さしもしらじな

アイドル系のデトックス諸々

卓偉とつばきの絆 Feat.行くぜ!つばきファクトリー-行くぜ!つばきファクトリー#32

 

中島卓偉といえばつばきファクトリーつばきファクトリーといえば中島卓偉…というのは些か言い過ぎではあるけれど、しかし「ハロプロ=つんく」というイメージが強いなかで、これだけグループと作曲者が結びついているのもなかなか珍しいパターンなのではないかと思う。

そんな中島卓偉さんが今回のゲスト。色々な裏話を聴きながらつばきファクトリーとの歴史を紐解いていく。まずはこの曲。

 

 

泣く子も黙る弩級のファンキーチューン「就活センセーション」。そもそもこんな絵に描いたようなギターリフの王道ファンク自体、ニッポンではSMAPの「たぶんオーライ」くらいしかアイドルソングとしては存在しないのに、そこに “就活” までかけてしまうという魔改造ソング…そしてそんな曲が日本レコード大賞最優秀新人賞の場で披露されるんだから、いやはやわからないもんですねぇ…。

ちなみにこの時、TBS の安住紳一郎さんが泣いたことはあまりにも有名。

 

 

ただ本人たちとしては「まさか本当にリクルートスーツを着るとは…」「MVではともかく、授賞式でも着るとは思わなかった…」とのこと。一方、岸本ゆめのは「反対に目立って美味しい!」と思っていた…というのは欲しがりさんの発言。コメンタリーで自分の発言に突っ込んでいくスタイル、結構好き。

ただ、岸本ゆめのがこの曲を気に入ってることは明白で最近のインタビューでも好きな曲を真っ先に挙げていたりするし、ここでもいい思い出の一つとして語っていたりする。

 

(14:00〜)

 

あと、卓偉さんのコーラス動画があったり…掘れば色々出てくるアップフロントYouTubeチャンネル。どっかにMV撮影がめちゃくちゃ集合早かったって話もあったと思うんだよなぁ…ただ、まおぴんが遅刻していたのは初情報。

 

そしてそんな一曲目に続いて二曲目にくるのがつばきファクトリーの定番曲中の定番曲「今夜だけ浮かれたかった」。

 

 

この曲の裏話はこのメンバーの回で存分に聴けます。

 

(24:20〜)

 

ちょっと話の切り口は違いますが、内容としてはそんなに変わらない感じ?意外とこういう楽曲制作の秘話みたいなことは語られないのでそれを含めて面白いエピソード。

あと、コメンタリーで岸本ゆめのが言っていた「この曲 “こそ” 私と卓偉さんを繋ぐ曲」と言っていたのはたぶんこの動画のこと。

 

https://youtu.be/5lpp_Y5H6sg

 

ちなみにこの動画のことは去年の12月にラジオで中島卓偉さんと共演した時にも触れられていて、そのとき話題に出した時は「この動画の存在が良いか悪いかは置いといて、この動画きっかけで共演を望む声が多い」とのこと。うん、僕もしてほしい!

そしてこの曲の中島卓偉さん本人によるセルフカバーバージョンは「アドレナリン・ダメ」がオリコンウィークリーチャート1位をとった日に上がっていたりします。めちゃくちゃカッコいいので見て!

 

 

他にも八木さんが言っていたように『真夜中でハロー』に取り上げられていたりと何かと代名詞として扱われることの多い一曲。ちなみにみんなが大好きなリーダー山岸理子のレコーディング映像も残っていたりします。

 

(40:20〜)

 

そしたらさ、それをマネしてる新沼希空っていう動画が出てきました。リーダーのこと、どんだけ好きやねんこのグループ。

 

(01:09〜)

 

続いて三曲目に紹介されたのが「My Darling 〜Do you love me?〜」。今回大きく取り上げられたなかでは唯一シングルではない楽曲ですね。

 

 

まず、この曲が男性目線で作られていたことが語られたのですが…なんと中島卓偉さんがすっかり忘れているという事態。まぁ、たくさんの名曲を書きあげているんだから忘れるのも無理ないよなぁって思いつつ、小野瑞歩さんをはじめ、リトルキャメリアン含めてメンバーがしっかりと中島さんのライブバージョンを見ているということが分かったのも大きな収穫。

 

(19:54〜)

 

ちなみに僕も「バイバイ “ブー” 」ってなんなんだろう?って思ってて “ブルー” とわかったとき、長年の謎が解けてガッツポーズしてました。

またこの曲のパフォーマンスや振り付けの裏話などはこのメンバーの tiny tiny で語られているので、合わせてどうぞ。

 

(17:37〜)

 

にしても、掘れば出てくる tiny tiny、 色々とすごいな…やっぱ復活させません?

 

そしてラスト、つばきファクトリー初のオリコン1位、そして中島卓偉さんが作曲した楽曲としても初の1位を獲得した「アドレナリン・ダメ」!

 

 

この曲に関しては書いた本人もできた瞬間にかなり手応えがあったそう…流石に1位獲るまでは言えなかったそうですが。

そんな楽曲の初披露は2回目の武道館、目玉の一つと言える通称 “アクトレスメドレー” のラストに披露されるという挑戦的な曲順で観客全員に「?」という印象を与えたあと、その直後にMVが公開されるというスピード感…そしてその勢いのまま自身最速で100万回再生に到達し、現在まで駆け抜け続ける恐ろしい楽曲でもある。

 

 

また発売日にはお祝いとして(?)中島卓偉さんによるセルフカバーバージョンも上げられました。これまたかっこいいから見て!

 

 

因みに、あまりにも評判がいいので、本来ならば春ツアー【PARADE】のセトリにはなかったのだけれど、急遽加えられるようになったという逸話まであります。いやぁすげぇ曲だな「アドレナリン・ダメ」。

 

さて、このようにさまざまな楽曲を提供してくださった中島卓偉さんですが、小野田さんが「次、つばきファクトリーに提供するならどんな曲になりますか?」という質問に対しては「どんな曲でも書く」とのこと。ここで引き合いに出されたのは前回の児玉雨子さんも話題に出した「マサユメ」。

 

(2:00〜)

 

当時の卓偉さんとしてはつばきファクトリーにアップテンポの16ビートの楽曲があればいいのに…と思っていたそうで、この曲でようやくアップテンポの楽曲を提供することができてこれ以降、どんな曲でも書けると思ったそう。

因みに、前回の雨子さんは「武道館のラスト、アルバムにぬるっと入っていたこの曲でライブを締めるの⁉︎」というところで印象に残っているそう。そんなこの曲、二回目の武道館のオープニング曲になったり、6周年記念ライブ【Moment】のオープニング曲になったりと節目節目に重用される楽曲に成長していたりします。

 

 

…こう見ていくと、中島卓偉さんとつばきファクトリーの絆はやっぱ濃ゆいなぁ。それはもちろん最新シングルに収録された「君と僕の絆 Feat. KIKI」でもそう。

 

 

いつか、中島卓偉×つばきファクトリーのライブ実現すると信じてます!

 

あと、中島卓偉さんの最新作、『BIG SUNSHINE』もよろしくお願いします!

 

 

そして、サンキュー卓偉!

 

P.S. さて、今回のコメンタリーは岸本ゆめのだったのですが、マジでラフすぎて面白すぎた。半分くらいは本編と関係ない内容で、それでいてぽつぽつと本編の重要な補足もするっていう…まったく面白かったなぁ…!