【当てはめる】シリーズの最終地点。今回は掴みどころのないリーダー、山岸理子。
…というかこのシリーズも間隔が空いてしまったなぁ…。
1. And I Love Her / The Beatles
2. 極まる / 東京事変
3. 美貌の罠 / Original Love
4. ダイナマイト / SMAP
5. 甘やかな身体 / キリンジ
6. 虎を放つ / GRAPEVINE
7. タイムマシン / フジファブリック
8. BEST FRIEND / SMAP
9. Funny Bunny / the pillows
10. 涙は悲しさだけで、出来てるんじゃない / MOONRIDERS
特に何も考えずに最初並べていたのだけれど、はじめに完成した段階で1曲目から5曲目までが “フィジカルサイド” 、6曲目から10曲目までが “メンタルサイド” という感じで、心と体が分かれたのでそのままそれを残した形。
ただアップテンポの曲が「美貌の罠」と「ダイナマイト」の2曲しかないので、これをなるたけ3曲目あたりに固めることだけはこだわったかな…。結果「And I Love Her」から始まるという面白い形に。
後半戦は「Funny Bunny」を9曲目に持ってくるくらいかな…ここに入るのがエモい感じがするかなぁと。
で、ラストの「涙は悲しさだけで、出来てるんじゃない」。これは「虎を放つ」に引きずられて選んだのだけれど…「涙は悲しさだけで、出来てるんじゃない」っていう、少し強気な感じがリンクする気がするんですよねぇ…。あと、この曲 “ビートリー” なんですよ。まあ、「And I Love Her」他はそんなに曲調似てないんですけど、“フィジカル” と “メンタル” で分かれてはいるのだけれど、実はこんな感じで一体感を持たせていますよ〜というアピール。
で、百人一首…
嘆けとて 月やはものを 思はする
かこち顔なる わが涙かな
…まさかの西行っていうね。
いや、てっきり?というか絶対?女性歌人になると思ったんですよ。いや、するつもりだった。で、やっぱり “涙” というキーワードも入れたい… “濡れる” とか “露” とかの関連ワードでも良いのだけれど、そういうのが入って…って考えていたのだけれど。
まさかの西行。
マジで?という感じなのだけれど、うーん。これがしっくり来たんだよなぁ。いろいろ調べると “月前の恋” という題で読まれた句らしい。涙が流れるのを月のせいにしてるけどそうじゃない、自分の心からだよね…みたいな意味らしいのだけれど、それをさらに客観的に見て詠んでいるお前は誰なんだって感じもする。このつかみどころのなさよ…。
そう言えば、MOONRIDERS には「涙はオレのもの」なんて曲もあったなぁ…。そんな感覚なんかなぁ…。そういう感覚をリーダーから感じてるのかも。