さしもしらじな

アイドル系のデトックス諸々

最強さにこ伝説!!!-行くぜ!つばきファクトリー#63

 

 

一年ぶりのさにこ企画!!!

 

困った時のさにこ企画!?

(そんなことはない)

 

 

 

(去年のさにこ企画。毎夏やって欲しいわ。)

 

 

という訳で、さにこ回なのでさにこの話を…と行きたいところなのだけれど、個人的には谷本さんの話がしたいんですよ。

 

なんというか、この回でリーダーとしての谷本さんの立ち位置がハッキリした気がしていて。

時間軸を少し戻します。

 

 

 

この回以前にも谷本さんが司会の回はあったと思うのだけれど、ちゃんと司会を任されたのはたぶんこの回。シーズン4までは、シーズン1ではほぼほぼ岸本さん、シーズン2からは各メンバーが持ち回りしながらも山岸さんがだんだんMCをするようになってきたのだけれど、シーズン5の様々な試行錯誤の結果、谷本MC体制が出来上がる訳ですよ。

 

 

本人としては、「やりたくない」とこの回ではっきり言っているのだけれど、実際にその立場に就くとかなりちゃんとやるんですよ。というか谷本さん、方向性が違っているだけで、かなり真面目ではあるんですよ、根は。

例えば、【タニモト・ガールズ・コレクション】の各メンバーへのプロデュースのガチさであったり…

 

 

パフォーマンス面でも、少しずつだけれど、向上していって自分の武器を獲得しに行っていたりする。

 

 

(今年も「でも…いいよ」の季節が来たなぁ)

 

谷本さんの苦手意識と、それでいてそれを克服する力ってのは飄々としながらもちゃんとある気がしていて、その一つの成果がこの回で出ている気がしたのです。

 

一つ前の回でも話したのだけれど、今の行くぜ!つばきファクトリーって基本フォーマットはシーズン1に近いのです。

 

 

ちょうど、谷本さんが岸本さんの位置にいて、すでにグルーヴが出来ている さにこ・リトキャメに しんじんず(仮)の3人が新しく入ってる形。これ、面白いのが、メンバーが抜けても面白さは変わらない…寧ろ “濃く” なっていった一方で、新しくメンバーが入った時に関係性がリセットされたように感じられるところ。

この現象にたぶんスタッフ陣も色々と試行錯誤をしているように見えて、そんな中で谷本MC体制を一旦、完成させようとしているのでは?と思うところも感じる。

 

ここら辺のパッケージを完成させるという点はシーズン6開始の時点ですでに始まっていて、新沼さんがリーダーとしていたけれど、司会は谷本さんに固定で進めていたところにも意図が顕著な気がする。

 

 

そんななか、谷本さんが司会として目指している像として見えるのは “自分じゃなくて他のメンバーを目立たせよう” という気概。そしてそれを意図的にやっているのではないかな、と感じる。そしてそれは、パネラーとして座っているとは全然違うマインドのように思う。

(たぶん、初期の岸本さんからもそんなマインドを感じたし、そんな岸本さん山岸さんのMCを見てきたからこそ、安定感のある番組運びができているようにも思える。)

そう考えると、新沼さんは「そのままで大丈夫」と話していたけれど、谷本さんは意外と「こう決めたらこう!」みたいなところも少ないので、そういうことを意図して話したのかな…と思うくらいには変わり始めてると思うんだよなぁ…ただその一方で、今は さにこも居るし、リトキャメ も居るので、ちゃんと頼る時は頼りながら、でも変わってるのが良いなぁと。

だんだんと自分ファーストではなくなって、リーダーであり司会だから、自分が目立つのではなくてメンバーを引き立たせる、そんな立ち位置に行きたいのかなぁと、さにこが入場してきた時に全力で花吹雪を散らしているのを見ながら思ってましたね。

 

 

そんな、華々しく迎えられた さにこはなかなかの貫禄。というか、さにこはコンテンツとして完成されすぎているのよ…。リトキャメ、しんじんず(仮)の挨拶を審査する時にそれぞれ、ニッコニコ担当、かわいい担当、パフォーマンス担当と割り振られているのも分かりやすくて良かったんだよなぁ…。

まぁでも、その中でも一番キーワードだなぁって思ったのは秋山さんの「つまんない」だと思うんですよ。リトキャメのパフォーマンスに対する評価だったのだけれど、リトキャメの挨拶って、確かにカッコいいし、スタイリッシュだったのだけれど「つまんない」っていうのがめちゃくちゃわかるんですよ。反対にいうと、秋山さんがつまらなくならないようにどれだけ動き回っているか、という話にもなるのだけれど。

 

 

この回でもポロッと漏らしたのだけれど、ちゃんと撮れ高を気にして生きてるのが秋山さんというのは評価されても良いと思う。そしてそれがリトキャメに対する「つまんな」の一言に込められている気がして、さにこの芯みたいなのを感じたのよね…

そんな3人なのだけれど、後半の接待ゴルフゾーンでも三者三様の対応していたのが面白くて。

小野田さんは受け止めてはいるけど軽く流してるし、秋山さんは途中まで気づいてないし、極めつけの小野さんは気づいていながらそのまま接待されに行って気持ちよくなってるの、ほんと好き。

というより、最近小野さんがガンガン前に出ている感じ良いのよね…ガチファンの土居さんが入ったことで自信が付いたからか分からないのだけれど、イケイケドンドンな感じがだんだん大きくなっている気がする。

そんなさにこに憧れている(設定)のリトキャメの茶番のうまさよ。やろうと思えばやれる接待が面白すぎる。明らかに過剰だもの、福田真琳。意外と上手い豫風さん。ちゃんと接待の加減を調整…しつつも推しの小野田紗栞さんに甘すぎる八木さん。実は平常運転の河西さん。しんじんず(仮)入ってから、個性が強くなってるなぁ、なんか。

それに比べたらまだまだ辿々しい、しんじんず(仮)…

あのさ、話は変わるのだけれど…

 

 

“しんじんず” って結構良くない?

 

 

なんというか、秋山さんの「つまんない」をすり抜けている感じがするし、かなり期待できるのよね…Rakky⭐︎、さにこ、リトキャメ…に続く名前として。にしてもこの期ごとのネームのバラバラ具合、本当にいいよな…楽しみでしかない。

 

 

石井さんのカッスカスの声もこれはこれで面白いし、土居さんのまだまだ上手くない “よいしょ” も良い感じ。

ただそんななかで、村田さんの思い切りのいい接待よ…ほんと、行くつば名場面に加えて欲しい、あのダンクシュート。一瞬、何が起こったのかわからなかったもの。そして、腹抱えて苦しそうに笑う小野田さんが本当に好き。

あと、八木栞のコメンタリーも面白かったんだよなぁ…番組に対する反省と感想、そして福田真琳へのダメ出し…やっぱ60try部の影響もあるのか、八木栞の成長具合が著しいのよね、最近。

 

そんな、さにこ回!

ハズレようがない回ではあるのだけれど、ちゃんと番組全体フォーマットを更新しつつ、谷本さんのリーダー・司会の立ち位置の確立も感じる回にもなっていて、じわじわと番組の道のりが去来する渋い回でもあった…。これも、長年続けてるこそだな。