのちゃん、さらに「私が年上!」と言って山岸さんをツンツンするるのちゃん、とにかくずっと可愛いるのちゃんとそれを黙って見守るリーダーとあんみぃっていう構図が平和すぎる。

そして、次回は後半戦。せっかく副音声が岸本さんなのに、番組配信勢なので聴けないのが不徳の致すところ…。きしもんファンなのに、だいぶ悔しいぞ!ナレーションが素晴らしいぶん、悔しさも倍増なんだよなぁ…。意外と難しいんですよ?説明したり、突っ込んだり、自分の感想言ったり、余裕を持って時間内に的確なコメント残したり、というのは。だからこそ、副音声が気になるんですよぉ!もー、このケーブルテレビを恨む日々。ケーブルテレビだと契約してもBSスカパーが映らないの、何かしらのトラップだよ…。何か、救済策はないのか!(悲痛な叫び)