さしもしらじな

アイドル系のデトックス諸々

Hello! Project 研修生発表会「ホトトギス」

 

いやぁ…長かった。

 

 

【灼熱】後、そのままの勢いで大阪に行くつもりだったのだけれど、台風で中止。無念も無念、初の凱旋だったもの…。オノレ、サンサン、許さんさん。

 

 

と、そんな気分も束の間、その金曜日には「おもカワ」の事前特番があり…

 

 

更に、毎月恒例になっている新譜リリースで一気に心を持ち直す…いやぁ、この気持ちの乱高下よ。

 

 

 

わせわ!

 

 

と、言ったところで、このニュースよ。

 

 

 

 

この行動力よ、本当に。

因みに、同日にアプガ(2)の鍛治島さんも路上ライブしていたらしく、そこに便乗する形だったのでは…?と言う予測。

 

 

そんな2人は言葉通り “仲良く” おもカワに出演。

なんと言うか…入場時からトーナメント選ぶ時の間、ずーーーーーーーーーーーーーーーーっといちゃついてた。「最近、仲良いんです🩷」そのままの関係性。すーぐ、人と仲良くする。岸本さんの人たらし!!!

 

 

そんな2人の大喜利対決はどちらも手数の乱打戦で大変見応えがあった…なんなら対決の中で一番迫力があって、判定にもつれ込んだ結果、鍛治島さんが勝ったのだけれど、その差は本当に僅差だったと思う。

このゆめかじぃの大喜利乱打戦、パッパさっさとコンテンツ化しないですか…

 

 

(ねじ込んでみる。というか、この回も面白いから聴いて。いや、いつも面白いけれど。)

 

と言うのを経ての今日…

 

 

いやぁ…

 

 

岸本ゆめのさんが、岸本ゆめのさんしてた…

 

 

そりゃ、そうだろって話なんだけどさ…

 

いやぁ…ねぇ?

 

 

初手「君の登場」から始まって、そこから「一尺玉でぶっ放せ!」、そしてロージークロニクルの「未来ハジマリ」と続くわけじゃないですか…

 

「いや、これ相当なアウェイなんじゃね?」とこの時に気づく(笑)

 

で、また研修生発表会って場所に初めて入ったからってのもあるのだけれど、なんか緊張感が独特なのよね。一応、「研修生」と括られてはいるのだけれど、同じグループのメンバーって訳ではないから “仲間感” があるわけではないんですよ。どちらかといえば “ライバル” に近いし、ファン同士もどこか馴れ合いがない感じ。その一方で、ロージークロニクルはロージークロニクルで「いつデビューするの?」という緊張感もある。そんな中でパフォーマンスをしていくのだけれど、一体感に多少のバラツキがあると言うか、(まぁ、つばきの現場が非常にうるさいと言うのもあるけれど)各々が各々で応援している感触というのがあるのですよ。

 

…これは、アウェイだなぁと。

 

まぁ、反対にいえば一体感にバラツキがあるからこそ、そこを縫って自分を提示すると言うことも可能なのだろうけれど…

 

ふつう弾き語りと言う選択肢をとるか?

 

これはもうね…小関さんと綺麗に対照的だったんですよ。非常にハロプロの王道的に盛り上げるし、楽曲もキチンとカントリーガールズの曲を持ってくると言う、非常にベーシックでベターな手段ですよ。こうなのよ。

 

 

楽曲の作りからして、王道中の王道。コールもこれでもかってくらい入れれるし、一体感あるし。

で、きちんと「浮気なハニーパイ」やるし。

 

 

MCもほんとに「もっと声出してくださいね!」とかね…ちゃんとしてますわな。

 

 

 

引き換え、うちの岸本さんですよ…

 

 

 

 

まぁ、ソロ曲をやるだろうと言うことは、まぁ、小関さんからの流れ的に分かってましたよ。

 

ギター抱えてやるとは思わないじゃない?

 

でさ…音源バックのギターバージョンやるとは思わないじゃない?

 

今日、初めて岸本ゆめのさんのパフォーマンス見た方は「あれ?いつもあのスタイルでやってるのかな?」とか思うじゃない?

 

音源をバックにして、そこにギターとボーカルを乗せるスタイルでやるの初よ?

そんな挑戦的なこと、ここで初めてやる?

いや、ここだからやったのか!?

いや、いずれにしても異質すぎる…異彩すぎる…

 

ただ、なんだろう…ものにはしてたんだよなぁ…いや、分からん。ただ夜公演リラックスしていて、岸本さんにしてはたいへん珍しくリズムが走っていたのだけれど、感情が乗りすぎてるくらい乗りすぎていて、なんらかの好感触があったことは確かなんだよなぁ…てか、今日、たぶん頗る好調だったのでは?とは思う。

そんな「なぐさめないで 」の後、MC。

 

「声を上げれないタイプのライブでごめんね〜。この後のライブに取っておいてね〜」(ニュアンス)

 

あの煽りのプロがこんなこと言うくらいには、アイドル時代とは違う異質な空間を作り上げたわけだ。まさしく、アイドルからアーティストへのグラデーションの最中と言った感じ。そしてそれに笑って答える観客たちも温かくて好き。改めて書くと、すげぇ空間だよ、アレは。

 

(本域の岸本さんの煽りです)

 

そして更なるサプライズ。

昼夜回替わり。

 

ウソでしょ!?

 

まぁ、この後が本当の弾き語りだったと言うのもあるのだろうけれど…

 

 

ウソでしょ!?

 

 

そしてそのうちの一曲は「イチ、ミマン」。

自作曲で来たんか…この覚悟よ。

正真正銘の真剣勝負よ。

 

 

 

 

未音源化でもこれをやりたいというのが岸本さんの意志なんだな!!!やっぱカッコいいぜ!!!岸本ゆめのさん!!!

 

となっていたら夜公演「BLUEMOON BLUES」に回替わりですよ!!!!!

 

 

うおおおおおおおおい!!!

 

 

うおおおおおおおおい!!!

 

 

うおおおおおおおおい!!!

 

 

 

 

ソロデビュー曲まで歌ってしまう、この感じ。

 

いやさ、【イチ、ミマン】でも、7月のファンクラブイベントでも、路上ライブでもやってたのだけれど、だんだん上手くなってる…と言うか、説得力が上がっていくのよ…ホントに…聴くたびに進化しているのがすごい…

 

ただ、今回は「イチ、ミマン」だったかな、ベストパフォーマンスは。あの曲の聞き入り度合いはほんとに凄かった…なんか、会場全体が飲まれてた感じがあったもの…いや、もしかしたら贔屓かもしれないけれど。でも、そのくらいの魔力があの曲にはあったんだよなぁ…凄い引力。

(すんごくどうでも良いけど、「イチ、ミマン」終わりに岸本さんへ起こったコールが「ゆめのさん!!!」で、「あ、岸本さんのガチのファンだ!」と思って続けて「ゆめのさん!!!」て叫べたの、良かったな…)

 

 

…なんか、すっごくセトリを飛ばしてしまったのだけれど、そういえば研修生の楽曲ほぼほぼ知らないと言うことに気づき、まぁ、ほとんど覚えてないと言うのもある。研修生の名前もちゃんとは覚えてないし…(ロージークロニクルも新メンバーの名前が危ない)

そんな中で「恋したい新党」の、音源でラップが流れているなかひたすら研修先が踊っているあの空間はなんなのだろうか…さすがに魔境すぎる…これが研修生発表会か!!!

あとは「おへその国からこんにちは」。これは【可惜夜】でも聴いてるし、知ってる曲…ただ、こう、研修生の現場で聴くからある良さがあるなぁと。うん。歌う年齢によって響くものって変わってくるんですね…!

 

MCコーナーの「プロフィールジェスチャーゲームー」もなかなか良かった…と言うかFCイベントのノリがガチライブの間に挟まってくるの、なんか新鮮。あと、まことさんの的を得ているような、いないような、的を射る気が無いようなあるような感想もなんかツボだった。終始ふわふわしてだけど。いや、ふわふわすぎる。

 

そこからパフォーマンスに戻って「トワイライト・ブルー」…こんな曲もあるのか研修生…なんと言うか、今回珍しくセットリストが研修生研修生していたらしく、こんな曲もあるのかぁ!の連続だったんだよなぁ…。良い曲。

 

で、ロージークロニクルの「CHO ちょこっとロッケンロール」。ロージークロニクルさん、すでに完成されているところが大きくて、事務所としても方向性をどうしようか迷っていそうだなぁとは思う。まぁ、デビュー時期を早くしてほしい気持ちは分かりつつも、より強固な方向性を探っているんだろうなぁ…故の楽しみってのは外野の意見。

 

そして、ゲストと研修生のコラボコーナー…小関さんが出てきた時に一瞬だけ「岸本さん、このコーナー参加するかなぁ…」と過ぎったのだけれど、「小生意気ガール」が終わったあとのイントロが流れた瞬間に息を飲みましたね…

 

 

 

てっきり【可惜夜〜暁】で歌われるかなぁって思ってたのだけれど、あれはあくまでも山岸・岸本の研修生時代であって、「Say hello!」は岸本さんの歴史なのかなぁってのは少し感じた場面でもある。

まぁでも…エモいよ。初めて貰ったソロパートを自作曲やった後に歌うんだもの。しかもその歌詞が、

 

“やってみなきゃわかんない

人生の結果もあるから”

 

なんかもう、ここに詰まりすぎてるんだよなぁ…全部が。こんなに詰まりすぎてて良いのかなぁ…ほんとに。

んで、やっぱ夜公演はほんとに何かギアが一つ上がってんじゃないかぐらい、違ったんだよなぁ…推し贔屓かもしれないけれど、岸本さんだけじゃなくて、気持ち研修生のユニゾンの厚みも変わってたんだよなぁ…なんだったんだろ、アレ。

ソロパートもリズムを変えつつもラストの “らぁ〜!!!!” で声量の頂点をちゃんとぶち込んでくる感じ、これなのよ、岸本さんの真髄って。わずかなソロパートでもどこが一番そのパートの頂点かを考えて歌を構成する…これが出来そうで難しい。それをキチンとやってるのが岸本さん。

そして研修生と対面してバキバキに踊る岸本さんよ。あのさ…やっぱダンスもう少しやりません?ターンの綺麗さとか半端なかったよ?マジで。あと、足捌きとか…個人的に何かやってた?ってくらい、驚くほど踊れてた。

 

(こう言うのもなんだけど、「ギターとか弾き語りして奇を衒ってんじゃないの?」みたいな意見を速攻で封殺出来るくらいにはダンスがバキバキだった。)

 

あと、もうほんとにどうでも良いことなのだけれど、去年の4月に林仁愛さんが研修生になった時にこの子は伸びるなぁと思っていたのだけれど、その林さんと岸本さんが並び立っているのを見て、なんのバグだろう?とは思ってましたね…なんなら、シンメ張ってた記憶ある…夢かな?

 

 

 

そして最後の「Rainbow」も良い曲だったなー…

 

ここでラストMC。研修生発表会と言う場を「貸していただく」と言うのが実に岸本さんらしい。あと、自分からは決してギターの弾き語りには触れない点ね。そういうところばっかり。ホントかっこいい。

 

そしてラストは「彼女になりたいっ!!」。

まぁ、「Say hello!」もそうだけど、岸本さんの “ホンモノ” 感なんだよなぁ…と思ったり。でも、やっぱり研修生のあのフレッシュさこそが “ホンモノ” っぽくもあり、なんと言うか不思議な感じ。

個人的には【可惜夜〜暁】で突然すぎて対応できなかった「ちょーだい!ちょーだい!ゆめちゃんちょーだい!」をリベンジ出来たので大満足。てか、このコールなんなんだ。

 

…というわけで、盛りだくさんだった研修生発表会。まぁ、楽曲も分からないのも多かったし、研修生の名前を全員覚えていたわけではないのでところどころうろ覚えなところもあるけれど、林さんがすっごくしっかり成長していたのと、上村さんが余りにも可愛すぎることだけは書いておきます。ふふふ。

 

 

P.S. ロージークロニクルのブログにお邪魔する岸本さん。誘われればとるけど、誘いにくい人ではある。あと、自分からはほぼ撮らない。そう言うところですよ?