さしもしらじな

アイドル系のデトックス諸々

岸本ゆめの【きしもんvsきしめん】【武蔵野音楽祭】

 

我々は、きしめんです!!!

 

 

というわけで、大阪に続いての名古屋イベ!!!

遠征が多い!嬉しい!!!

 

 

静電気パチリ」から毎度の賑々しく始まるところから良かったんだよなぁ…!

 

そこから、我々が “きしめん” である事を知らされるターン…大阪では “オカン” で、東京では “どりーまー” …ほんと、場所によって名前が変わるこの現象はなんなのだろうか…(笑)

 

そして、【可惜夜】千秋楽以来のソロ初の愛知公演という事で、ほんとうにひさびさに披露されたのが「BLUEMOON BLUES」。いや、最近はバンド楽曲は勿論のことながら、弾き語りのレパートリーも増えたため、めっきりとやる機会がなくなってるのよね…ただなぁ…ここが絶妙なところで、変な話「BLUEMOON BLUES」の弾き語りは既に “お金を取れる” レベルにあるので、路上ライブで掛けるべきではない、とも思うんだよなぁ…それを改めて感じる「BLUEMOON BLUES」だったな。てか、声の伸びやかさが良すぎ。

 

そしてここからお酒の曲ということで「Youlinyang」…まぁ、この後「心にSUNNY」もやれば「30歳になる前に」もやるのだけれど(笑)

 

MCでは、ここ最近の the myeahns 対バン後の貧乏話合戦で結局憧れのバンドメンバーとは話せなかったのが悔しかったという話に…てか、今まで話せている内容ってまだまだマイルドなんや…と思ったり(笑)

(てか、よくその育ちでグループ時代に周りと浮かなかったよな、とは毎度思ってる)

 

 

そしてそこからの「なぐさめないで 」…“悔しい” エピソードの後に狙ったのかと思ったのだけれど、全然そんなことはなかったらしい(笑)またまたぁ(笑)

(あと、地味にまたキーが変わってる気がするんだよなぁ…どうだろ…これ聴いてみなきゃなんだよな。)

 

あと、MCで言うとこの日のお昼に出演したラジオ番組のことと、その際に話題に出した唐揚げの話が印象的…結局見つかったのだろうか?

 

 

そして、そのラジオ番組出演の際に掛かっていた楽曲から今回限定のカバー「丸の内サディスティック」!!!これが名演!!!

いや、もうとにかくカッコよかったのよ…てか、歌い慣れてたのよ(笑)この一曲だけで元が取れたと言っても過言ではないくらいのカッコ良さ!!!

 

…いや、何を隠そう、僕も昔から聴いてきましたから…そして、椎名林檎のカバーを大々的に行うのが気が引けるのも、まぁ分かる(笑)でも、これ良かったんだよなぁ…またやってくんないかなぁ…(どーでもいいけど、前にマイクチェック時に「ギャンブル」を鼻歌でやっていた記憶はある)

 

そしてここで滑り込みのお客さんが来たことで行われたのが、BEYOOOOONDSよろしくの “人力楽曲振り返りメドレー” !!!これも良かったのよね…ただ、2度とやらないんだろうなぁ…てか、エンターテイナーとしての器用さが発揮されすぎなんだよな…

 

そして、いよいよ【きしもんvsきしめん】の合戦の時…「心にSUNNY」のラララ合戦!!!

岸本さん曰く「未だ生歌で負けたことがない」とのことなので、今回各自 “本域で” 挑んでくる事を要求されたのだけれど、これがまぁ見事なデカ声で(笑)岸本さんの想定よりも早く終わったのが反対に普段控えめに出しているのかがよく分かった回だったな…てか、“バレー部” 並の声を出せていた “きしめん(今更だけど岸本のメンバーの略、るのちゃんの “岸本さんイケメン” の略ではない)” はいったい何者なのだろうか(笑)

 

その他にも、いろいろなしょーもないエピソードトークも含みつつ、ラストは最近の定番「30歳になる前に」…それこそお昼のラジオでも話していたのだけれど、“等身大” の今にしか出せないというのが本当に良いんだよなぁ… “等身大” で “自然体” というのが今年の2軸として機能しているのが嬉しい限り。

 

東京での【ファンクラブイベント】でもそうだし、大阪での【オカンイベント】でもそうなのだけれど、岸本さんのエンターテイナーっぷりをとことんまで楽しめるのが本当に魅力なんだよなぁ…ぶっちゃけどんなエンタメよりも楽しいもの(笑)

 

 

そこから翌日、先ずはリリイベから〜!

 

 

意外とノリがいいお客さんだったんだよな、名古屋…大阪の時よりも盛り上がってたんじゃない?ってくらい盛り上がってたまである。

 

あと、遠征民にはmiimが嬉しすぎる…やっぱ実物のCDって重いもの…と知り合いが口を揃えて言ってました(笑)

 

からの【武蔵野音楽祭】…まぁ、名古屋なのですが(笑)

 

 

岸本さんは毎度のトッパー!

今回の裏テーマには “自分のルーツも入れ込む” というのもあったらしく、一曲目は「Mercedes Bentz」から…弾き語りイベントなのにアカペラで始まるの、なかなかファンキーで良かったな(笑)

 

そこからの二曲目には「Youlinyang」…弾き語りのこの曲順のファンなのでめちゃくちゃ嬉しかったんだよな〜

 

そして「シカゴ」…だったのだけれど、ここでギターのトラブル。このタイミングでミュージシャン兼PAのロンドンタナカさんがギター用のマイクを舞台上でセッティングしている間に、岸本さんは客席にて「シカゴ」の1番を歌ったのだけれど、この一連の流れの中に、今までの経験値を凄く感じて良かったんだよなぁ…なけりゃないなりに見せればいいっていうそれだけなのだけれど、それが凄いのよ。

 

そしてこのタイミングでくる「なぐさめないで 」よ(笑)昨日と同様に良いタイミングで曲順が回ってくるんだよな(笑)

 

ここから更に山崎まさよしさんのカバーで「中華料理」…これは大阪以来のカバー。相変わらず名演だったな…にしても、山崎まさよしさんが好きです!と言って、この曲をやる人が世の中にどれだけいるのか、みたいなところはまぁまぁある…

 

と、そんな後の「30歳になる前に」の説得力よ。

それこそ、“自分のルーツも入れ込む” というのが今回のコンセプトなのだけれど、「Mercedes Bentz」の後の「Youlinyang」、「中華料理」の後の「30歳になる前に」みたいな、ルーツ→自作曲の流れがとてもキレイだったのよ。

 

その後の「泣きたくはない」…本人がマイクの位置を忘れるほどの熱演だったのも良かったんだよな…。

 

そしてラストは「心にSUNNY」で再び観客席に降りて “ラララ合戦” で大団円…昨日のうちに声出しの練習が出来ていたからか、妙に喉の開きが良くて、凄く声が出たんだよな(笑)そして、ハコ全体の熱量も素晴らしかった…過去一楽しかったかもしれない。

 

その後に出てきたのが、ツチヤカレンさん…なんと、愛知初!?

 

 

それこそ、岸本さんがアイドル時代からの縁ではあるのだけれど、プラKで親交を深めてそのまま名古屋でライブできるの、本当に嬉しい限りだなぁ…!

 

 

そんなオープニングは「夏の香り」からしっとりとスタート。

そしてそのまま「メーデー」で一気にギアを上げていくのが、流石だったな…てか、「メーデー」って本当にいつどのタイミングで聴いてもカッコいい曲なのよ。

 

そこから更に「残響ラプソディ」が続いて、ヒリヒリしたパフォーマンスが続くのが良いのよね…ツチヤカレンさん、雰囲気はふわふわしてるのだけれど、シリアスな雰囲気の方が映えるのがなんとも面白い御仁。

 

BAD BIRTHDAY」は弾き語りでは初めて聴いたかもしれない…未だに展開が掴みきれていない楽曲なのだけれど、サビが来てようやく “あの曲か!?” と驚いたりもする。

 

そこからコールも楽しい「よるなだけ」…この曲が好きなんだよな〜。なんかふわっとしながら、しっかりとポップなのが大きい。コールも楽し!!!

 

ユメノツヅキ」も良かった…やっぱこうしっかりと前後で弾き語りで並べられると、岸本さんのギターは上手くなってるとはいえど、まだまだ先は長いなと思うんだよな…いや、本当に良いライバルだし、良い対バン相手だし!!!

 

 

本当に、ありがたいことですよ…いやぁ、グループ卒業後どうなることかと思っていたのだけれど、良い縁に恵まれて良い現場が増えていくのが本当に嬉しい。

(なお、ツチヤカレンさんの口から発せられた瞬間に大騒ぎしたのはきしめんだったりする。全く、はしゃぎすぎ。)

 

そこからツチヤカレンさんがこの前日、自身のルーツである森山直太朗さんのライブに行った話(なんなら当日着用のTシャツも森山さんのグッズ)から、その強い影響下にある楽曲として披露された「一生人生」がまぁ沁みること!

 

 

こう言ったルーツが知れるのも良いなぁ、と思いつつ、ラストは大名曲「自慢のお父さん」で締め。いやぁ、良いライブだったな…

 

そしてラストは、我らがロンドンタナカさん…因みにリハ曲がユニコーンの「開店休業」だったのだけれど、ソールドアウトもそういう状態だもんなぁ…となんか納得していたり。

 

 

一曲目で「Mercedes Bentz」のカバーをしたのが、これぞ対バン!って感じで既に最高だったんだよなぁ!!!

 

からの “回り回って新宿〜” ってサビの曲が続いたのだけれど、ここ名古屋なんだよなぁ〜とうっすら思ってたとかなんとか(笑)

あと、余りにも観客がクラップをしたがるので「マカロニ」がセトリに追加されたり、あとは “良い酒を飲も〜” ってサビの曲が入ったり…いや、良い曲が多いのだけれど、サブスクで聴ける訳ではないので未だに曲名が一致してない曲が多いのよ…で、今回居ても立っても居られなくなり、いよいよCDを買いました。

 

 

にしてもこの日知ったのだけれど、ロンドンさんって愛知出身だったのね…ということもあってか、「お葬式のうた」が妙に沁みたなぁ…

 

 

ま、からの「いるいるばぁ」が最高だったのですが(笑)

 

 

完全なフリだったなぁ…ありゃ。フリの歌も良いし、その後に演奏された楽曲もどちらも良いとは、ほんと一体ナニゴト!?

 

そしてラストはみんな大好き「cheers!」で大団円…多分今回で岸本贔屓衆が聴くのは多くて4回目なのだけれど、全員がちゃんとノリがわかっててメチャクチャおもろ現場だった(笑)

 

そしてアンコールは「夏のおじさん」という楽曲で、まぁ内容が耳の痛い内容だったのだけれど、観客から「それじゃ締まらない!」と煽りを受け、ラストは「」に。

でここでも負けじとコールアンドレスポンスをしてそのラストにこの事件…(笑)

 

 

ギタートラブルの御恩をここで返す形になって見事に大団円…いやぁ、楽しかったな名古屋!

 

 

ということで、まぁ観客含めて面子がプラK味が多かったところもあって、名古屋なのにほぼプラKみたいな雰囲気だったのだけれど、どこか修学旅行みたいな浮かれ感もあったからか、個人的には今年1番の現場だったんだよなぁ…!

それこそ、アイドル時代の卒業公演を除いた最後のツアー会場が名古屋だったのだけれど、そこからソロ活動が始まって、バンドやって、ハシグチさんとの縁からプラKに繋がり、更に武蔵野音楽祭に呼ばれて、その縁で名古屋に帰って来て今年一番の現場だったなぁって思える、この一連含めて良い現場だったんだよなぁ…名古屋。

 

 

あと、対バン相手が、ツチヤカレンさんとロンドンタナカさんだったのも良かったなぁ…ほんと、迷いなくチケット取ったもの(笑)いやぁ、嬉しい経験だわ!

 

 

ほんと、岸本さんの人間力…愛され力(ぢから)を知れた二日間だったな…ほんま、愛知だけにね〜☝️(笑)

 

BINJU、岸本ゆめの【We文化交流】

 

 

というわけで、六月最後の対バンです。

 

https://x.com/binjubinjubinju/status/2070374462831329405?s=46&t=H0PqYYxsfSPACM2tNwGVzQ

 

先手はBINJUなのだけれど、フレックス制により本来6人組のところ4名、しかもうちドラマーはサポートという、余りにも自由すぎる構成…余りにもフレックスが効きすぎて本人たちが戸惑ってたんだよな…(笑)

 

 

にしても、1曲目から熱いグルーヴ…ホント滾るグルーヴなんだよな…ベースがブンブンなって全体の曲を支配していたかしら…マグマを見てる感じ。

 

そこからの2曲目の「Tinnitus」のゴージャスでありながら退廃な世界観にクラクラしちゃうんだよな…言われればこういうジャジーでグルーヴィーな世界観って対バン相手としてあんまり観てこなかったんだよなぁ…というか、こんなバンドもいるんだなぁ…いやはや、世界はまだまだ深く広い。

 

 

にしても、途中の余りにも長い長いブレイクのところとか痺れたなぁ…終わったのかどうかわからないままに演奏が止まって、その間フロントのcumiさんが手鏡見ながらリップ塗り直したり、お酒飲んだり、舞台上を延々とウロウロしたりして、(なんならセトリも確認してた気もする)ようやくマイクに戻ってきて歌い始めた瞬間の爆発力たるや、ですわ…!

 

他にもうろ覚えで「RAINFISH」だったり、「CouCou」をやっていた記憶はあるのだけれど、定かではない…当日までに繰り返し聴くべきだったな…

にしても、今回の4人編成…特にドラム、ベース、キーボードの編成はほぼほぼセッションで組み上げていたらしく、それ故の瞬間の生命力の爆発がとにかく凄まじかった。

にしても、ただし、叶芽フウカさんのときも感じた話なのだけれど、シンプルなロックンロールに終始するバンドより、どこかジャジーでフュージョン系の雰囲気があるバンドの方がバイタリティの圧が高いイメージがあるんだよな…なんなんだろ、この感覚。

 

そしてそんな中で披露されたのが「VANILLA」。

 

 

自慢話。

この曲は元々やる予定がなかったらしいのだけれど、岸本さんの弾き語り動画を見て、急遽セトリに入れたらしい。

 

つまり、僕の手柄ってこと!?

 

 

ま、その実は分からないのだけれど、とはいえ実際にホンモノの「VANILLA」も聴けて嬉しかったなぁ…!

あと、間奏にボソッと “ゆめの…” と囁いたのも良かったですね。(なんな、このあとの岸本さんのライブパートでも、 “ゆめの!” と叫んでたりしてた)

そして、気持ち他の楽曲よりもアレンジがしっかりしていた感じもある…セッション感はどこか薄めでしっかり楽曲の世界観を引き立たせるようにしてたのも、このライブでは少し異質で良かったな…

 

そしてそこからの「Hot Staff」のカバーがメチャクチャかっこよくて、良すぎたな…てか、「Hot Staff」ってこんなにカッコよかったのか!?

 

ラストは「Marshmallow Girl」で大団円…その前のMCで「本来は一人で歌唱する楽曲ではない」と言い切っていたのだけれど、良いパフォーマンスすぎたな。

 

からの岸本ゆめのさん。

 

 

最近、かなり脂の乗ってきている「しあわせはっぴい」からスタート…いやぁ、これが今たまらなくええんよなぁ…一時期セトリから外れてたからか、聴くたびに嬉しいし、あの頃よりも余裕がある感じがまた愛おしい。

そして、岡さんのギターソロと岸本さんのフェイクがやっぱり絶品…良いね。

 

からの、対バンでは超ひさびさの「Delete」!!!

 

マジで!?

 

いやぁ…この曲聴くと初期の対バンライブを思い出すんだよなぁ…そしてあの頃よりも肩の力が抜けてるのが良いのよ…そしてバンドのグルーヴもどこか違う気もしたな…もっとやってくれ、「Delete」「ずっと、星」「真夜中の鍵」。

(因みにこの日、この曲でベースを弾いていたMaryneさんもいたのよね…寧ろそこから選曲したのかしら?)

 

ここでMC…大好きなBINJUのライブを観て “かかっていた” 岸本さんだったのだけれど、舞台でセッティング中の岡さんに「そのままでいてね」と言われたことで「(本来の意図とは違うのだろうけれど)いつも通りやろう!」と思ったっていうMCが余りにも良すぎた…というかさ、岡さんメチャクチャ岸本さんに甘くない?

 

人誑し、面目躍如。

 

ここから「珍しい楽曲やっていきます!」で始まったのが「Mercedes Bentz」のカバー…先ほどの「Hot Staff」のカバーがあったからか、この日ならではのコンセプトって感じで良かったんだよなぁ…そしてやっぱこの楽曲の岡さんのギターソロはヤバい(笑)

 

そして「シカゴ」…この流れはまんま【右肩の急成長】だな、って思い出すくらい、この曲順が好きなんだよな…そして今日もキレキレだったな「シカゴ」!!!

 

ここでMCを挟みつつの「まだ熱のある君は」…「しあわせはっぴい」「Delete」もなのだけれど、最近この手のミドルテンポのナンバーが凄く良いんだよなぁ…あと、ライティングもすごく好きだった記憶。

からの「心にSUNNY」の唐突感(笑)オープニングでもエンディングでもなく解き放たれた「心にSUNNY」の自由さは本当に面白い(笑)本当に呼ばれたらどこでも入るし輝くありがたい楽曲「心にSUNNY」。本日も最高の盛り上がりでした!

 

そしてそのまま「静電気パチリ」へ!この流れもすごい好きだったな〜ちょいダークでミドルテンポな楽曲も良いのだけれど、やっぱり賑々しい楽曲はそれはそれで良い!!!

 

からの「泣きたくはない」…てっきり今日の並びだとやらないかしら?と思っているなかでの「泣きたくはない」…始まる前のギターの音色でわかる時のあの高揚感、なんなんだろうな。

この曲だったかなぁ…バンドのグルーヴがまた一段と上がってる感覚があったんだよなぁ…

 

ラストは「辛くないハッカ」…まさかの、というべきか、考えたら普通にあり得るなぁとも納得できてもしまう、BINJUのcumiさんの乱入が面白すぎた(笑)しかも自前カホンでっていうのがまた良い…2番サビから乱入したのだけれど、後ろからふらふらと舞台上に近づいている気配がして、ちょっとぶつかったなぁと思ったら、そのまま舞台下手のお立ち台に立っていたのよ、いつのまにか(笑)そしてそこからカホン乱れ打ち…ほんとオモロい。

そしてそのまま曲終わりまで舞台にいて最終的に最前にいたお客さんのお酒を拝借して飲む始末…余りにも自由すぎる(笑)

 

そんな盛り上がりの中、興奮冷めやらぬままアンコール「30歳になる前に」。出来ればこの曲でもカホンが聴きたかったなぁ…というか、この曲の方がカホン合うんだよなぁ…とか思いつつ、今日の締めというか今月の締め、そして初の自主企画の締めが自然体に歌う「30歳になる前に」なのがちょうど良い温度感だった。ホント、良い曲を書きますわ。

 

※なおこの日、cumiさんがシーバスリーガルのロックを頼んでいたのにつけ、どりーまーが終演後揃いも揃ってシーバスリーガルを飲んでいたのも良い思い出だった。

 

そんな、初の自主企画【We文化交流】。6月の異種格闘技ベストマッチ続きの締めに相応しい内容なのは勿論のこと、個性的な面子の中で今の岸本さんの個性が炙り出されてきてて最高なんだよな…次回も楽しみにしたい企画!!!

 

 

いったいどうなる…!?

 

 

岸本ゆめの、the myeahns【GOLD SOUNDZ】

 

 

最高の対バンが続くなぁ…!

 

 

 

 

というわけで、本日は「辛くないハッカ」からのスタート…最近ではなかなかめずらしい入りだなぁと思いつつ、最近この曲をラストに持ってくると気持ちが入りすぎるから…みたいな理由もあるのかもしれない…それくらい、どこに出ても恥ずかしくないパフォーマンスしてるのよ。

 

からの「シカゴ」という『四半世紀-EP』まんまの流れ…これが今までありそうでなかった気がするんだよな…それこそオープニングからこの2曲というのがあんまり無いパターン、なんなら初かもしれない。

にしても、この曲は今日も痺れたなぁ…他のレポートだと顔がぶちキマっていたのにゾクゾクしたって話してた人も複数人いた…自分はどこを観てたのか覚えてないのだけれど、とにかくバンド全体の調子が良すぎたことだけはハッキリ覚えてる。

 

で、MC…

岸本母、上京して娘のライブではなく牧野真莉愛の卒コンを観にいくの巻(笑)

 

(岸本さんは大阪公演を観に行ったりしてる)

 

 

にしても、この内容で対バン相手のお客さんを爆笑の渦に巻き込んだ岸本さんのMC力よ(笑)ありがとう、牧野真莉愛!!!そして、卒業おめでとう!!!

 

そんなMCから、「愛を込めて!」と叫んでパフォーマンスしたのが今回の対バン相手の the myeahns のカバー「One Hit Wonder」!

 

これが、良くて!!!

 

一瞬岸本ファンが新曲だと見紛うほどには手なづけていたし、パフォーマンス終了後に the myeahns のファンからどデカい歓声が上がるくらいには認められたパフォーマンスだった…てか、温かいファンなんだよな、the myeahnsのファン。

にしても、本人もMCで話していた通り、対バン相手のカバー曲をセトリに組み込むこと自体が初だったのだけれど、そこまで自分のバンドに自信を持てるようになっていたとは!と言った感じなんだよなぁ…!

 

 

そして、曲もカッコいいな!おい!!!

 

そのままの勢いで「心にSUNNY」で観客を沸かせつつ、「Youlinyang」が投下された時の爆発具合よ…なんか今日のライブハウスの音響的にドラムの響きが良くて、もうとにかく前に前にの推進力が出てるのがヤバかったんだよなぁ…最高に熱かった…!

 

ここでのMCは、ナス料理に “ローズマリー” を使用した話…もちろん、the myeahns の楽曲繋がり(笑)ほんと、このライブへの楽しみようがよく分かるMCだった(笑)

 

からの「しあわせはっぴい」が名演だった…なんだろうなぁ…今まではなんとなく義務的に手拍子を入れてたのだけれど、やらずにパフォーマンスに集中して揺れていたいくらい、身体を任せることができるパフォーマンスだったんだよな…本当に心地良すぎた。

それでいてアウトロの、岡さんのギターソロと岸本さんのフェイクのぶつかり合いも気持ちよかったんだよなぁ…今まで聴いてきた中で一番好きな「しあわせはっぴい」だったかもしれない。

 

そして「泣きたくはない」…洗練されたバンドのグルーヴがこれでもか!というくらい詰まってた。

あと、Aパート終わりで、the myeahnsのファンが拍手しているのを観ながら、「初見だと間違えるよな」と思いつつ、反対にAパートだけでも拍手いただけるくらいの内容を出せていたのかな、と思ったりもしてた。

 

今回のライブでは「30歳になる前に」「濃密スウィーティ」は “新曲コーナー” としてひとまとまりに。

「30歳になる前に」は本当に良い曲なんだよなぁ…自然体って感じもするし。

ただ、それ以上に凄かったのは「濃密スウィーティ」…とにかく速い。そしてそれについていけてしまっている岸本さんのボーカル力。

そこに加えて演奏もとにかく凄くて、岡さんのバッチバチにカッコいいギターソロが展開されてる後ろで、えらさんと短パンさんのリズム隊がバッチバチにぶつかり合ってるのを観ながら…「うわぁ、どえらいバンド抱えてるなぁ…!」と震えてた…いや、このバンドメンバーあっての岸本さんのパフォーマンスなんだよな!

 

そしてラストは「静電気パチリ」…それこそ、最近のオープニングはこの曲のイメージだったのをラストに持ってきてるのも新鮮だったなぁ…そして色々と行った上で渋谷系のポップスで終わるの、なかなかの名うてなんだよなぁ…最幸。

 

そんな岸本さんのターンからの the myeahns。

 

とにかくカッコいい。

 

そして、とにかくロックンロール…「サドルマン」「デッカバンド」「明日の太陽」ととにかくカッコいい楽曲が続いた後に、岸本さんのフェイバリットとしてプレイリストにも入った「くたびれ天国」が来るのがほどよい緩急。

 

 

そしてMCでは前回の共演話…“曲名当てクイズ” 本当に楽しかったんだよなぁ…なんならその関係で今回、the myeahns のファンに話しかけられたし(笑)

 

 

ただ、そんな “曲名当てクイズ” から次にパフォーマンスされたのが「no title」という楽曲(実際にこのタイトルなのか、まだ名前がついてないだけなのか、どっちなんだろ)だったのがなんともオシャレでカッコいい…そして、今回のライブでこの曲が一番好きだった感触がある…まだ配信されていないのだけれど、たまにあるのよね、こういうパターン…次のアルバムに入っているのか、どうなのか。

 

 

ここからの「BeむだBaby」「まっくろ娘」はそれぞれベースやキーボードが印象的だったな…ベースソロから始まってたの、ホント痺れたんだよなぁ…!

そして「ホームシック・チャボ」…ロックンロールなんだけど、程よくポップ。聴いてて純粋に楽しい。

からの「サマーエンズ」も、好き…好きな曲多いんだよなぁ…↑THE HIGH-LOWS↓感があるのが好き。こーゆー風通しのいいロックンロール、もっと流行れば良いのにな…新曲もそうだけど!

 

 

そんななか、MCでのビートりょうさん話…岸本さんがつばきファクトリーに居た時代からインスタのストーリーにthe myeahnsの楽曲を載せていたのだけれど、それを見たビートさんから「殺すぞ」ってメッセージが来てた話、余りにも面白すぎる。

 

 

当日もいたし、フライヤーは新調されてるしで、ホント良い人すぎるのよ、ビートりょうさん。

 

ラストスパートには「ワイルド・ワン」「ビビ」と続いて「オレンジ」。予習段階から人気のある曲なんだなぁと思っていたのだけれど、生で聴いてもやっぱり名曲。

そして「恋はゴキゲン」のパフォーマンス後、そのままドラムとキーボードだけで演奏を続けて、ラストの「ローズマリー」へ向かう過程の綺麗な瞬間たち…完璧。いや、岸本さんのMCで出てきた楽曲が締めにきて「おお!」ってなる感触こそ、対バンの旨みだよなぁ…良すぎる。

 

そのキワメツケ、アンコールでの「One Hit Wonder」のパフォーマンス…いやぁ、やっぱ本家もカッコよかったな!!!

 

 

…にしても、写真が素敵すぎる。

 

そんな憧れのバンド、the myeahnsさんとの対バン…めっちゃカッコよくて最高だったなぁ!

そして、今回の the myeahns 然り、ビートりょうさんのいる THE BOHEMIANS 然り、粋なロックンロール界隈の兄貴バンドさんたちと相性が良いんだよな、岸本さん…これからも妹分として共演できたら面白いなぁと思いつつ、8月もワクワクしてます!

 

鈴木実貴子ズ、夜ハ短シ【夏至の日】

 

 

夜ハ短シで【夏至の日】なら、行くしか!!!

 

 

 

 

前日譚。

 

そもそも、ギターボーカルとドラマーのツーピースなんてそんなに存在するものなのか?と思いながら、2月に岸本ゆめの×ツチヤカレンの伸び伸びキャットを観たのだけれど、あの緊張感と美しさは何ともいえない贅沢だなぁと思ったことが今でも新鮮に覚えていたりする。

 

 

 

そこからの【煉瓦祭】の夜ハ短シ。

 

 

いや、好きすぎる。

この世界の、遍く世界の全てが詰まりすぎてやいないか?果たして良すぎやしないか?良いのか?こんなすんごいモン、対バンで観てもええのんか?

 

 

因みに、そこから数週間後にはウラニーノでまた ギターボーカル×ドラマーの編成を観てたりする。これまた痺れたんだよなぁ…

 

 

いやはや、ギターボーカルとドラマー編成のツーピースバンド、面白すぎる…何だ、この無限の可能性…となっているなかでの今回の鈴木実貴子ズとの対バン。

 

いや、余りにも良すぎて、もうね。

 

 

というわけで先攻は鈴木実貴子ズさんだったのだけれど、兎にも角にも凄かった。

全10曲、おそらく50分くらいのセトリだったのだけれど、ずっと声量ぶっ放しっぱなしで凄かった…前日もライブだったハズなのに、どう考えてもおかしい。

 

 

とにかくすべての言葉に全体重が乗ってるというか、“言葉こそが自分” とでも言わんばかりの体重の乗り様で、観客に否が応でもボーカルの熱量が届くというのが体験として凄かった…いや、ここ一年くらいでそういうアーティストは何組か観てきてはいるのだけれど、こんなに始めから終わりまで、100%の熱量を放ち続ける人はいなかったんだよな…それこそ歌の流れ的にサビが伝えたいところだからそれまでは抑える、みたいな歌い方も採用できるハズなのに、「そんなシャラクセェことやらずに全部に体重を乗せれば良いんだよ!」で突っ走る姿勢が余りにもカッコ良すぎた…ほんと味噌カツみたいなパフォーマンス。

 

そんな、鈴木実貴子ズさんなのだけれど、予習した段階からブッ刺さりまくってて…今年の年始くらいに名前だけは存じていて、ただ曲は聴いていなかったところ、このライブの2、3日前くらいに聴いて「もっと早く聴いてりゃ良かった!!!」と反省するくらいにはブッ刺さってんだよな…いや、下手したら初見でセトリをしっかりと書き起こせるくらい聴き込むことが出来たかもしれないのに…無念。

 

 

そんな一夜漬けでのライブだったのだけれど、それでも「止まるな危険」「イッキ」「心臓」「ブルース」「かかってこいよバッドエンド」「ファッキンミュージック」はすぐに分かるくらい詩でブッ刺さってんだよなぁ…這ってでも進むぞという心意気。

そして、どの楽曲でもドラムが凄すぎたんだよな…とにかくリズムがボーカルから離れない凄さ…リズムが正確だとかの次元ではなく、楽曲にベッタリ張り付いてる感じ…3ヶ月強のうちにギターボーカルとドラマーの編成を数組観ていたのだけれど、ここまでベッタリなのは流石に居なかったんだよな…こればっかりは年数が効いてる。

 

それでいて、MCでは延々と軽口を叩き合っていたのが印象的。ただ、どんだけ言ってもフロントマンに心酔してるんだよなぁというのは感じる…たまにいるんだよなぁ、この手のバンドメンバー…そしてそういうメンバーがいるバンドは例外なく面白い。

 

楽曲のパフォーマンスとして印象的だったのは「ブルース」だったな…というか、「ブルース」からの何曲かが凄まじく、凄まじすぎて曲が終わっても圧倒されすぎて拍手は起きないし、そんなことお構いなく楽曲は続けるし…続いたそのパフォーマンスも圧倒的だったし…あの十数分の凄まじさなんだよな、酔いしれてたいのは。

あと、“早く僕を殺せ” って歌詞が好き…。“殺せ” って言う歌詞が個人的に好き(笑)それこそウラニーノの「ロックンロールで殺して」とか。ほんと、さっさと芸術とやらに殺されてぇ。

 

 

そこから終盤戦で出てきた「かかってこいよバッドエンド」…流石に終盤戦ということもあって、前半ほどの声量は出てないのだけれど、それでもあるだけの声量出してることの凄みと、100%に届いていないところを補うだけの気迫、その行為そのまま楽曲の世界観に直結して、得も言われぬエネルギーとなって真っ向から発せられ、ままパフォーマンスの説得力もぶち上がっていくという、よく分からない現象をぶつけられて痺れに痺れた。ワンチャン心肺停止してもアレを浴びたら生き返れると思う。

 

ラスト「ファッキンミュージック」…もうなんかまず入りが微妙に息合ってなかったところから、仕切り直しを強制的に始めたパフォーマンスの完璧さ。そこから一気呵成のパフォーマンスののち、一回ブレイクが入った時の静寂、その時に2人別々のタイミングで一息ついたあと、最後の加速に向けてドラムから入った瞬間の驚きと雪崩れ込みのドラマティックさが余りにも美しかったんだよな…

歌詞もな… “常温の涙” って凄いよな…どうやって捻り出したんだろこの単語…語彙として好きすぎる。

 

 

そんな “濃いもんは美味い理論” ど真ん中の鈴木実貴子ズの大味最幸ライブの後の夜ハ短シ。

 

 

一曲目「曖昧 みんな ドリーマー」からの始まり…さっきまでの激しい世界観からの一発目でこれを持ってくる!?という驚きなのだけれど、コレが堪らなく良すぎ…あの暴れに暴れ回った空間を冷ましつつ、かつ少しずつ丁寧に温め直していく…そんなヒリヒリとした緊張感のあるギターの演奏から、少しずつ伸びやかな声がこちらへ届いてくる感覚、それと同時にドラムによって優しく心を掘り起こされていくいく感覚…で、合わさりながら後半に向けて伸びゆく盛り上がり…堪らなさすぎる。

 

そしてじっくり盛り上げてからの「土を耕せ、種を蒔け」の生命力…なんか自分の感情をじっくり育てられていく感覚なんだよな…丁寧に土を掘り起こされて肥料を撒かれて種を蒔かれて、ライブを通して丁寧に感情が育てられている。素晴らしき情操教育、または胎教。

 

そして、「ラナンキュラスに花束を」…めちゃくちゃ朗らかなんだけど、歌詞を聴き取ると “君の骨も拾おう” みたいな歌詞もあったりして、なかなか愛が重い歌詞だなと思ったり…いや、やっぱCD買わなきゃなんだよな…お金も貯めなきゃだ。

 

そこから「ベランダ・バニラアイスクリーム」…この曲の前に「未来に対する歌です」みたいなMCが入っていたのだけれど、そういえばこのMC、前の【煉瓦祭】でも聴いたなぁと思ったり。

この曲がポップで好きなんだよなぁ…でも音源なさそうなんだよなぁ…サビとか凄く好きだった記憶があるのだけれど、その後の曲も凄すぎて何も思い出せない悲しみ…“さわりたい世界 さわれない世界” みたいな歌詞だけはぼんやり…あと、“アイスが溶ける前に” みたいな歌詞もあったっけか。もっと聴きたい。

 

そして「物語のよう」…いやぁ、このパフォーマンスが好きすぎるんだよな…シンバルのリズムから始まるのだけれど、これが何ともダンサブル…と言うより全体的にドラムがどこかダンサブルなんだよな、夜ハ短シ。もちろんそれだけではないのだけれど、リズムが何だか踊ってる…そしてそこに入ってくるエフェクトの効いたギター…これが幻想的な調和があって、ギターとドラムで奏でられる最大限の世界観ってこのカタチなんじゃないか?って思うくらいの広がりがあって好きなのよ…なんかもう、奏でられる世界観に溺れていた。

 

で、大名曲「そして強く抱きしめて」。

 

 

良すぎ。

もう、今年知った楽曲のトップ10に入るくらい好きなのだけれど、もう口ずさんじゃうんだよな好きすぎて。

 

さよなら でも手は振らないよ

 愛する人よ また逢う日まで

 

歌詞に無駄が無さすぎる。無さすぎて怖い。なのにとってもグルーヴがあるんだよな…ホントこの曲を聴いただけで今日は元が取れたまである。

 

ただここからの「台湾旅行記」も好きすぎて。

イントロはドラムだけで始まるんですよ。ただ途中でギターだけになってそこからポエトリーリーディング、再びドラムの合流…この一連の流れが何ともドラマティックだし、歌詞の世界観にも合わさってよりドラマティックに広がっていくのが素敵…本当に旅行している感覚があるし、何なら実際に雨に打たれているのでは?という錯覚にまで陥るのよ…そのラスト。

 

“台湾旅行記” 

 

で、グッと心を掌握されるあの感じ、気持ち良すぎる…ほんま、ここまででお腹いっぱいもいっぱいなんよ。

 

ここから「きれいさ」が入って、もううっとりするほど世界観に浸りながらラスト「今日も生きるのだ」ですよ。

 

これこそ、活力ってやつ。

 

最後のドラムの爆発力というか、今まではどこか鳴りを潜めていた爆発力が最後にあそこでキマる瞬間のあの気持ちよさよ…そしてそこに乗っかるシャウト…余りにも美しすぎるロックンロール。

 

そんなライブにはアンコール…前のバンドの曲「14歳」だったのだけれど、意外と変わらないのか、それこそ今のバンドでやってるから印象が似てるのかは判断が難しいところ…にしても、「今日は全体的に激しかったから、静かな曲を」とは話していたのだけれど、この曲が静かだった印象もないんだよな(笑)あと、この曲にまつわる鈴木実貴子さんとのエピソードトーク含めて、良いアンコールだったな。

 

 

美しいロックンロールで心が満たされるライブだったなぁ…そりゃ、良いものだと思ってチケット買って観に行ってるのだから良いものに決まっているのだけれど、余りにも美しすぎて良すぎたな…ほんとこの先、夏至の日でこの日以上に印象的な日なんて、この日以外来ないな。

 

岸本ゆめの、ハイダンシークドロシー、茶封筒【3Man LIVE】

 

 

最高のスリーマンだったな!?

 

 

 

にしても…改めて見てもどういうスリーマンなんだ、これ(笑)

 

初手、ハイダンシークドロシーさん。

 

 

予習はしてたんですよ。

ただ、楽曲を聴いていただけで、ビジュアルとかはちゃんと確認してなかったんですよ…

 

うん。

 

で、すんごいザ・ビジュアル系なSEとともに入ってくるのだけれど…背が高い方が舞台に入ってきて、「ギターとかベースが映えそうだなぁ…」とか思ってたら徐にドラムセットに座って(笑)もうその瞬間から笑いが止まらなかった(笑)

 

そして、ベース、ギターと入ってきて、最後にボーカルが入ってくるのだけれど…

 

マジで男性か女性かわからん。

 

加えて、周りのバンドメンバーがそれなりに歳を重ねていらしたのだけれど、ボーカル一人だけ若いパターンなのか、はたまたビックリ全員同年代なのかもわからん…

 

何コレ、怖っ。

 

と思いながら一曲目「ヒナギク」が始まるのだけれど、まぁファルセットが綺麗すぎてこの時点でも性別がわからん。いや、性別に拘るのはこの時代どうなんだ?というご高邁な思想を読んでるあなた方は持っていらっしゃるかもしれないのだけれど、実際問題どちらに帰属するか瞬時に判断できない人間が目の前で歌っていると、かなり戸惑いますからね?

 

ね?(圧)

 

で、ようやく地声に戻った瞬間に男性で、まぁなぜゴリゴリのマリーアントワネットよろしく洋風ドレス姿の女装が似合っているんだろう?という疑問は未だ残りつつ、曲に慣れ始めたきらいがある…

 

そして、聴いたらサウンドは紛うことなきゴリゴリのV系。

 

いやぁ、人生で初かもしれない。ちゃんとV系のライブを浴びたの…“咲く” ってこういうことなのか!!!という謎の感慨もファンの方々を眺めながら思いつつ、2曲目の「Tea Party」はかなりキャッチーかつポップで良かったり。

 

 

MCあけた後の「変わらない時」は予習で聴いた時に「え、良い曲じゃね!?」となってたり…というか、節々に中島卓偉さんを思い出したりする…(笑)歌い方の癖が似てるんだよな、不思議と。ま、卓偉さんもビジュアル系みたいなところあるしな。(コレは少し怒られそうな見解)

 

 

個人的なフェイバリットは「猫と魔法のドルチェ」で、イントロからしばらくファンキーなギターリフだけをバックに歌唱が続いていたのだけれど、これが頗るカッコよかったんだよな…てか、演奏が上手い。年齢を重ねた分だけちゃんと演奏が上手い…のだけれど、デビュー年を見たら結構最近だったりして、それまで何やってたんだろ…とは考えてた…

 

なんだろうな…全体的に底知れない怖さがあるんだよな…

 

 

演奏面だとバスドラの高速連打とか、意外と今までの対バン相手でいなかった印象があるんだよな。

あと、ベースの方。もちろん上手いのだけれど、デッカい被り物…と設定的に言って良いのかわからないのだけれど、パフォーマンス中に飛び跳ねるたびにソレが勢いよく首を後ろへ引いていたのが凄くツボだったんだよな…アレ、絶対に苦しかったと思う。ただ、平然とした顔で続けているのがさらに笑いを誘う…マヂ、なんなんだこのバンド。

 

で、その後のMCですよ。

ボーカルの方がふと「自分バズっておりまして…ただまた猫の写真を使ってバズるのは…ねぇ?」みたいなニュアンスのことをおっしゃった時に、ふとあるポストを思い出したんですよ。以下がそれなんですけど…

 

 

 

…いや、この人なんかい!!!

 

この瞬間にびっくりするくらい脳汁が出ました…ツイ廃万歳!

 

という脳汁ドバドバ状態でハイダンシークドロシーを聴くの、めちゃくちゃ楽しかったな…特にラストの「ヒトリランド」も個人的に最高…ひたすらファルセットで歌い散らかしているのが最高にカッコよかったんだよな!!!

 

 

これぞ狂騒、素晴らしい。

 

 

そんなハイダンシークドロシーの後にパフォーマンスしたのが茶封筒なのだけれど、これがまた痺れた。

 

その前に、軽い前日譚を2つ程。

 

一つ目は、【武蔵野音楽祭】でのこと。

実際、入ることは無かったのだけれど、途中までは候補に入れていて、「初対バン相手のライブを対バン前に味わう」という実績を解除したかったのだけれど、叶わず。

 

 

因みにこの時の裏だったのがビートりょうさんで、なんなら本日もいらしてた!!!(笑)

 

(あと、凄くどうでも良いのだけれど、つばきの目黒パーシモンでも見かけていたりする)

 

前日譚、その2。

いつも通り予習した際に既に「バチクソ眠いわ」にどハマりしてた…ほんと、最高なんだよな。なんなら、ここ最近の一番好きな楽曲まである。

 

 

というわけで、元々期待していたのだけれど、披露されたパフォーマンスは更にそれを越えるものだった。

 

 

まず、一曲目の「高島ゴンザレス」からアナウンスで始まるのが面白すぎる…そこから「孤高のケンパ」に行くのだけれど、こちらは打って変わってカッコいいが勝つのよね…この絶妙な匙加減よ。

そして「最近、好きな苗字は坂本です」というトークパートをフリにして始まる「沢田」。

 

このMVずっと観ちゃうのよね…

 

いやはや、この一生、“沢田” しか言わない楽曲よ…なのにこんなにグルーヴィー…なんなんじゃいったい全体。

から、MCを挟んでの「インディゴブルーのたかし」…もはや、バンドでの演奏ではなく、ハンドベルの演奏だったんだよな…なんだったんだ、あの時間…終わった瞬間バチクソ笑ったゾ…てか、横並びになった岸本ゆめの贔屓衆が演奏終わった瞬間に全員で笑い転げてて「今日の対バン最高だな」となってた(笑)ほんと、最高なんだよな…

 

 

そしてこっからも数曲続くのだけれど、僕の記憶が間違ってなければめちゃくちゃ好きだったのは「区域」なんだよな…エフェクターによって幻想的な音を醸し出して空間を作り出すギターと、そこを悠々闊歩しながらメロディアスに輪郭をつけていくベース、そしてその作り出した “景色” をリズムで縁取っていくドラムス。そこにボーカルが乗っかって、世界観を作っていく面白さが詰まっていたんだよな…なんというか、シュールな面白さもありながら、結構細かい琴線に触れる楽曲があるのが振れ幅として良いのよ…

そんな楽曲がありつつ、「ブルートゥース」みたいな割と純平成邦ロックな楽曲があったのも良いんだよな…心地のいい振れ幅があった。

そんなラストは「炊飯しなよ」からの「ワンちゃんねこちゃん大集合」だったのだけれど、「炊飯しなよ」の前振りで “悲しみの無洗米” と話していたのが妙にツボだったな…なんだよ、“悲しみの無洗米” って…何を食べたらそんな語彙が生成できるんだよ…

 

 

そこから「ワンちゃんねこちゃん大集合」も凄まじく勢いで駆け抜けて行って最高だった!

 

 

で、そんな2組の後の岸本ゆめのさん…どうすんの、コレ(笑)

 

 

どうにもクセ強、それでいて名うてなバンドに対して、どのようなセトリをオーダーするのかというのが難しいところではあるなぁと思いつつ、最近の岸本さんらしく「静電気パチリ」で始めて、そのまま「心にSUNNY」で賑々しく始まったのがなんとも岸本さんだったな(笑)

からの「30歳になる前に」も好きだったなぁ…とにかく演奏がいい!歌が上手い!良い曲!の三拍子で楽しくなれるのが岸本さんの良いところなんだよな…言われてみれば、この賑々しさこそが岸本さんの王道って感じもする。

 

そして「しあわせはっぴい」。

これ今日聴けたの凄くよかったんだよなぁ…「静電気パチリ」からの賑々しさはもちろんありつつ、どこか多幸感に溢れていて、余裕のあるパフォーマンスがかなり嬉しかったり。

あと、アウトロのギターソロね!マスター以来で始めてかな…アウトロのギターソロと岸本さんのフェイクがぶつかり合っていて、かなり良かったんだよなぁ…そうそうこれだった!「しあわせはっぴい」のもう一つの見どころは!

 

そしてそこからMCを挟みつつ、これまたしばらくぶりな「まだ熱のある君は」…いやぁ、ここまで賑々しく続いてきた中で、渋く響いたんだよなぁ…

 

 

それこそ、大阪イベントの開始前のBGMでこの曲が流れていた時に “良い曲だなぁ” と思って急遽セトリに入れる、みたいなことがあったのだけれど、そんな影響もあるのかな?とも思いつつ、今回のクセ強名うてバンドの中で選ばれたとも取れるこの絶妙な選曲が好きなんだよな。

からの「Youlinyang」もまた素晴らしかった…てか、この自作曲の流れがやっぱ良いんだよなぁ…「30歳になる前に」も合わせて、岸本さんの持つ異質さみたいなのがクッキリと現れているし、どことなく “生命力” を感じるのが好き。

 

そして今回はここのMCでメンバー紹介とライブ告知…初見の人に本日のセトリを書いたフライヤーを渡すという新しい試みよ…いや、来てくれるといいな。

からの「泣きたくはない」と「辛くないハッカ」。「泣きたくはない」は後ろすぎるかな、と思いつつ始まってみると前半の賑々しさがフリになっていて、静かに熱く響いていたのが印象的…ともすると、最初の賑々しさで自分の土俵に持ってきて、そこから最深部の曲を打つ、みたいな構成だったのかも知れない。

そして「辛くないハッカ」の説得力。もう、カッコ良すぎてビックリする。まぁ、僕自身が最高のライブでお酒が進みすぎてだいぶん酔っていたというのもあるのだけれど、この曲に関してはどこでやっても観客を惹きつけちゃうから凄い。

 

で、この曲で終了…だったのだけれど、観客側からのアンコールでもう一曲「シカゴ」をやってこの日は終了…というか、この「シカゴ」の完成度の高さよ(笑)というか、突発的なアンコールを行う時のパフォーマンスのやったれ!感がすごい好きなんだよな…滅多にないけど!!!

てか、そういえば「辛くないハッカ」のイントロでもシャウトやっていたりと、今日は全体的にテンションが高かったんだよな…テンション高瀬?

 

 

 

そんなクセ強スリーマン…いや、この中でしっかりと我を通す岸本さんが良すぎるし、どんな対バン相手でもかかってこいの気持ちになる…そしてここからの対バンもおもろかっだんだよなぁ…いやはや!6月後半の濃度よ!!!

 

岸本ゆめの 他 【また来たでオカン!】&【でかゆめビッグドリーム】

 

 

ロフト、西へ!東へ!

 

 

 

…の前に、2回目の大阪リリースイベント!

 

本人も話していた通り、『四半世紀-EP』発売以降、「濃密スウィーティ」と「30歳になる前に」を配信リリースしているので、「なんのリリースイベントや!」という内容だった(笑)

 

 

しかも、ひさびさの「まだ熱のある君は」とかが演奏されたりして、かなり激アツだったんだよなぁ…(理由も、会場前BGMで聴いてたら、やってみたくなった、というかなり突発的なものだったらしい…ありがたい。)

 

 

そんな前日を経ての、ロフトプラスワンウエストでの【また来たでオカン!】…というか、このポスター、好きすぎ。センス凄くない!?

 

 

ライブレポもあったりする!

 

 

ちなみに、前回の大阪イベントでも “ヲタクのオカン認定” があったのですが、今回もありました(笑)

 

そんな一曲目は「心にSUNNY」…前日のリリイベの暴れっぷりが、まぁ頭によぎること!

 

 

そこから、大阪と言えば?なご当地ナンバー、「大阪LOVER」…コレがかなり良かったんだよなぁ!今回の一連の大阪イベントでのベストアクトはこの曲かも!ってくらいの名演だった「大阪LOVER」…また近いうちに聴きたいっすね。

 

からの「泣きたくはない」…なのだけれど、“いつもと同じ 豚キムチも〜” のところでパフォーマンスをぶった斬ってそのまま注文するという、思い切った流れ…豚だけにね〜☝️しかも、一緒に生ビールも頼んでしまう(笑)どっかのなんかのタイミングで「歌がブレるから、パフォーマンス前は飲まない」と話していたのだけれど、サラッと解禁。

 

そして、生ビール飲んだ後でも全然歌唱力が変わらないのなんの(笑)

 

そこからカバー曲…「豚キムチは韓国料理なんですかね?中華料理なんですかね?」というトークをした後で始まる山崎まさよしさんのカバー「中華料理」が、まぁ嬉しい。

 

 

にしてもこう聴くと「30歳になる前に」っぽくもあるんだよな…「葛飾ラプソディー」とか、その系統の人懐っこい楽曲。このイベントでも聴けたのだけれど、良かったなぁ…

 

そしてもう一曲のカバーはファンクラブイベントでも披露した「君がいないから」。この曲もやっぱり素敵…前も書いた通り、本当に震えるくらいに良い。それこそオカンの好きなアーティスト繋がりだったのだけれど、こうやってルーツを追える選曲もいいんだよなぁ。

 

そんな大阪での家出の様子はYouTubeでも見れるらしい…ほんと至れり尽くせりだな、YouTube。

 

オカン回!

 

仲良すぎ!

 

他にも、楽曲でいうと、「静電気パチリ」「辛くないハッカ」「濃密スウィーティ」を披露しているのだけれど、問題はこの順番をすっかり忘れているのよね…何が凄いって、ラストが「濃密スウィーティ」か「30歳になる前に」のどちらかすらちゃんと覚えてなかったことなのよ。やっぱ、生ビールとレモンサワーの2杯を頼んだのがマズかったか…

(ちなみに、ロフトプラスワンウエストのレモンサワーは甘い香りがして凄く美味しい。)

 

あと、自曲の話で言うと、オカンが家の支度を岸本さんの「イチ、ミマン」を聴きながらやっていて、そのタイミングで鉢合わせた時に互いに妙に気まずくなった話が印象的なんだよな…めっちゃ親子って感じ…(笑)

 

 

そんな次回の地方イベントは愛知!!!

【きしもんvsきしめん】という、なんともなんともなイベント…そして翌日は【武蔵野音楽祭】の名古屋イベント!!!このイベントが発表された時の岸本ヲタ…もとい “オカンたち” の盛り上がりが本当に最高だった!!!

 

 

そんな、大盛り上がりの大阪イベ…壇上で豚キムチを食べる岸本さんをただただ見守れる最高のイベントでもあった!

 

そこから東のロフト【でかゆめビッグドリーム】!!!

 

 

これまた名状し難いイベントで(笑)兎にも角にも変だった(笑)場所もいつ以来!?って感じのロフトヘヴンだったし!

 

たぶん、これ以来…?

 

なんでも載ってる、YouTube!

 

取り敢えず、木を振ることなくは終わった(笑)

 

コーナーとしては、【当ててください!でか美さん!】と【聞いてください!でか美さん!】の2つと、カラオケのコーナー、そして事前の質問のコーナーに、自曲のコーナーと、とにかく盛りだくさん!

 

【当ててください!でか美さん!】のコーナーは、最近岸本さんがクリアしたポケモンに関するコーナー…簡単に言えば、「岸本さんはどのポケモンにどんなあだ名を付けたてでしょう?」という単純なコーナーだったのだけれど、これがなんか凄く面白いんだよな(笑)てか、ほぼ一言大喜利なんだよな(笑)

 

 

因みに、パイロット版はファンクラブイベントで既に盛り上がり済みだった…このコーナー、ほんまアホで良いのよ。

 

一方、【聴いてください!でか美さん!】は岸本さんのトークを存分に楽しめるコーナー…本人の自覚がないのが面白いけれども。

 

 

「切実に売れたい」というテーマトークをして、“切実さ” で点数を決めてもらうという内容だったのだけれど、給料日と後輩への奢りで鬩ぎ合う岸本さんが一番面白い(笑)

そしてそんな “切実に売れたい” 岸本さんがカラオケコーナーで歌う「酒と泪と男と女」よ。

 

 

てか、漏れ出るスナック感よ(笑)

因みに、テーマとしては昭和・平成・令和の名曲を歌う、というものだったのだけれど、「令和の曲はあまり知らない」という理由で昭和の曲を真っ先に選ぶ岸本さんのセンスよ。

 

服装含めて、伏線だったのかしら…?

 

そして、「爆裂愛してる」を歌うでか美さんよ…申し訳ない…てか、そういう曲だったんだ…有名な部分、そこの部分なんだ… ←推しと同じく令和の曲にあまり興味がない人の感想

 

ラストは二人のデュエットだったのだけれど、これがHALCALIだったのが意表ついてたんだよな…てか、岸本さんのラップが何気に新鮮だった!

 

 

そして、自作曲披露のコーナーは、でか美ちゃんは「NEVER BE  YOUR LITTLE GIRL」…なんというか、八木沙季さんの時にも思ったのだけれど、キャラが立ちすぎてるんだよな、YUM。

 

 

そして岸本さんは「30歳になる前に」…やっぱどこで聴いてもいい曲なんだよな〜!

 

 

と、言うわけで東西それぞれロフトを1週間のうちで堪能する回(笑)次回の名古屋にしても、YouTubeリアルイベントにしても、なんだか謎なイベントが増えてて楽しいっすね…てか!こんなに楽しくて良いんかな、ホンマに。

 

 

 

『ラヴ・オール!!』 / 梅棒

 

 

4回目の梅棒…というか、まだ4回しか観てなかったんか!?

 

 

(これまでの観劇記録。)

 

4回目の梅棒の会場は大井競馬場の真ん前にあるシアターH…池袋にしても、日比谷にしても、庶民ちょい下の生活感を持っている自分としては、地味に格好とか気をつけなければ行けないなぁ…という勝手な緊張感があったのだけれど、今回は勝手知ったる我が町大井町ということで、なーんの緊張感もなく徒歩で行けたのが良かったな(笑)

 

 

加えてもう一つ与太話をすると、今回は今までの梅棒の現場と比べて男性客がそこそこいる新鮮さ…家族連れやカップルじゃない、ちゃんとした男性のソロ客(?)が居る謎の安心感よ…まぁ、それでも圧倒的に女性客の方が多いんですが。

 

そんな『ラヴ・オール!!』なのだけれど、何につけても「石田亜佑美さんが凄かった」という一言に尽きてしまう。これまでは、楽曲ごとの演出とかを細々と覚えていたり、話していたのだけれど、割と真面目にちゃんとした観劇をするためだけにもう一回観に行くかを検討したくらいには、石田さんしか観てなかった。

 

 

何が凄かったかと言えば、シンプルに豊かな表情と身体表現のこの2点に尽きる。

初めに書いておくと、ダンスにおいては出演されている皆様がプロなので、そこにおける差は全くありません。それぞれの得意な分野で個性を発揮しつつ、それでいて揃えるところは揃える…なので、ここでいう表情の豊かさと身体表現はダンスにおけるものではなく、圧倒的に芝居におけるもの。

めちゃくちゃ簡単に石田さんの演じた役柄について書くと、“既にアイドルの道を歩き始めている姉と同じく自分もアイドルをやりたかったのだけれど、勇気がなくてオーディションに応募できなかったところ、父親の思い違いから結果としてアイドルオーディションへ参加することとなった妹” なのだけれど、基本的にアイドルになる為に真っ直ぐ努力してきた姉に比べて、なりたいけど勇気がない、自分で出来るか分からない、みたいな一捻りある感情のクッションを一挙手一動足にしっかり落とし込んで表現できていたのがとにかく良かった。

もちろん、アイドル経験がほとんどない素人丸出しの前半から、アイドルとして “覚醒” する後半に向けて、リズムの取り方一つにしても変化が付いているし、その出来ないもどかしさもちゃんと当たり前に身体に落とし込めていたのがそもそも良い。(ここら辺はもしかしたら実体験を元にしているのかしら?とも思ったり。)

ただ、その上で自分が印象として強いのは、姉に先んじてオーディションに勝ってグループを結成することとなった時の、あの自分事として嬉しさがある一方で、姉が落選しているなかでの気配りとかもどかしさの、絶妙な中間の感情がセリフなしでちゃんと伝わってきたのが好きだったんだよなぁ…いや、本来の劇ならこの絶妙な温度感って、セリフやその間、若しくはもの悲しいBGMとかで表さないといけないと思うんです。ただこの場面、(記憶が間違ってなければ)後ろではバッキバキの中島健人の「IDOLIC」が流れているわけですよ。なので、自分の表したい表現を100%自分のコントロール下においてできる訳ではない。そんな制約の隙間を縫うように、当たり前のように「IDOLIC」に合わせつつ、役の持っている感情を表していたのは、流石を通り越して “凄い” な、と思ってたなぁ…今まで観てきた中でこんなに細かい感情を伝えていた人は居なかったイメージがある。

 

もちろん、感情表現の難しさはセリフがない弊害ではないし、なんならセリフがあっても感情が伝わってない舞台なんてザラにあるのだけれど、それでも基本的に梅棒の舞台は喜怒哀楽の感情がハッキリしていて、そこにJ-POPの有名曲が劇を彩るというなかでの “感情の分かりやすさ” は確かにあるんです。ただそういった中で、こんなに細かいグラデーションのある演技ができた石田さんが本当に凄いって話…いや、ホントになんだったんだろあの表現力。

ただまぁ、それこそ過去のソロフェスの「忘れてあげる」のパフォーマンスではないのだけれど、この手の曲に合わせての表現、乃至は芝居が抜群に上手いというのはあるのかもなぁ…今年のソロフェスで同じような演技しているメンバーもいたのだけれど、石田亜佑美さんには遠く届いていなかったもの、ぶっちゃけ。

あと、観劇した後で、もう少し石田さんのダンス観ておけば良かったなぁと…流石に【生たけ】以外は意外とよく知らないみたいな感じで行ったことに少し後悔があったな。

 

 

ただ、ここからがさらにもどかしいところで、だからこそ使用された楽曲が石田さんに追いついていないのでは?とも思ったんだよなぁ…ここのバランスがやっぱり難しくて、役者の表現力に合わせるのか、来ている観客に合わせるのかで、もう少し役者に合わせた渋い選曲を後半に持っていったらどうなっていたのかを少し考えてしまったんだよなぁ…それくらい、石田さんの身体表現が素晴らしかった。

 

そんな楽曲ごとの印象で言うと「カリスマックス」が始めに来るかなぁ…この曲2回目のような気がするのだけれど、梅棒と相性がいい印象が勝手にある。もちろん、僕自身が好きというのもあるけれども(笑)

 

檄!帝国華撃団」も印象的…というか、このパフォーマンスの時の松浦景子さんの顔がまぁうるさくて(笑)終盤に見せる連続ターンの凄さとのギャップがまぁ面白いと言うか…ゲッターが好きなのがなんかわかった気もするし、ゲッターも影響下にあることがよくわかる(笑)

 

(にしても、毎度すごい熱量のブログなんだよな…)

 

栄光の架橋」も好きだったな…柔道の大会で負けたシーンのナレーションから始まるのがそもそもドラマティック…ナレーションをバックにコーチに抱きかかえられて失意の中にあるシーンから、曲の開始でその前日譚に時間軸が戻り、試合への壮行会のシーンから、(あり得ない体格差の相手に)決勝戦で挑んで一本背負いで負けるシーン、そして負けて落ち込んでるところにコーチがオーディションの応募を見つけて、書類を送付するところでこの曲でのパフォーマンスが終わるのだけれど、そのオーディションの書類を送付するシーンあたりで謎の感動としか言いようのない構図を見せられて「何なんだろ、この時間」って思ってたりしてたな…個人的にはこの楽曲のパフォーマンスが2番目に好き。

 

1番は「Everything」。どうやら元の主題歌になってる『やまとなでしこ』がベースとなっているらしいのだけれど、そこまでは分からなかった…のだけれど、分からなくても7分まるまる使ったパフォーマンスがとにかく圧巻だった。

主人公姉妹のお父さんとお母さんが合コンであって、その後に恋に落ちて、結婚して、そしてギクシャクして…みたいな一連の流れをこの一曲に詰め込んでいるのだけれど、その2人の話が進んでいる中での心の動きをアンサンブルの方が別で踊っている、あの演出が個人的にツボだったんだよなぁ…それこそセリフがないならではの演劇表現。

アンサンブルの方々も今回良かったんだよなぁ…細かいところに手が届いていて、劇全体の流れがスムーズだった感じもあるし。

 

あと、やっぱ(?)梅澤さんが個人的にツボなんだろうなぁ…お父さんの「好きすぎて滅!」のあの全体の身体の硬いダンスみたいなのが大変良い…それこそ「私なんて滅相もない…」的な雰囲気から、ヲタク仕草に飲まれる瞬間みたいな可笑しさみたいなのがしっかりと表れていたんだよなぁ…なんだろうなぁ…梅澤さんって “人情” なんですよ。“コメディ” とか “ユーモラス” じゃなくて “人情” って感じ…フランキー堺さんとか植木等さんとか、洋じゃない日本の喜劇人って感じの雰囲気が好きなんだよな…ハロヲタの言い馴染みでいうと “だーいし感” ってやつ。

てか!それで言うと2人のシーンが凄く好きだったんだよな…!「ケセラセラ」だったかなぁ…2人と犬で物語が進んで行っていたパフォーマンスがあったのだけれど、演劇としての充実度が半端なかったな…あたし、梅澤さんのヲタクになるのかしら、今後。

あと、話は戻るのだけれど「好きすぎて滅!」にしても、「カリスマックス」にしても、そして「アイドル」にしてもかな…なんか、この曲にはコレ!みたいな振り付けを絶妙に避けていく姿勢みたいなものも、なんか好きだったりする(笑)そして、ハロプロとAKB系の楽曲もやらない…正確には鈴木愛理さんの楽曲はあったのだけれど、こういうしれっと硬派な面も好きなのよ。

 

他のめちゃくちゃ細かいところで行くと、梅棒の胡散臭いCMすごい好きなんだよなぁ…今回でいうと、オーディションのCMとか。ちょうど良い胡散臭さ。

あと、舞台装置が割とシンプルだったのも印象的。プロジェクションマッピングも使用してはいたのだけれど、基本的にはフォーメーションで劇を進めていってたのが新鮮だった。

 

と、まぁそんな今回の感想なのだけれど、個人的には前回のオール梅棒メンバーでやっていた『FINAL JACKET』の爆発力には一歩及ばないって感じ…やっぱ「すきっ!」で暴れ出た脳汁の絶対量には敵わなかったんだよなぁ…というかあのシーンのラスボスって梅澤さんじゃなかったか…ラストシーンも梅澤さんだった記憶もあるぞ…やはり、梅澤さんのヲタクになるしかないのでは…?

 

 

ただその一方で、もう一回観たいと思ったのは『ラヴ・オール!!』で舞台上で複数同時進行しているシーンが比較的多かった気がするんだよなぁ…それこそ、目がいくつあっても足りないみたいな現象がかなり多かった気がする。

ここに関してはちょっと今後の課題だなぁ…どうしよう、次回で梅澤さんしか観てなさすぎて劇の内容が入ってきてないみたいな現象とか起きたら…(笑)