さしもしらじな

アイドル系のデトックス諸々

岸本ゆめの『BE』

 

 

岸本ゆめのインターミッションシリーズ、第二弾である。

 

岸本ゆめの on Instagram: "BE 配信中 つばきファクトリーとヒトリのあいだの活動、くらいな感覚です ハロー!プロジェクト人生を終える最後に、Berryz工房さんの歌を歌う意味、大切な気持ち込めました #tsubaki_factory #岸本ゆめの #きしもとのモト"

 

岸本ゆめのの夢で会いましょう-行くぜ!つばきファクトリー#47 - さしもしらじな

 

正確には今回の『BE』が先立つのだけれど、色々とあって先延ばしにしていたのだ。そして都合よくハロプロアドベントカレンダーのタイミングで復活させようという、そういう事情である。

 

ハロヲタブログ Advent Calendar 2023 - Adventar

 

今回と直接関係あるかは微妙なのだけれど、同じ “卒業曲” というテーマなので。

 

忘れられない卒業ソロ曲を回顧する。 #ハロヲタブログアドカレ2023 - 零れ落ちる前に。

 

というわけで時間軸というと【岸本ゆめのの夢で会いましょう】よりも前に戻ります…

 

 

 

それは暖かい秋の日のこと。その日、僕はフォロワーさんと武道館公演が始まるまで神保町周辺を散歩していたのだけれど、その時の会話でハイデガーの話が出てきたのだ。

ハイデガーといえば『存在と時間』である…そしてその数時間後、岸本ゆめのの『BE』を聞いたときにそのことを思い出した…

 

訳などあるはずもない。

 

そもそもハイデガーの名前が出たときに『存在と時間』のことを想起してないし、更に言うと現場でその歌を聴いた時にその楽曲のタイトルが『BE』であるということすら知らなかったのである。

ここら辺が現場勢と映画館等の放送勢との違いなのだけれど、現地の人はあの曲名が『BE』であることを認識する術などなかったのである…それこそ古参のファン以外は。

と言うか実際問題、あの場にいた人で歌が始まった瞬間に『BE』だと分かった人がどのくらい居るのだろう…僕と同じように、スクリーンに映る歌詞が手文字だったことも相まって、自作曲じゃないのか?と思った人も少なくなかったはずである。いや、わからんけど。

 

因みにこの曲、ハロプロの中でも歌われるのはレアである。ハロプロセトリ検索システムToMoKo(ハロプロセットリスト検索システム「ToMoKo」(β))によれば、披露されたのが2014年7月ぶりである。はっきり言って定番でもなんでもない。なんなら岸本ゆめの本人のバースデーイベントでも歌われたことないのだ。てか、つばきファクトリーすら存在してないじゃないか、おい。

 

なぜそんな突拍子もない曲を選ぶのかと言われれば、それはもう「岸本ゆめのだから」としか答えられない。

ただ、そんな曲を選んでも不自然にならないような、「誰も予想だにしない曲を披露する」ことへの伏線自体はこの【可惜夜〜暁】中に張り巡らされている。

 

まず、「妄想だけならフリーダム」。最新曲ではあるのだけれど、この曲に岸本ゆめのが参加するのはこの【可惜夜〜暁】が最初で最後だったのである。

 

つばきファクトリー【可惜夜(大阪公演)】 - さしもしらじな

 

おそらく、このオープニングの一発の為だけに【可惜夜】本ツアーでは外れていたのである…ということはこの “予想だにしない展開” は本ツアーが始まった10月から構想されていたことになる。

…にしても、本バージョンだとリトキャメのユニゾンパートになってるところを1人の声量で聴かせてるの、冷静になると凄くない?

 

次に【可惜夜〜暁】メドレー〜山岸理子による°C-uteを中心にしたメドレーと岸本ゆめのによるBerryz工房を中心にしたメドレーの豪華二本立て〜である。もちろん、つばきファクトリーのライブでそれ以外の楽曲を披露するのはなかなかの博打ではある。ただそれを “研修生からの仲” と “つばきファクトリーBerryz工房の精神を受け継いだ正当なグループ” という二大文脈において成立させてしまうのである。

 

(…とはいえ、正直【灼熱】で河口湖まで行って中身開いたら「夏わかめ」と「忘れられない夏」が披露される、みたいな展開がザラなので慣れてるといえば慣れているのだけれど)

つばきファクトリー【灼熱(2023)】 - さしもしらじな

 

ただそんな半ば強引に成立させておいて、なおも選んだ楽曲の個性が光る、あえて悪くいえば「なんでこの曲選んだんだよ!」と突っ込みたくなるのがこのメドレーの肝である…が、ここにもキチンと文脈が質されているのが素晴らしいところ。

僕もあとあと知ったのだけれど、岸本ブロックの前半の2曲…「アジアン セレブレイション」と「サヨナラ 激しき恋」は岸本ゆめのの敬愛する先輩清水佐紀さんが目立っている曲らしいのだ。コレが重要なのは、ただ敬愛してるからだけでなく、そのキャプテンのメンバーカラーであるイエローを岸本ゆめのが引き継いでいるということにある…さらにいえば、そのことは復帰後から武道館までの非常に短い期間のうちのブログで言及されており、さながらこのパフォーマンスの為に用意されていたかの雰囲気すらある。

 

いちばんをつくる、岸本ゆめの | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

因みに、たまたま岸本ゆめののイエローについてのブログ記事もあるのでよければどうぞ。

 

椿の花芯はイエロー/小片リサに岸本ゆめののメンバーカラーをつけてほしくはなかった - さしもしらじな

 

そして「行け!行け!モンキーダンス!」はMCでも語られていたように帯同ツアーの思い出の曲でもある。

と、一見して破天荒に見えるメドレーも、ちゃんと意味があるのである。

(因みに前出の ハロプロセットリスト検索システム「ToMoKo」(β) によれば、「サヨナラ 激しき恋」も2019年のこぶしファクトリーのリリイベ以来の披露だったとのこと。)

 

ただ、もちろん文脈の意味があるだけではダメ。そこに岸本ゆめのの歌唱力があるから説得力が生まれる…もっというと “歌声で観客をねじ伏せる” のである。この圧倒的な歌の力とパフォーマンス力で観客をねじ伏せるところに岸本ゆめのの本質がある。

 

つまり、歌の力で人を黙らせる。

 

…にしても。にしてもよ?イケイケのディスコ調から熱いロックンロール、そして異国情緒漂うコミックソングと、このメドレーの幅広さには驚く。そしてその完成度よ…ほんと完璧なんだよなぁ…。

あと、研修生曲からルーツとなるベリキュー、そしてインディーズとメジャーのデビューシングルを披露して最後に「間違いじゃない 泣いたりしない」を披露する流れは、何もない2人が先輩たちの背中を追いながらデビューして、遂に自分たちのアイデンティティーを手に入れる過程にも見れて、ホントに良いんだよなぁ…。

 

取り止めのない「間違いじゃない 泣いたりしない」レビュー? - さしもしらじな

 

そんな “予想だにしない展開” の極め付けが新曲「アタシリズム」である。コレに関しては最早バグ。だって岸本ゆめのの復帰に際して制作されたものと明言されているんだもの…ということは本来なかったハズの楽曲なのだ。

 

アタシリズム☺︎小野瑞歩 | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

まさかの完全なるフィーチャー曲。一応、「君と僕の絆 Feat.KIKI」もあるのだけれど、これは【灼熱】で披露されたもののリメイク版。本当にゼロから作られたという意味ではつばきファクトリーではかなり珍しい立ち位置。正直、【可惜夜〜暁】で色んなサプライズがあったけど、一番はこれだと思う。(異論は認める)

 

因みに本人たちもかなり好きな曲なのか、音源化されてない…どころかハロステ!ですら公開されてないのにも関わらず、フェスで披露されたり、グループでも2回しか披露してないのに早速小野田紗栞がバースデーイベントで披露していたりと、既に定番曲化しつつある…。本当にどういう立ち位置になるんだこの曲…。

 

 

せっとりすと♪小野田紗栞 | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

そんな様々なサプライズがあった上での「BE」である。

 

正直、自作曲だと見紛えても仕方なくない?

 

で、兎にも角にも歌の説得力ですよ、これは。

 

【ハロ!ステ#504】 つばきファクトリー コンサートツアー 2023秋 可惜夜~山岸理子・岸本ゆめの 卒業スッぺシャル~暁 特集! MC:伊勢鈴蘭&筒井澪心 - YouTube

 

ホントにね…ひとり The Ballad でしたよ、これ。全員が固唾を飲んで聞き入ってる異常空間。あんなに聞き入ってること、他にないんじゃない?ペンライトを振るわけでもなく、ただ聞き入ってる。

で、この曲の解釈だけど、これは前に書いた文章から抜粋。

 

つばきファクトリー【可惜夜 〜山岸理子・岸本ゆめの卒業スッペシャル〜 暁】 - さしもしらじな

 

この「BE」。わかりやすい言葉なのに、歌詞を理解するのには結構難しいな、と思ったんですよ。なんというか「じゃ、歌ってる私は誰なんだ?」ってなるというか、良い曲だけどメッセージを読み解くにはかなり難しくない?っていう。

そこで、ポストで流れてきたのがつんく♂さんのセルフライノーツですよ。

 

Produce Work│つんく♂オフィシャルウェブサイト

 

ここからはこのライノーツを元にした独自の解釈なのですが…。

 

つんく♂さん自身が書いてるように岸本ゆめのが “あの子” を “まだこの世にいない人” “まだ生を受けてない人” に重ね合わせたのかは定かではないのだけれど、もし重ね合わせてた場合、それは “いつかつばきファクトリーに入ってくる子” なんじゃないかなって思うんです。

じゃ、そうなると “君” って誰なのよ?ってことになるのだけれど、これは今所属している “つばきファクトリーのメンバー” だと思うんです。

 

“君” = “つばきファクトリーのメンバー” 

“あの子” = “いつかつばきファクトリーに入ってくる子” 

 

という構図を考えた上で歌い手である、“私” = “岸本ゆめの” は、じゃあ一体何を考えて歌っているんだろう?と思うと、それは “君” と出会えてよかった、ってことだったと思うんです。それは歌詞にあるように、“君” がいつか “あの子” と出会って、“ぬくもり” や “全ての答え” がわかるように、“私” は “君” に出会って “ぬくもり” や “全ての答え” を知ったのではないかと。

で、なんでそこまで考えられるかというと、岸本ゆめのが復帰して以降、繰り返し繰り返し…例えば行くぜつばきファクトリーの自身最後の出演のコメンタリーだったり、【可惜夜】本ツアーの千秋楽だったり、卒業特番だったりでも、自分のこれからよりも、つばきファクトリーのこれからをつばきファクトリーのファンに託してきたからなんです。そんな彼女が最後に、未だ見てないどこかにいるであろう “いつかつばきファクトリーに入ってくれる子” に向かって歌っているのが凄く納得がいく…というか、こうとしか考えられない。

 

公開収録!後編!-行くぜ!つばきファクトリー #44 - さしもしらじな

つばきファクトリー【可惜夜(名古屋公演)】 - さしもしらじな

 

いや、もちろん読んでる人の中には「そこまで考えてないだろ」とか思う人もいるかもしれないけど、岸本ゆめのならありえるなぁと、ファンである僕は思う。

にしても、アイドルが歌うには難解な曲だとは思うが。

ただそこらへんも岸本ゆめのらしくて、Berryz工房の曲も含めていろんな楽曲を歌ったのだけれど、引いてはハロプロにも素敵な曲は沢山あるけど、その外の世界にも素敵な曲は沢山あるんですよ。それはもしかすると、自分が作る楽曲かもしれないわけで、そういう新しい世界へと向かう中で選んだのがこの曲だったのかなぁと。

つんく♂さんはこの解釈をどう思うのかな。てか、この曲を選んだ岸本ゆめのにどういう感想を抱くのだろうか。見てほしいなぁ…是非とも。

 

 

…と、まあこう書いた後、“君=むかしの自分” “あの子=君が思い浮かべている将来の自分” ていう線も考えてみたけど、やっぱりしっくりこない感じ。

 

“君” = “つばきファクトリーのメンバー” 

“あの子” = “いつかつばきファクトリーに入ってくる子” 

 

この構図が一番しっくりくると思うし、本人があれだけ落とし込んで歌っているのだから、この解釈じゃなくても、ちゃんと考えがあって歌ってると思う。目立てるから、珍しいから歌っているのだからではなく、ちゃんと考えて歌っているのだ。

そしてそれは「これからはハロプロの曲をほとんど歌わないかもしれない」という発言にも繋がってくる。これほど完璧な選曲が出来るのならば、おそらく他の卒業したメンバーとともに M-Line を盛り上げることもできると思う。しかし、やらないのだ。だってどんなに頑張ってもこのレベルには辿りつかないのだから。

 

いや、この解釈を抜いたとしても、この曲の歌い出しが “また一つ 夜が明けた” で始まるのだ。ライブタイトルが【可惜夜〜暁】で本編のラストで「初恋サンライズ」、からの “また一つ 夜が明けた” である。え、完璧じゃない?それに加えて、上の解釈を加えたら全てが必然すぎて凄いのよ…。

 

これが、卒業するということに対する真摯な向き合い方なのだと思う。やりたいことを全部、完璧にやり遂げる。実に岸本ゆめのらしい卒業だ。

 

岸本ゆめのの夢で会いましょう-行くぜ!つばきファクトリー#47 - さしもしらじな

 

さてそんな “完璧さ” はもう一つのインターミッションである行くぜ!つばきファクトリーの方で行われた岸本ゆめの夢で逢いましょうで真に完遂されたと言える。卒業セレモニーではリーダー山岸理子とは違い、メンバー個々への言葉はなく、あくまでも観客とスタッフにたいするものであった。これは結果的にライブの中弛みが緩和され、スマートなコンサートにすることを実現したように思える。

そして結果的に言いそびれてしまったメンバー個々へのメッセージは番組内でしっかりと伝えられた。面白いのはメッセージの後にそれぞれに当てた “歌詞” までプレゼントされているということ。なんとなくだけど、これって挨拶を行ってから「BE」を歌い始めた形式と似ていると思うんです。となると、彼女の頭の中では既に「BE」を歌う時の演出まで決まっていたのかなぁと、見た後に思ってました。

 

さて、こんな風に見ていくと、一見して突発的に現れた「BE」だけど、全部繋がっているというのが岸本ゆめのの真髄だと思うのです。いや、もしかするともっと深いのかもしれないし、反対にここまで考えてないかも知れないのだけれど。

ただ、この考察の余地というかね、これからもこう言う “アイデア” に驚かされるのかもしれないなぁとも思ってたりするんです。ソロになって不安に思ってるところもあるのだけれど、それでもやっぱり惹かれるのは岸本ゆめののこういう “生き様” なんだよなぁ、結局。

 

 

 

 

 

岸本ゆめのの夢で会いましょう-行くぜ!つばきファクトリー#47

 

 

 

ほんとうに。

ほんとうにまさかの復活劇。

いや、別に卒業したら出演できないというルールなんてないのだけれど。

 

いやぁ…驚いたなぁ…。

 

とは言え、少しは予想していたのですよ。

 

 

理由としては2つ。

 

1つは予告内で小野さんが “感動回” と言っていたこと。

なんとなぁく、メンバー関連のこと…もっというと、岸本ゆめのに関することなんだろうな…というのがなんとなく。

 

 

2つ目は岸本ゆめのがメンバーへの言葉を一つも残していなかったこと。

だってあの喋りたがりがメンバー一人一人に向けての言葉を残さないなんてことあるか?浮かレディオでも、60try部でも、ブログでも、可惜夜〜暁でも残してない…残さずに去るなんてことあるか?…みたいな。まあ、DVDマガジンでも言ってる可能性があるからなんとも言えないけれど、それでも公の場で言葉を残さないことには違和感があった。

 

それにプラスするならば、シーズン4の初回放送が頭にあったこともある。正確にいうと、「行くぜ!つばきファクトリー」新シーズンドッキリの一連のくだりである。

 

新シーズン発表ドッキリ!-行くぜ!つばきファクトリー#35 - さしもしらじな

 

あの時に上手いことプロデューサー陣にしてやられたことで変な免疫が付いていたので、これも何かの振りに見えてたり、見えてなかったりしていた。

 

 

…とは言え、今回の企画は4日前くらいに決まったとかで、事務所もギリギリでOK出したのかなぁとか考えたり。

 

 

兎にも角にも、さまざまな人が動いた結果岸本ゆめののフィーチャー回が実現したのである。うん、ほんと驚きだった。

 

岸本ゆめのから歌詞のプレゼント!つばきファクトリー・新沼「初めて人から歌詞をもらって、告白されてる気分になりました(笑)」|芸能人・著名人のニュースサイト ホミニス

(正味、3日以内で仕上げた Song for you の歌詞たちも、岸本ゆめのの努力の一端と言えるのかな)

 

そんな岸本フィーチャー回、「岸本ゆめのの夢で会いましょう」はバースデーイベントでやっていた架空のラジオの公開収録の番組名だったりする…元々は2017年か、2018年かのものだったのだけれど、今年のバースデーイベントで復活しています。

 

岸本ゆめの【岸本ゆめのバースデーイベント】 - さしもしらじな

 

あと、年明け生配信の番組名もここから採ったものですね。あ、2022年の時はBSスカパー!で小野田紗栞と共演してたりもしますよ!

 

行くぜ!つばきファクトリー×happyに過ごそうよ コラボ生配信「つばきファクトリー岸本ゆめのの2023年で逢いましょう」 - YouTube

 

さて、ここからラジオトークの形式で年少順に思いを伝えていき、その後そのメンバーに向けて書いた歌詞を朗読するコーナー「Song for you」を届けていきます。

 

初めは豫風瑠乃。

そういえば、サラッと髪飾り付きで登場している岸本ゆめのなのだけれど、これ標準装備のアクセサリーではなくて、可惜夜座間公演2日目夜のみの装備なんですよ。るのちゃんがおそろっちにしたいためにきしめんさんに渡したもの。

 

おほしさまんば〜ァ 豫風瑠乃 | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

(ちなみに “きしめんさん” の由来は名古屋名物のアレではなく、“岸本さんイケメン” の略です。これは可惜夜名古屋公演で知らされた事実。)

 

るのちゃんへの言葉はやっぱり歌の話になってたなぁ…。

 

「うちの真似はしなくていいから、るのらしくつばきの世界観を作り上げていってね」

 

いやぁ、これを言えるのが岸本ゆめのよね…。療養期間中、やっぱりどこかで重ねようとする自分もいたのだけれど、やっぱ岸本ゆめのの再現は難しいのよ。本人の嗜好がコンテンポラリーの歌い方と乖離してるから。だからこそ、こういう言葉が効いてくるんじゃないかな…“自分らしい世界の作り方” …どんな景色を見せてくれるんだろう。

 

…で、歌詞なんだけど…一応手書きでメモしているのだけれど、ここには載せません(笑)著作権引っかかるのヤダし。

ただ内容はとても豫風瑠乃。

そして歌詞の中に “ため息” というワードが出てくるのだけれど、それを受けてのブログが出ていたり…いや、この影響を受けたかは正確にはわからないけれど、似た表現が出てきたりする。

 

旅にでたよっふー 豫風瑠乃 | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

こうやって想いは受け継がれていくのだろうか。

 

さて、次は福田真琳。さっきは会話をしていた豫風瑠乃が号泣していたのだけれど、岸本ゆめのが泣きます。そしてそれを見た谷本安美が一言「重いのよ」というのがなんとも良い。因みにこのあと、その谷本が泣きます。綺麗なブーメラン。

 

まあ、思わず涙してしまった福田真琳との関係性はここから見てくださいな。これは泣かない方が無理だって。

 

岸本ゆめのの人間関係 療養期間編 - さしもしらじな

福田真琳 with 岸本ゆめの【福田真琳バースデーイベント2023】 - さしもしらじな

 

…話は少しズレるのだけれど、たぶん岸本ゆめのって自分の愛の重さについてたぶん自覚ないとは思うんです。今回の向けた言葉の内容もそうなのだけれど、浅倉樹々ちゃんの “愛が重い” イジりにひとりついて行けてない時があって「?」となったのだけれど、今回で思った。たぶんこの人自身が重い人だ。ネイルも真琳のバースデーイベントからそのままブルーのままだったしね。

 

でさ!歌詞よ!

もうね…曝け出しすぎ。

リアルタイムのポストでもあったのだけれど…この人って全然プラトニックじゃないのよ(笑)

ただ、結局どれだけ曲げずに曝け出せるかどうかが勝負だから、詩って。そこが出来ないと書く意味がない…みたいな。いや、わかったように書いてるけど!僕自身は何者でもありませんけど!!!

で、番組内ではイマイチ舌足らずな “Baby(べいべ〜)” の発音だったり、“青いサングリア” という上手いこと言ってるのかどうなのかよくわからないフレーズに目が行きがち…いや、こういうキャッチーなフレーズが作れること自体が割に大事なのだけれど、それ以上に好きなのは “ふたり居る 夢の奥” のところ。ていうか、 “夢の奥” というフレーズ。意外とありそうでなくないですか?ここら辺の言葉のチョイスの妙が冴えてるなぁと。

ただ、これに関しては絶対深夜に書いただろ、とは思ってる。想いが溢れちゃって、昼に見返すと気恥ずかしくなる…そんな経験ありません?あと “夢の奥” で自分の名前入れ込んでるのも確信犯だとは思ってる。やっぱ重いぞ。

 

八木栞は泣くの早かったな。

放送直前の香港台湾公演でルームメイトとして濃い時間を過ごしたのも相まっていたのかな。コメンタリーの秋山眞緒曰く八木栞は “ほんとうにマジで一人行動が好きな人” ということなのだけれど、そんな八木栞が楽しそうに岸本ゆめのとの相部屋についてを話してたからよっぽどなんだそう。

 

つばきファクトリー【可惜夜(座間公演)】 - さしもしらじな

(香港台湾公演の話をまとめてます。因みに、香港台湾公演直後の岸本ゆめのの復帰回となった60try部でも共演してたりします。)

 

岸本ゆめのが八木ちゃんへ向けた言葉は自分らしくマイペースにと語りつつも、時には頼ってもきてね、というもの。

そして「Song for you」では、元からあったものからのチョイス。“草臥れたスニーカー” というのが実際の八木栞と同じらしい。そしてそんな彼女は卒業後、新しい靴を履いてたりします。

 

新しい靴!八木栞 | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

河西結心はね…ここだけラジオネームの由来が謎なんだよね(笑)「赤い布さん」…本人は「ラジオネームなんて分からんもんやん」というけれど。

るのちゃんのときの「地元の先輩」…これは同じ大阪出身から…

真琳のときの「豚キムチ」…これは岸本ゆめのの大好物、プラス真琳のバースデーイベントでゆめのがリクエストしたお絵描きのお題でもある…

八木ちゃんのときの「ルームメイト」…これはさっきの香港台湾でのこと…

まおぴんのときの「同じショッピングモール」は2人の最寄りのショッピングモールから同じことから(因みにこのことは行くつばの第一回放送で話されてる内容だったりする、個人的なエモ)…

 

『行くぜ!つばきファクトリー!』#1 - さしもしらじな

 

さおりんの「餃子(夫)」…これは2人のユニット名「夫婦餃子」から…

 

きもち♪小野田紗栞 | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

おみずの「笑う門には福来る」…正確には「笑う門には福来ル」でこれは全国同時挨拶会のユニット名から…

 

笑う門には☺︎小野瑞歩 | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

そして、きそあみの「同期さん」は言わずもがな…

 

「赤い布さん」だけ謎なんですよ。

 

ここら辺がね…面白いところよね。絶対なんかあると思う(笑)

そんな河西さんに向けての言葉で思わず互いに涙ぐんでるのが良かった。「もっと自分勝手にしても良いんだよ」という言葉に「いや、周りのために動くのが自分の役目なんで」と返す言葉の力強さと裏腹に涙声だったのが河西結心だったなぁ…まぁ、この2人、育ち似てるからなぁ…色々。

 

(ここは完全に憶測も憶測なのだけれど、ハロプロでは珍しいシングルファザーの家庭のメンバーを入れれたの、岸本ゆめのがいたからなんじゃないか?と少しだけ思ってたりする。少なくとも先輩メンバーは接し方わかってるし、変に悲観ぶらないだろう…みたいな…わからないけどね!(念押し))

 

ただそんな河西結心に宛てた歌詞は福田真琳以上にアダルティーな内容っていうのがなんとも…てか、この2人に関しては予め泣くことが分かってたからこういう恥ずかしくて笑ってしまう歌詞を当てたのではないかと思ってしまうほど。いや、流石の岸本ゆめのでもそこまでは計算できないか。

にしても “溶け合いたいなら そう言って” の破壊力よ。谷本安美が興奮して隣にいた小野田紗栞を食べようとしたの、めちゃくちゃ面白かったんだよなぁ…いや、どういう類のリアクションよ(笑)

因みにこのあと転換のときのオフショットが流れていたのだけれど、そこで適当な(いなたい)節に乗せながら(これまたいなたい)踊りをしてる河西さんがなんとも最高なのと、新沼さんの「ゆめちゃんは私とは溶け合いたくないんだ〜」という言葉に対して「誰とも溶け合いたくねぇよ」と一蹴するゆめののやりとりが最高でした。転換のときすら撮れ高のあるつばきファクトリー、流石です。

 

さて続きましては、さにこの3人娘。

 

小野「溶け合いたいなら〜」

小野田秋山「そう言って〜」

小野「エメラルドグリーンのサングリア、小野瑞歩です(ドヤっ)」

小野田「ピーチのサングリア、紗栞です(ドヤっ)」

秋山「ライトレッドのサングリア、眞緒です(ドヤっ)」

岸本「仕込みヤバっ!」

 

…この軽妙なやり取りよ(笑)

転換の間に決めたらしいのだけれど、完成度高いのよ…さすがサニーな娘、陽キャ集団。イジる時はここぞとばかりにやりやがる。

 

 

秋山眞緒に対しては完全に友達への言葉だったな。同じ地元ってのもあるのだろうけれど、他のメンバーとの距離感がやっぱり違うんですよねぇ…。

 

岸本ゆめの on Instagram: "コンシュウ ノ シアワセ #きしもとのモト #岸本ゆめの"

 

そして、コメンタリーのまおぴんもどこかそのことに関して誇らしげ。これからもそばで支えてほしいな。

そんな彼女に送る歌詞は、彼女の日常を切り取ったもの。意外とこの手のドキュメンタリー調の歌詞は今回は他になかったかも…実生活を切り取ったもの、というのかな。“まだ、白、” というのもなんかわかる。

 

小野田紗栞に関してはビジネスパートナー…冷めてるという意味じゃなくて、仕事をする上で一番信頼してるという意味でです。

もはや定番ともいうべきそのきっかけとなったエピソードは勿論のこと、言葉の節々に頼りにしてる一面が感じられたな。

 

「これからもみんなの母親として、1番可愛くいてください」

 

個人的には対話パートで一、二位を争う名言だと思う。

そういえば、可惜夜〜暁の感想ブログを見ていったなかで岸本ゆめののことを “素敵な言葉遣いをしてくれる人” と評していたフォロワーさんがいたのだけれど、この瞬間にそれを思い出したな。

 

新しい君にアイシテルを|鰻

 

そんな彼女へ当てる歌詞は女性シンガーソングライター系…しかもどこかゆるふわ系。なんなら女性声優とか歌っててもおかしくないような…そういう系統。地味に手広いんだよな、ここら辺。

“ちょこちゃんくくっきー” とか “ベリーベリーすうぃーと” とかのひらがな表記が小野田紗栞のブログリスペクトになってるのも細かい芸当だなぁ…。

 

ばーすでーいべんと♪小野田紗栞 | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

どうでも良いけれど「逃がす」を “にがす” としたのか、“のがす” としたのか一瞬忘れて迷っているのが少し好き。

 

小野瑞歩はね…悪い意味で喋るのに詰まってたね(笑)

最近、“だる絡みずほ” ばかりフォーカスに当ててたからか、いざ褒めるパートになると忘れちゃっていたのではないだろうか(笑)

 

(詳しくはリプ欄をチェック)

 

そんな話すことがなかなか出て来ずに言葉に詰まってた小野瑞歩への言葉だったのだけれど、歌詞はかなり良いこと言ってる。なんというか、「小野瑞歩ってこういう人ですよ!」って紹介する機会があったら、もうこれをさっと差し出したいくらい(笑) “超元気な自分の元気を他人に惜しみなく分け与えて皆んなを元気にしていくアイドル” みたいな感じだ。

個人的に “おさらば” のところが肝なのではないかと思ってる。なんなら、タイトルも「おさらば」なんじゃないかな…そんなことないか(笑)

 

ちなみに、岸本ゆめの療養から復帰後の可惜夜シリーズ…可惜夜 名古屋千秋楽、ゆめりこ卒業特番、可惜夜〜暁の一連のいずれもで泣いていたさにこの3人…特にえむぅずなのだけれどこの番組内だけ泣かなかったのはちょっと面白い出来事だなぁと。まおぴん曰く「さにこといると楽しくなっちゃって泣けなくなる」とのことなのだけれど、ここだけ岸本ゆめのも泣くそぶりが一切なかったのがなんともここの関係性。そして最後に、「じゃ、またね!」と言ってハイタッチしながら帰っていくのも、なんともさにこという感じでいい。やっぱ陽キャグループって組織に必要なんだな。

 

さにこオーディション!-行くぜ!つばきファクトリー#42 - さしもしらじな

 

最後は同期の2人…なんなら同学年でもあるんだよな、この3人。そんな括りもあるけど、意外とない並びのような気もする、新沼谷本岸本。

そんな同期に対してまとめて一括りにして言葉を贈ろうとする岸本ゆめのがまず最高。そしてそれに気づいて駄々をこねるきそあみの2人も最高(笑)

…まあでも、2人が甘えられる最後の機会ってのもあるんだろうな、とは少し考えた。甘えられるというか、立場関係なくだる絡み出来る、みたいな。

…そしてその駄々に付き合う岸本ゆめのさん。ほんと、ご苦労なこって。

 

谷本安美に対してはずーっと真反対なキャラクターで横にいたからこそ分かったことがある…という話をしたらあんみぃが泣いてしまう展開に。それに対して新沼が「なんか垂れてる〜」と言ったあと、小野が「涙だよ」と突っ込んだのが笑いを誘う。なんだろうな…この湿っぽくなりすぎない、バラエティーとしての良い温度感っていうのかな。

歌詞は他のメンバーに比べて少し長め。また、それによって少し難解になっていたために解説する羽目になっていたり。

谷本さんに対しては、内容云々というよりかは「もし、安美がPVに出るとしたら?」という逆算から産んだとのこと。ここら辺の作詞のアプローチの掛け方の違いが面白いんだよなぁ…。

個人的には “オリオン座の赤い肩” のところが詩的で良いなぁと。そして改めて読んだら、失恋の曲じゃん、これ。

 

新沼希空に対しては、その寛容さへのリスペクトを示していた。“先生” とも評していたのだけれど、ここら辺の関係性の妙が面白い。

これに関しては歌詞の方にも色濃く反映されていて、新沼さんも聞かされたときに「病んでる?」と突っ込んだほど。そのくらい暗い歌詞だからこそ解説してしまう羽目になってたなぁ(笑)

 

ただ、こういう “病んでる” “暗い” …それこそコメンタリーでまおぴんが話していた “弱い” 面を出せるようになったのが良かったなぁと。いや、ブログとかではほんっっっっっっっっっっっとに時々顔を出していたし、その生い立ちから100パーセント明るい人間ではないのは分かっていたのだけれど、ちゃんとは前に出してはなかったんですよ。だからこそ、新沼さんに当てた歌詞の中でそんな “弱い自分” を見せたことに安堵したし、そういう “弱い自分” を見せれるくらいに新沼希空という人間を信頼してるんだなぁと思いました。うん。リーダーとして大丈夫、という意味もあったのかな。

 

とはいえ、締めに出すには暗すぎる歌詞だなぁとは思いましたが(笑)

 

…と、そんなメンバー一人一人とのコミュニケーションをとった「岸本ゆめのの夢で会いましょう」。“特別編” と銘打たれた通り、通常放送とは違いナレーションもなく進んでいたのも印象的だったな。なんなら、オープニングも最後に持っていかれてたし…本当にシーズン4とシーズン5の間に入った “特別編” と言った趣き。

もう少しいうと、アイドル岸本ゆめのとアーティスト岸本ゆめののインターミッションだったのかなぁと。

 

岸本ゆめの on Instagram: "BE 配信中 つばきファクトリーとヒトリのあいだの活動、くらいな感覚です ハロー!プロジェクト人生を終える最後に、Berryz工房さんの歌を歌う意味、大切な気持ち込めました #tsubaki_factory #岸本ゆめの #きしもとのモト"

 

思えば可惜夜〜暁の時も、観客に話しかけてからの「BE」披露だったのだかれど、それって今回と同じ流れなんだよなぁ…。ただ、ここでは自作の “歌詞” で、暁ではあくまでハロプロの曲からの選曲だったのだけれど、自身の伝える思いはキチンと歌に込めてる証拠でもこの回はあったのかも。

あと、今回見て思ったのは岸本ゆめのって今どき珍しい “詞先” の人なのかなぁと。どこまで行けるかわからないけど、面白そうな道いくよなぁ、ほんと。

 

というわけで、次回からいよいよ新シーズン始まり!!!今回とは打って変わって、かなりのカオス回なのですが…とにかく!!!ほんとに夢の続きをありがとう!!!行くぜ!つばきファクトリー!!!

 

 

山岸理子・岸本ゆめの卒業特番〜ゆめの海外公演がんばりこりこスッペシャル〜

 

 

 

…なんかさ。

 

よく出来たタイトルだよね(笑)

 

こう言う地味に上手いタイトルがヘキなのよ。

 

 

で、本編は2時間ぎっしり。

もう、これでもかってくらいぎっしり。

1時間過ぎた時点で、胸焼けするかと思った。

本当に何処まで見せてくれるんだ。

 

今までの集大成…まぁ、全部観ていたわけではないのだけれど、BSスカパー!時代からの色々な積み重ねの総決算というか…海外公演の密着から2人の会話パート、VTRを観ながらのコメンタリー…その他もろもろの全てに「ハロプロ!Tokyo散歩!」だったり、「行くぜ!つばきファクトリー!」だったり、ほかのハロプロ特番のエッセンスのあらゆる要素が詰まっている、そんな番組だったなぁ。

 

きゃりげと、岸本ゆめの | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

番組は時系列順に話を進めていて、前日までのパッキングの話から始まって、初めの香港に到着したところからロケが始まる…のだけれど出待ちするファンにまでインタビューしてるとは驚き。

因みに、メンバーからしてみればどうやって集まっていたのだろう?と思っていたらしいのだけれど、Xでは結構流れてきてたんですよ、こんな感じで動きますよ〜みたいな。

 

TsubakiTWHK on X: "こんにちは! コンサートが始まる前に、 会場行きシャトルバス乗り場までの行き方を動画にして載せます! 皆さん、迷わないように時間に余裕を持って会場へ向かってください!🌺 #つばきin香港 #つばきファクトリー https://t.co/l1j8JkA6jq" / X

 

そこからバスで移動して現地メディアの取材…この模様はYouTubeに上がってたりします。

 

Tsubaki Factory首海外演出香港登陸 11成員大陣仗來港盼賞夜景 - YouTube

 

…にしても岸本さんへの質問のマニアックなこと。「創作のインスピレーションはどこから?」とか「筋肉といえば岸本さんと秋山さんですが…?」など、療養期間明けたばかり、かつ卒業までは1ヶ月を切ってることもあって、そんなにメディアでこれからのことを聞く機会がない中でズバズバと切れ味の良い質問するなぁと思っていたら、なんとアシスタントで参加されていた方が岸本さんのファンの方だったとのこと。そしてまさか、武道館の【可惜夜〜暁】で会うとは思わなかった。いやはや、恐るべし遍在する岸本ゆめのファン。

 

さて、こういうメンバー全員が集まってるシーンでは岸本山岸両名だけでなく、メンバーの活躍もキチンと映るのが良いところ。ここでは福田さんが頼もしい一面を見せていて、カッコよかった。その一方で、他の舞台裏では「ヤバーい」を連発していたのは可愛かった。心なしかテンションも高かったし…ってそれはメンバー全員か。

八木栞が1日目の夜にフィーバーしてた話も面白かったなぁ…いや、60try部でも既に話していたのだけれど、岸本ゆめのと過ごした結果、とにかくエピソードトークがこれでもかと出てくること出てくること。

一方で姉さん(山岸リーダー)は1人部屋で延々とテレビのチャンネルを変えていたのも面白い。

 

つばきファクトリー【可惜夜(座間公演)】 - さしもしらじな

(暫定的な海外ホテル部屋話をここにまとめてます。興味ある方は是非)

 

夕食ではひさびさに食事リーダー谷本安美が見れたし。食事の内容はこんな感じ〜

 

山岸理子 on Instagram: "* ⁡ 🇭🇰→🇹🇼✈️ 多謝!謝謝! ⁡ ⁡ #tsubaki_factory #山岸理子 #初海外公演 #感謝です #本日帰国しました #貴重な4日間でした #素敵なサプライズそして #たくさんの愛をありがとう"

 

そして2日目の朝、香港公演の当日のランチは山岸岸本だけで「これから」の話をしながら頂くことに。これはコチラを同時に見るとさらに深まるかも。

 

山岸理子×岸本ゆめの 卒業発表後初の2人トーク - YouTube

 

面白いのは2人ともアイドルをやり切った結果、今まで以上に “人間臭いもの” を表現者として追い求めようとしていること。「今までは歌の中でキラキラしていたからこそ」みたいな発言もあった気がする。

あと興味深かったのは、「グループとしての目標」。「昔はより多くの人に知られたいということが大きかったけれど、だんだん違うことがわかってきた」「今は続いていくことが嬉しい」と言った発言の数々に重みがあったなぁ。

 

そうそう、これに関しては卒業ライブの感想をXで探っていたときに見つけたのだけれど、「こぶしの卒業公演があったら、各々何を歌ってただろう?」ってあったの。そうか、一人一人が大きい会場で歌えるのって “続いていくグループ” でしか出来ないと知った時の驚きよね。まあ、グループとしては解散して終わるのも綺麗だけれど、難しいところだなぁ、と。

 

にしても2人が「BE」と「かっちょ良い歌」のカップリングの収まりの良さよ。なんなら樹々ちゃんの「You're my friend」と合わせてもなんか良い感じ…。なんか王道じゃないところからヒョコッと選べちゃうこの感じ?いや、どこまでが王道かは人によるのだけれど、うん。素敵だなぁ。

 

【ハロ!ステ#473】ひなフェス 2023 BEYOOOOONDS「夢さえ描けない夜空には」& つばきファクトリープレミアム ~浅倉樹々卒業スペシャル~特集! MC:段原瑠々&里吉うたの - YouTube

 

そんな2人といえば、秋山眞緒との3人組 “メイドキッサー” …これが本当は4人組だったことは今回初めて知ったり。そしてタイムラインではチラホラもう1人の名前が上がっていて歴史だなぁ…と思ってました。遊びに行けると良いね。

 

2017のメイドキッサー | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

将来についてちゃんと生きていけるのかという不安を抱えつつも、全体としてはカラッとしていた会だったなぁと思いつつ、同時によく食べるなぁとも。そりゃあ、ヘソだし衣装が恥ずかしくなるわけだわ。

 

ここでいよいよ本番…その前のリハから撮っていたのだけれど、新沼さんがイニシアチブを執ってたのが印象的。ヘイホン!ヘイホン!

本番映像では最後のMCがほぼまるまる流れていたのがなんて大盤振る舞い。そして皆んな手カンペを睨みながら現地のファンとコミュニケーション取ろうとしていたのが微笑ましい。とりあえず、「がんばルノー!」と「こんばんワラビー」は世界の挨拶として定着させよう。あと、ほーさいきっさん!ね。

 

終演後のテンションが高いメンバーもしっかり収録。アンコールのメッセージボードに感動して煽りの文言が全部すっ飛んだ報告をする岸本ゆめのの後ろで秋山眞緒にだる絡みする河西結心が好きすぎる。そして八木福田の全く噛み合わないだる絡みの応酬(笑)こんなに噛み合わないのも面白いし、最後にまりんちゃんが「うるさい!」の一言で終わらすのも好き。なかなかクセが強くなってきているリトキャメの面々。

 

TsubakiTWHK on X: "つばき初海外公演in香港 サプライズ応援企画の詳細が動画の通りに決まりましたので告知します!🌺 《企画概要》 ① 最初のMC、挨拶のタイミングで 「香港に来てくれてありがとう!」 応援バナーを持ち上げてください~ ② アンコールのタイミングで 「ゆめの」コール 「きしもんおかえり!」… https://t.co/44dANm2ElP" / X

(香港のアンコール企画のポスト。)

 

そこから二日目の夜の話を少し挟んで台湾へ。

 

椿工房台灣應援 on X: "皆さんこんにちは!🙌 10月15日の出迎えの情報について告知させていただきます! 今回の出迎えの場所は「桃園国際空港第一ターミナル」 ⚠️時間は10:00(台湾時間)~と予定しています⚠️ 当日は画像の横断幕を持って行きます! マイクロファイバータオルをお持ちの方も、ぜひ持ってきてくださいね🙌 https://t.co/VYOAsUdWej" / X

 

台湾でも香港と同じく空港でお出迎えのファンの方々…ここの格好なのだけれど谷本と八木の格好の落差がすごい好きなんですよ。谷本の私服が可愛すぎるのに対して、八木の私服が普段着すぎる。前日はもう少しオシャレだったのに…そしてこの2人がそのままの格好のままリハしていて次は谷本安美さん着替えてってなる…なんやねんこの2人。別ベクトルのマイペースすぎる。

因みにこのリハではシゴデキゆめのさんが見れて個人的に嬉しかったです。

 

台湾公演の模様も流れるのですが、ここでは「低温火傷」での音響トラブルとアンコール時に歌われた「君と僕の絆 Feat. 台湾」(by 岸本ゆめの)の話題に。アンコールに関してはX上でも企画として流れてきていて、ほんとにおもてなしが凄いなぁ…!!!

 

因みに、メンバー的にもこのおもてなしは心に残っていたのか帰ってからの座間のMCで客席へとおねだりしてました…歌ではなくセリフを。確かお題は「I Need You〜夜空の観覧車〜」の小野田紗栞のセリフ「あなたに聞きたいのは ただそれだけ」…ちゃんと原曲通りにしっとり言ってという指示があるのだけれど、抑えきれない人多数(笑)これだからなぁ〜

 

他にもメンバーカラーのリースや、お誕生日の新沼福田にはイヤリングのプレゼントがあったりと盛りだくさんの台湾公演でした。

 

椿工房台灣應援 on X: "みなさんこんばんは! 夜遅くにすみません🙇‍♂️ 今日はみなさんに今回の応援企画書をお見せしたいを思います! 画像、Googleドキュメントを両方を用意してましたので、お好きな方を見てくださいね! 分からない部分があったら、リプもしくはDMに聞いてくださいね! (メンバーに言わないように!🤫) ↓" / X

 

つばきファクトリー on Instagram: "ツアーの余韻がすごい! 海外でまたライブが出来るように 頑張ります✨ #つばきファクトリー#香港#台湾#ツアー"

 

そしてここからがこの番組の個人的な一番の見どころ…台湾の夜ご飯をつばきファクトリーで囲むのですがここで山岸さんが買い物から帰って来れず10人で食べることになるという思わぬハプニング。

…なのだけれど、これが結構珍しいシチュエーションで。たぶん、どの映像作品でも、そしてどの行くぜ!つばきファクトリーのどんな場面でも、基本的に山岸さんがいない場面はないんですよ。全員居る所には基本的に居る。だから居ないという場面がほんとに珍しい。

これがね…狙ってたとしても面白いなぁなんて思ってて。自分がいないつばきファクトリーを見てみたい…みたいな。ま、そんなことはないと思うんですけど、でも思わずそう思ってしまうくらい不思議なシチュエーションだったんですよ。もっというと、それを山岸さんがVTRで見守ってるというシチュエーション含めて。

そして、山岸理子がいないなか、回す岸本ゆめのの大盤振る舞いっぷりよ。なんだろうな…少しやりすぎたなぁって思いつつ、そうそう、この人の回しってこんな感じだったなぁって、数ヶ月間行くぜ!つばきファクトリーで見れなかったバラエティー岸本ゆめのを最後に見れて良かったんだよなぁ…!

まあ色々名場面はあるのだけれど、やっぱり療養期間明けの岸本ゆめのの心境を聞くくだりかな。「1人でやっていけるキャラだと思っていたけれど、戻ってきてメンバーがいてこその自分だと改めて思った」という言葉の重さよ。そしてその言葉を聞いて泣くえむぅずの2人よ…いや、その質問に誘導したのはあなたたち2人なのよ。なんで自爆してるのよ。「えむの2人は違うのよ」という谷本さんの的確なツッコミまで含めて、そのあとに涙を拭う用のティッシュを配る河西さん含めて、めっちゃ良い雰囲気なんですよ。

そしてそれをVTRで見ながら「ごめんな、こんな感動回に居れんくて」と軽く言ってしまうリーダーりこりこが良いんすよねぇ、なんか。

 

そして、その後は山岸岸本で夜市。なんかここはただのデート映像でしたね。ほんとにただ童心に戻って楽しむだけ。そしてところどころ率先してりこりこの意見を聞いて注文したり、夜市の人とコミュニケーションを積極的に取る岸本 “エスコート” ゆめのを楽しむ回。マジでよろしくやってんな!!!

 

CSテレ朝チャンネル on X: "【ch1】5(日)午後5:30~ #つばきファクトリー #山岸理子 #岸本ゆめの 卒業特番~ゆめの海外公演がんばりこりこスッペシャル!🎉 夜市で食べ歩き!? 海外公演でのLIVE MCは上手くできるのか!? 現地の様子たっぷりでお届け致します🤲 https://t.co/RLMeW6M06e #ハロプロ https://t.co/9zO4iTgqch" / X

 

そして明けて帰りの飛行機でも少し泣きそうだった岸本ゆめの。疲れて半分くらい夢にいながらメンバーの楽しそうな声を聞いていたら黄昏てしまっていたらしい…

(そしてこの後の日本についてからのバスでメチャクチャ眠いのに小野に無理矢理起こされた挙句、小野谷本のアイマスクを使った不毛なチャンバラを見せつけられたのも面白い。なんという #だる絡みずほ )

 

そんな香港台湾公演を振り返りつつ、ラストはサプライズで研修生時代から見てくれていた元マネージャーさんからの手紙で締め。山岸岸本両名の過去に触れつつ、寄り添った言葉たちが感動的だったな…。

岸本ゆめのサイドでは「自分の努力できちんと自分のものにしてきた」という言葉かな。マネージャーさんからの言葉だけど、ほんとにこの通りの人だと思う。

 

岸本ゆめのの卒業について思うこと。 - さしもしらじな

(因みにこの記事を書いた後にちゃんと知ったのだけれど、「ラジオ番組のレギュラーを持つ」というのもキチンと夢の一つとして明言されていたとのこと。じゃ、ほぼ全部じゃん。)

(もう一つ、結局療養期間とドン被りしたため音楽フェスには出られなかったのだけれど、そのことについてはこの番組のインタビューで語られていたりします。

卒業直前!山岸理子と岸本ゆめのがつばきファクトリーの活動でやり残したこととは?|芸能人・著名人のニュースサイト ホミニス

よろしければ、どぞ。)

 

にしても、大阪に住んでいた頃の研修生時代の話を聞くと、よくBerryz工房や°C-uteの帯同につけるまで成長できたなって毎回思う。語っている時代と、もしかしたらタイムラグがあるのかもしれないけど、ここんとこホント凄いんだよなぁ…。

 

山岸さんも色々語られていたのだけれど、「ファンの人に心配かけたくない」ってのがやはり一番心にグッときたかな。リーダーを辞めたい時期があっても踏ん張ってこれたものの大きさとかが、その言葉と涙に出ていた。

そうそう、涙を流せたのは2人同時で卒業するからかな、とは少し思ったかな。岸本さんはしょっちゅう泣いてるけど(笑)ファンの人に心配させないようになるべく泣かないようにしていたリーダー山岸理子がつい想いが溢れて素直に泣けたのは隣に誰かが居たから…みたいな。

そんなつばきファクトリーを皆んなから愛されるグループに育て上げて、さらに自分自身もつばきファクトリーを愛せるグループにした2人。最後は「お腹が空いた」で笑って締めるのもなんか良かった。あんだけVTRで食事シーンを見たらそうなるやろ(笑)

 

 

 

 

…ってのを、行くぜ!つばきファクトリーのシーズン5の初回放送までに下書きを終わらせてたんですよ。ただ、あまりにも載せる記事や情報だったりが広範囲すぎて纏めきれずに間に合わず…そしていざ初回放送の蓋を開けたら岸本ゆめのが出てるという驚きの事態(笑)なんというか。浅倉樹々卒業後からずっと目まぐるしすぎるのよ、ホントに。どこまで振り回されるんだろ…(笑)

 

つばきファクトリー【可惜夜 〜山岸理子・岸本ゆめの卒業スッペシャル〜 暁】

 

 

 

…えっと。

 

なにが起きてました?

 

一応、メンバーからブログでツアーの【可惜夜】本ツアーとはちがうとはさんざっぱら言われていたのだけれど。

 

 

なにが起きてました?

 

 

きそ、明日だね。新沼希空 | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

…あのぅ、別に録画とかしてないんで、セトリを見ながら、思い出しながら書くんですけど。

まず、初めに今までのつばきファクトリーのライブタイトルがダーっと出てきたのだけれど…個人的にはこのポストした後なので「私信⁉︎」となりました。

https://x.com/syura9b/status/1721342861982289928?s=46&t=H0PqYYxsfSPACM2tNwGVzQ

(1つ誤字はあるのだけれど、結構頑張ってません?)

 

からの初手、ゆめるのフェイク合戦からのダンス部…ってどういうオープニング?

あれですよ。別に今までのハロプロの卒コンだったり、ライブを全部観てきたわけではないのでこれが異様かどうかは分からないのだけれど…卒コンのオープニングでそんなことある?つばきファクトリーぞ?

で、そのまま呆気に取られてたら「妄想だけならフリーダム」の11人Versionが来るじゃないですか…

 

 

は?「妄想だけならフリーダム」の11人Version!?

 

 

ぽかーんですよ。ツアーでやってないからやらない…いや、「勇気 It's my Life!」を11人でやってたから、てっきりしないと思ってたんですよ…。

 

いや、やるんかい!!!

てか、本ツアーでもやらんかい!!!

 

つばきファクトリー【可惜夜(大阪公演)】 - さしもしらじな

(因みに、60try部で「妄想だけならフリーダム」を踊ってる岸本ゆめの自体は目撃されていたのですが、ま、やらないものだと思ってたよね〜)

 

…というわけで、「妄想だけならフリーダム」を楽しく歌って踊る岸本ゆめのを見ただけでだいぶ成仏しました…。てか、岸本ソロあるのかよ!いや、なんというか、この意表しかないオープニング…この時点で「今回はメンバーがやりたいことやりまっせ?」感が凄かったんですよ。ライブなんてぶちかましてナンボだとは思うんですけど、ダンス部からの「妄想だけならフリーダム」は本当にフリーダムすぎる…ありかよ、そんなの。

 

そして「最上級Story」…ここで!?どういうセトリなん!!!いや、「妄想だけならフリーダム」も元のセトリとは違うのだけど、「最上級Story」なんてアンコールの一体感を振りコピで味わう曲じゃん?

 

ここ!?

 

いやぁ、でもこの曲の一体感良かったなぁ…。あと、何回聴いても好きなんだよ、これ。(後からポストが流れてきて思い出したのだけれど、確かに福田真琳が涙ぐんでたのはここだったわ)

そして「三回目のデート神話」…この曲、元の【可惜夜】になかったから、セトリに入ってたのは本当に意外だったな。このコールめっちゃ楽しいんだよなぁ…。

 

で、MCか。本ツアーで山岸理子が担当していたところを新沼希空が担当していたり、よくよく見たら既に泣きそうだったり、あぁ始まったんだなぁとは感じてた。ただその一方で、ここまでの流れで結構唖然としちゃってて、既に「なにが来ても掛かって来い!」な気持ちだったのだけれど、想像以上のヤバいセトリがここから来るとは思わなんだ。

 

まずは山岸理子を中心にした思い出メドレー。

「おへその国からこんにちは」が来るとは思わんやん。で、コールとかちゃんと知らんし…という人だということを前提にしてここから先は読んでください。

「Love take it all」もちゃんとは知らない…一応岸本ゆめののバースデーイベントで聴いてるはずなんだけど、知らんものは知らん。

FOREVER LOVE」もなんだよなぁ…。聴いてはいるのだけれど、「?」みたいな。

桃色スパークリング」はこの並びでいうと “まだ知ってる曲” 。いや、なんでかっていうとMCで言っていた研修生番組を見たからです。

そして「青春まんまんなか!」でようやく知ってる曲が来る…というか、この曲気づいたらめっちゃ聴いてる気がするのよ。樹々卒で聴いたからってのが大きいのだけれど、馴染みがある。あと、聴けば聴くほどカッコいいのよね…

 

【ひなフェス2023 つばきファクトリープレミアム 浅倉樹々卒業スペシャル】 - さしもしらじな

 

そしてインサート的に入った「彼女になりたい!!!」…いや、これ聴けたのは儲けもんだった。めっちゃショートだったけど!コールとかもちゃんと知らんかったけど!

 

…と、こう書くとですね。楽しめてないんじゃないか?と思うじゃないですか。

そうでもなくて(笑)

いや、ま、確かに知らん曲なんですけど(笑)こういうセトリに慣らされてるというか、別につばきファクトリーじゃない曲でもガンガンにやっても問題ないよね?というのは色々なライブでやってきてるわけで。

 

【灼熱】/ つばきファクトリー - さしもしらじな

#つばきSPOOX 【清書版】 - さしもしらじな

つばきファクトリー【灼熱(2023)】 - さしもしらじな

 

ま、確かに知らんけど、良い曲じゃん?

で、たとえばメンバーの構成とか、見せ方とかで補えるわけですよ。

個人的に印象深いのはまず「Love take it all」の山岸新沼のメインボーカル体制。この2人を中心にパフォーマンスするのが熱いな、と。

そして、「FOREVER LOVE」…八木豫風を引き連れてのパフォーマンスとか。そこらへんの細かい見どころ作りが絶妙なんですよ。

で、つばきファクトリーだけのファンが “待てる” ギリギリで入ってくるオリメン「青春まんまんなか」の妙よ。たぶん、あれ以上は待てないなかで入れてくる小賢しさが小気味良いよね。

 

と、そんな山岸理子による°C-uteゾーンが終わって岸本ゆめのによるBerryz工房ゾーンが来るわけですよ。

アジアン セレブレイション」は奇跡的に知ってる曲だった!なぜなら一時期WALKMANのシャッフル機能でずっと流れてきてたから(笑)

それにしてもあのメロ、絶対1人で歌う用ではないよな…

そして「サヨナラ 激しき恋」…流石に知らない。知らないけど、「なんかカッケェ曲来た!!!」となってた。メドレーの繋ぎもいきなりギターがグワッ!!!てくる感じでカッコよかったから余計に良かったんすよね…ある意味、カート・コバーン?

 

岸本ゆめの【岸本ゆめのバースデーイベント】 - さしもしらじな

(ここら辺のどんな曲が来ても対応できるスキルは岸本ゆめののバースデーイベントで鍛えられた一面は大きいかもしれない…本当に知らない曲が来て、ただパフォーマンスが凄いから納得して聴いちゃうスタイル。素晴らしいよね。)

 

そして、「行け 行け モンキーダンス」…存在は知ってたけどさ!!!ちゃんと聴くの初めてだからさ!!!おい!!!あの曲やん!!!マジ!?!?って大混乱してた。ギリコールに対応出来てたと思う…てかさ、振り幅ヤバくないかこのゾーン?ロックからコミカルの温度差どうなっとんねん?気圧で殺す気がん?あと岸本ゆめのの締めのモンキーフェイスかわゆす。

で、「イェーイ!楽しいーーー!」と思ってたら「超HAPPY SONG」が来るじゃない?

 

いや、演出完璧すぎないか?

 

ゴリゴリの°C-uteマニアの山岸理子と、ゴリゴリのBerryz工房マニアの岸本ゆめのがそれぞれの好きな曲を好きなだけパフォーマンスしたあとに放たれる「超HAPPY SONG」が必然すぎる…。

なんだろうな…代々木のハロプロ25周年ライブでもやってたけどさ…本家のリスペクトとかそういうのとは別に、ちゃんとつばきファクトリー色にアップデートされてた「超HAPPY SONG」になってたのが本当に良かったんだよなぁ…。

しかもさ、衣装がメンバーごとに少しずつ変わって行ってたのだけれど、可惜夜のドレス衣装を纏った山岸理子と暁公演のスポーティー衣装を纏った岸本ゆめのの2人のコントラスト、というかカップル感?の収まりの良さ…なんだろうなぁ…「超HAPPY SONG」って元はBerryz工房と°C-uteという関係性…あくまで同期ライバル関係だったのが、全然違う意味合いで現前としてパフォーマンスされてることの凄さ…両先輩グループがあってのつばきファクトリー山岸理子岸本ゆめのという組み合わせでしか見れないパフォーマンスになってたのが良かったんだよ。

だってさぁ!!!見ました?見つめ合いながら歌うところ!!!うおおおおおおおい!!!いやでも高まるだろう!!!それが見たかったのよぉぉぉぉ!!!天晴れ、これは天晴れとしか言いようがない。ああああああああああ!!!!!!!!!!!

 

…てかさ?ふと思ったのだけれど、つんく♂の手広さをマジマジと見せてくるのがモーニング娘。じゃなくてつばきファクトリーなの、面白すぎないか?Berryz工房と°C-uteという2グループから選曲してるってのもあると思うのだけれど、この幅の広さを見せつけるのが良すぎた…。なんなんだこの卒業ライブ…どこに向かってるんや…

 

で、そのままつんく♂曲…干され気味だった「Just Try!」がようやく復活。これは嬉しかったな。ひさしぶりすぎてグループ曲なのにコールは乱れに乱れていたけれど(笑)(かくいう自分も “ゆめの” コールにキチンと対応出来なかった…無念。)やっぱちょくちょくやって行きません?コールとか、忘れ去られるものだから!!!

そして「間違いじゃない 泣いたりしない」。デビュー曲から一気に飛んだ感が凄かった。いや、元はというと【可惜夜】本ツアーの一曲目なのだけれど、もうやりたい放題すぎて何が何だかわからん。

 

で、MCか。ここでは山岸理子を中心に選曲理由が丁寧に述べられていて、「なるほど」と思ったり。

 

そして全員がドレス衣装になってからつばきファクトリーの楽曲へ。ここからは通常ツアーとほぼ同じセトリ。

「弱さじゃないよ、恋は」はやっぱり使い勝手が良いなぁと。怒涛のメドレーがあってその情報量の多さで圧倒された後、MCで完全におやすみモードに入っていた観客たちを呼び戻すのに丁度いいポップス。曲の盛り上がりがハッキリと後ろにあるから乗りやすいんよね。

個人的には武道館の印象が強い曲なので、そういう意味でも嬉しい選曲。

 

【ハロ!ステ#432】つばきファクトリー「弱さじゃないよ、恋は」&アンジュルム CONCERT TOUR -The ANGERME- PERFECTION!キッチン完成&歌詞 MC:新沼希空&小野瑞歩 - YouTube

 

そして「低温火傷」。ここの流れはツアーと一緒なので、然もありなん。

…と、思ったらここで「抱きしめられてみたい」が来て「?」となる。元々は三曲目、岸本 “女帝” ゆめののドヤ顔降臨曲なのだけれど、今回はその必要がないのにその顔になってて笑ったよね。

 

つばきファクトリー【可惜夜(座間公演)】 - さしもしらじな

 

あと “情けない横顔” 。ここ、本ツアーでは八木ちゃんの “壊してしまえたら” だったので今回もてっきり聴けないものだと思っていたのだけれど、聴けてメチャクチャ嬉しかったな。八木ちゃんといえばラストの “ねぇあの子誰なの?” も抑えめになりつつも狂気は残してる感じで、ゾクゾクさせてもらってる。ふふふ。

そして「可能性のコンチェルト」。聴けば聴くほど好きになるな、この曲は。全員で上手から下手へと集団で移動しながらパフォーマンスしていたのだけれど、これがカッコよかった。一体感ってやつ。

この曲で前半ブロック終了。本当、この曲で締めるのも好き。

 

幕間映像は基本的には本ツアーと変わらず…ただ幾つか部分が追加されていて、るのちゃんの「一緒に花火やりましょう」と最後のりこゆめを除いた9人のショットは間違いなくここが初出。(あと、一つ一つのシーンの前後が少し長くなってたりしたかな。)

 

そして幕間映像のBGMである「足りないもの埋めてゆく旅」へと繋がっていくのも本ツアーと同じ流れ。ただ本ツアーでは1番から歌ってたのだけれど、今回はここでメンバーが2人へのコメントを言うのだけれど…やっぱり持っていく谷本安美よ。もう、本当に好き。

それ以外にも河西さんとか秋山さん、小野さんもだいぶ危なかったな。

ただここでメンバー全員で時間内にコメントを収めて、岸本ソロから歌に戻っていくのが本当にカッコよかった。あんみぃの “会いに行こう” も無事に決まってたし。

 

からの「アドレナリン・ダメ」の強制ぶち上がりタイム(笑)本ツアーでは一回「涙のヒロイン降板劇」を挟んでいたので少しずつ観客のテンションを上げていったのだけれど、そんなことお構いなし。そして、それに本気で応える観客達。鍛えられ方が違うのよ。

たぶん「ダメー!」の大合唱が一番響いていたと思う。そして、Fu〜と悲鳴…もうやりたい放題だなぁこの曲も。

で、ここで「断捨ISM」…ただでさえタオル曲になっているのだけれど、その前の曲前煽りもだんだん進化していて、初めのうちは観客を煽るだけだったのがいつのまにか「愛し合おうぜー!」と岸本ゆめの忌野清志郎になり始め、いつのまにか「つばきファクトリー愛してるかい?」と観客に聞くスタイルになり、遂に武道館では「愛してるかい!!!」と2回聞いていて…なんというか愛を確かめる爆盛り上がり曲になってた。最も、「断捨ISM」自体は恋愛ソングでもなければ広い愛の曲でもないのがミソ。どうしてこうなった。

コールも割と定着しつつある感じがする。メンバーもコールをガンガンに煽っていて大変よかった。

 

【ハロ!ステ#502】つばきファクトリー秋ツアー映像!山岸理子ラストMC 岸本ゆめの卒業直前インタビュー モーニング娘。'23秋ツアー「すっごいFEVER!」キッチン広本瑠璃 MC:山岸理子&谷本安美 - YouTube

 

で、盛り上がるだけ盛り上げて新曲…。

 

 

新曲?

どゆこと?

 

 

頭の中がもうわからなかった。しかも、普通に岸本ゆめののソロから始まるじゃないですか?いや、この一回の武道館のために新曲用意する?みたいな。で、全員が探り探りでコールを入れてるのも面白いし。

で、カッコいい曲だなぁと思いつつ乗ってたらさ…岸本ゆめのの台詞来たじゃないですか?

 

…飛んだよね。

 

いや、最後の新曲で台詞あることってあるん?どういう経緯で作られたのか…11月卒業が難しくなったとき用に作られたのかどうかも分からないけれど、いや、マジ?みたいな。

って思ってたら、こちらで “岸本ゆめののために制作された楽曲” とあって、義に熱い事務所だなぁと改めて思ったり。

 

https://x.com/oricon/status/1721497964160725123?s=46&t=H0PqYYxsfSPACM2tNwGVzQ

 

…んでさ?さっきのベリキューゾーンでさ、“あんま知らん曲” が続いた身としては、新曲だろうがなんだろうがそんな変わらんのよ。

 

結局、良い曲は良いし、飛ぶ曲は飛ぶ。

 

なので、個人的には普通に楽しめてた…。いや、想定は超えてたけど。てか、マジでここでアナウンスなしに新曲をぶちこんでくる勇気よ…いや、誰も想定してない曲があるって言ってたけども…コレかよ!!!

 

 

【ハロ!ステ#428】つばきファクトリー日本武道館スッペシャル「アドレナリン・ダメ」&「だからなんなんだ!」LIVE!ハロー!キッチン中山夏月姫&胸に響いた歌詞発表会 MC:稲場愛香&有澤一華 - YouTube

(と、言いつつ、「アドレナリン・ダメ」の初披露も前MCなくメドレーの最後にぶち込まれていたので、そういう意味ではあんまり変わらないのか。)

(あと、卓偉リスペクトな星部曲だなぁと思ってたら、みんな同じこと思ってた。岸本ゆめの当て書きだからかな?)

 

そして「マサユメ」…アホほど踊ったなぁ…。この曲に関しては岸本ゆめのが「渡したくない」っていうほど思い入れの強い曲なのだけれど、それが反映された爆裂盛り上がってたな。

からの「今夜だけ浮かれたかった」。これが勝ち確と言うやつですか?るのちゃんの「皆さんまだ声出せますかー?」でさらにギアが上がる感じとかも最高だった!!!

で、ラストの「初恋サンライズ」!!!暁曲ですよ、まさに。11人Version自体はさよなら中野公演ですでに披露済みだったのだけれど、台詞のところは何回聴いても良い。

 

つばきファクトリー【さよなら中野サンプラザ】 - さしもしらじな

 

アンコールは徐々に「りこちゃん」「ゆめの」で揃った感じ。ま、特に企画とかしてないし、そんなもんでしょ?一人一人が周りを見ながらライトの色を変えたりするのが良かったです。

 

で、1人で先に出てきた岸本ゆめの。黒のスパンコールのスーツ衣装が本当に輝いていてカッコよかったなぁ…。

そして四方に向けて挨拶を手短に済ませて、「私らしく歌で想いを届けます」と語ると歌ったのが「BE」。

 

…まあ、歌詞も手書きだったこともあって、自作曲かと思ってたよね(笑)

 

終演後のチャットのやり取りでBerryz工房って知らなければ、Xでとんだ恥をかくところだった。あぶない。

まあ、そんな「BE」。わかりやすい言葉なのに、歌詞を理解するのには結構難しいな、と思ったんですよ。なんというか「じゃ、歌ってる私は誰なんだ?」ってなるというか、良い曲だけどメッセージを読み解くにはかなり難しくない?っていう。

そこで、ポストで流れてきたのがつんく♂さんのコメンタリーですよ。

 

Produce Work│つんく♂オフィシャルウェブサイト

 

ま、ここからは独自の解釈なので読み飛ばしても良いのですが。

 

つんく♂さん自身が書いてるように岸本ゆめのが “あの子” を “まだこの世にいない人” “まだ生を受けてない人” に重ね合わせたのかは定かではないのだけれど、もし重ね合わせてた場合、それは “いつかつばきファクトリーに入ってくる子” なんじゃないかなって思うんです。

じゃ、そうなると “君” って誰なのよ?ってことになるのだけれど、これは今所属している “つばきファクトリーのメンバー” だと思うんです。

“君” = “つばきファクトリーのメンバー” 

“あの子” = “いつかつばきファクトリーに入ってくる子” 

という構図を考えた上で歌い手である、“私” = “岸本ゆめの” は、じゃあ一体何を考えて歌っているんだろう?と思うと、それは “君” と出会えてよかった、ってことだったと思うんです。それは歌詞にあるように、“君” がいつか “あの子” と出会って、“ぬくもり” や “全ての答え” がわかるように、“私” は “君” に出会って “ぬくもり” や “全ての答え” を知ったのではないかと。

で、なんでそこまで考えられるかというと、岸本ゆめのが復帰して以降、繰り返し繰り返し…例えば行くぜつばきファクトリーの自身最後の出演のコメンタリーだったり、【可惜夜】本ツアーの千秋楽だったり、卒業特番だったりでも、自分のこれからよりも、つばきファクトリーのこれからをつばきファクトリーのファンに託してきたからなんです。そんな彼女が最後に、未だ見てないどこかにいるであろう “いつかつばきファクトリーに入ってくれる子” に向かって歌っているのが凄く納得がいく…というか、こうとしか考えられない。

 

公開収録!後編!-行くぜ!つばきファクトリー #44 - さしもしらじな

つばきファクトリー【可惜夜(名古屋公演)】 - さしもしらじな

 

いや、もちろん読んでる人の中には「そこまで考えてないだろ」とか思う人もいるかもしれないけど、岸本ゆめのならありえるなぁと、ファンである僕は思う。

にしても、アイドルが歌うには難解な曲だとは思うが。

ただそこらへんも岸本ゆめのらしくて、Berryz工房の曲も含めていろんな楽曲を歌ったのだけれど、引いてはハロプロにも素敵な曲は沢山あるけど、その外の世界にも素敵な曲は沢山あるんですよ。それはもしかすると、自分が作る楽曲かもしれないわけで、そういう新しい世界へと向かう中で選んだのがこの曲だったのかなぁと。

つんく♂さんはこの解釈をどう思うのかな。てか、この曲を選んだ岸本ゆめのにどういう感想を抱くのだろうか。見てほしいなぁ…是非とも。

それに加えて、極めて “可惜夜” な曲だったのがポイント高い…やっぱ色んな曲あるなぁハロープロジェクト。で、ここまで場面場面で最高の楽曲を選ぶことが出来るのに離れるっていう岸本ゆめのの面白さよなぁ…。で、メチャクチャ格好よかったなぁ…やっぱり。

 

そんな「BE」のあとに来たのは山岸理子の「かっちょ良い歌」。ここら辺の緩急の付け方も良かった。そして可愛いドレスを着ながら、ロックンロールナンバーを歌うこの感じよ。そして煽りよ。山岸理子のカッコよさというか、生き様というか、本質というか、それがつばきファクトリーの本質みたいな部分…可愛いだけかと思いきや、意外とカッコいい部分も隠し持ってる感じ?を体現してるようで最高だった。

そのあとに手紙の朗読。メンバー一人一人にメッセージを送りつつ、全てのファンに向けてのようであり、自分のファンだけに向けてもある感じ、良い温度感だったなぁ…。

 

そのあとに来る「愛は今、愛を求めてる」の多幸感。

これが “きそあみ曲” っていうのもいい。なんというか、かなり良い。これがつばきファクトリーの未来って感じで、繋いでいくイメージ。それなんてキャベツ白書?

(ただきそあみ曲なのだけれど、2番Aメロがりこゆめパートなのが地味に打点が高いのよ)

あ、僕はちゃんと “ギュッギュッギュッギュッギュッとして〜!” 言いましたからね!!!てか、言えよ!!!“ッちょっとちょっと見逃して〜!” も言いました?言いましたからね!僕は!!!

(因みに1番ではうっすら聞こえたような気もする。ま、2番に関しては、放送されてないしな…)

 

公開収録!1公演目!-行くぜ!つばきファクトリー#43 - さしもしらじな

 

そしてラストのMC。

結局泣き崩れるるのちゃんだったり、早口になる真琳ちゃんだったり、ギリ耐えれる八木栞だったり河西結心だったり、やっぱり耐えれないで変な動きになる秋山眞緒だったり、ギリギリで溢れちゃう小野田紗栞だったり、マイクを口にぶつけたと思ったら気づけば泣いてる小野瑞歩だったり、やっぱり泣いてる岸本ゆめのだったり、まあ、ギリセーフな谷本安美だったり、ちょっと危なかった新沼希空だったり、なんやかんやで感情が爆発せずに収まった山岸理子だったり。

 

そしてラストは「勇気 It's my Life!」。やっぱ良い曲だなぁ。岸本ゆめののフェイクの瞬間に銀テープが飛んだので、あやうくそっちに気を取られて楽しめなくなりそうだったのだけれど、それを含めて良い思い出。

 

そして今回も犯行に及んだ谷本安美よ。卒コン全公演でやる気か?

 

ラストのチェイサーね…。山岸理子エスコートする岸本ゆめのが絵になること絵になること…。最後に何を見せてくれとんねん…。ずっと同じように移動してるかと思ったら、車に乗せてたりもしてて、なんかいちゃついてるなぁみたいな場面も多かったりして…。最後の最後に黄色い悲鳴を観客にあげさせるあたり、エンターテイナーだなぁ…みたいな。てか、最後に黄色い悲鳴をあげさせるアイドルって何よ?サイコーサイコーサイコー!!!

 

 

 

 

 

…というわけで、長々と書いてきたのだけれど。

 

 

やりたい放題すぎるだろ、この卒コン!!!

 

 

オープニングから、「妄想だけならフリーダム」11人Versionから、ベリキューメドレーから、オリメン「Just Try!」から、「足りないもの埋めてゆく旅」コメントリレーから、新曲「アタシリズム」から、ラストのりこゆめ披露宴から…

 

 

やりたい放題すぎるだろ、この卒コン!!!

 

 

おそらくですよ?おそらく2人がやりたいことを全部詰め込んで、その上でやらないといけないとを盛り込んで、そっから無駄なところを削っていた感じがするんですよ。

なんだか、この2人分のやりたいことを詰め込んだところで既に今までの卒コンとは違う毛色になってたと思うんですよ。そこに山岸理子岸本ゆめのという生粋の°C-uteマニアとBerryz工房マニアの要素が絡まり合って、さらにそれがつばきファクトリーというベリキューの遺伝子を受け継ぐグループという物語として一直線に繋げた結果、こんな “やりたい放題な卒コン” が出来たのではないかと…。

 

最高すぎるなぁ…!

 

いや、これよ。つばきファクトリーの面白さ。このなんでもあり感。

あと、つばきファクトリーらしい卒コンは浅倉樹々卒業コンサートで今年はやってるので、全然違う形を持ってきたのかなぁと。

 

…にしてもよ?

 

なんかなぁ…泣くよりも笑いが来たのが本当に良かったなぁ。こういう刺激的なことされると、笑ってしまうから、嬉しくて。最後まで嬉しくしてくれてありがとう。そして、たぶんこれから先も楽しませてくれるんだろうなぁ、つばきファクトリー…ふふふ。

 

とはいえ、卒業は卒業。これからは、山岸理子岸本ゆめののいないつばきファクトリー…どうなるんだろうなぁ…これはこれで楽しみなんだよなぁ…次の単独までおそらく時間があるだろうし、その間で新しい色を探して、固めていって、そこでどんな色を見せてくれるのか、すんごい楽しみ!

そして山岸理子岸本ゆめののこれからもね…って書こうと思ったのに、なぜか山岸理子については次の仕事がもう流れてきたwww 早すぎるよ!!!

 

舞台「咎人の刻印〜レミニセンス〜」 | 原作 蒼月海里「咎人の刻印」脚本・演出 中島庸介(キ上の空論)

 

まあ、岸本ゆめのに関してはゆっくり待つとしましょう。あーでも、早く会いたいなぁ…。いつ会えるかな?こちらも楽しみ!!!待ってます!!!

 

公開収録!後編!-行くぜ!つばきファクトリー #44

 

シーズンラストは公開収録、というのが定番になるのかしら?

 

行くぜ!つばきファクトリー!公開収録!前編!-行くぜ!つばきファクトリー#33 - さしもしらじな

行くぜ!つばきファクトリーの卒業式!-行くぜ!つばきファクトリー#34 - さしもしらじな

 

約4ヶ月の間療養期間に入っていた岸本ゆめのは収録には参加できなかったもののこの回のナレーションとコメンタリーでギリギリで復帰。そしてさらに特別なことに山岸理子と2人で参加。

 

さて、初めにコメンタリーで触れられているのですが、この公開収録、初めは客席降臨から始まっているんですよ。それは昼公演も同じ。そして、その時にサインボールまで投げてくれる大盤振る舞い。着想自体は灼熱から来ていて、サインボールも灼熱の時に書いたものと、新しく書いたものの二つある…という話があったはず。

 

そして、客席全員で「行くぜ!つばきファクトリー!」のタイトルコール…思えば前回の公開収録はギリコロナ禍対策してた時期なので出来なかったんですよね。半年ちょっとの差だけどやっぱ時を感じる瞬間ではある。

 

さて、今回の企画は三本立て。一つ目は前回同様【コール選手権】。

 

一人目は河西結心。「勇気 It's my Life!」の “La La La” パートと、サビのリトキャメパート “翔び乗れ” “それぞれ” “それでも” のパートを一緒にコールして欲しいというもの…なのだけれど、意外と定着せず。“La La La” のパートが意外と高いのよ。なので、オクターブ下で自分はやってます(笑)

 

つばきファクトリー『勇気 It's my Life!』Promotion Edit - YouTube

 

(ここだったか忘れたのだけれど、男性には高いと思ったのか、「オクターブ下でやるのね?」と低めの声で言う岸本ゆめののフォローの仕方が好き。)

 

二人目は谷本安美。「アイドル天職音頭」のイントロや間奏で聞こえる “ヤーソレッ” “ハーヨイショ” を一緒にやってほしいと言うことだったのだけれど…コレはマジで思ってた!絶対、やった方が楽しいじゃん!てか、なんでしないの?とか思ってた節まである(笑)なんか、カッコつけてんじゃない?ノンノンノンノン!ダメよ!それじゃ!(イヤ、ナニ目線よ)

因みにこの提案にノリノリな山岸理子岸本ゆめのが流石 Rakky⭐︎って感じ。一番こう言うのが好きなのお姉さん組なのが良い。

 

つばきファクトリー『アイドル天職音頭』Promotion Edit - YouTube

 

ただ、コレとは別に今の【可惜夜】ツアーで定着したコールが「間違いじゃない 泣いたりしない」のサビ部分。メンバーの振りのアタックに合わせて “オイ!” と掛け声を上げるのだけれど、コレについては新沼希空も「なんでないのか分からなかった」と言うほど。ここら辺のメンバーとファンとの擦り寄りと言うか、感覚の違いを楽しめるのもこの企画の面白いところ。

 

つばきファクトリー『間違いじゃない 泣いたりしない』Promotion Edit - YouTube

 

三人目は福田真琳。「アドレナリン・ダメ」のリトキャメパート後、“私が 面倒 見るんだ Fu〜” の “Fu〜” を全員で歌って欲しいとのこと。因みにここ、メンバー的には結構キツいパートらしく、「歌ってくれたら助かる」とは岸本ゆめのの弁。

ここのパートは元々メンバーに合わせて両手を上げる動作があったのだけれど、それに合わせてさらに声がついた形。

そして続け様の四人目豫風瑠乃も同じく「アドレナリン・ダメ」。こちらは俗に言う悲鳴パートをやって欲しい…曰く「人間を辞めていきましょう」とのこと。るのちゃん、サラッとなんてこと言うんだ。

因みにこの二つのパートを歌うコツ(?)としては、ちょっと前のパートから歌うことです。コレをすることで、その場でいきなり歌うよりかは多少のどへの負担が軽くなります。(当社比)

 

つばきファクトリー『アドレナリン・ダメ』Promotion Edit - YouTube

 

「アドレナリン・ダメ」の歌割の良さを語る! - さしもしらじな

 

最後は秋山眞緒

放送でも出ていたのだけれど、めちゃくちゃ多くて(笑)なんなら、放送外でも色々とハリキリまおぴんしてましたね。

放送されたのは「断捨ISM」のAメロ。ラップ部分の被せ…なのだけれど、ここの定着は微妙だったので座間で別箇所込みで復習してました。

 

つばきファクトリー【可惜夜(座間公演)】 - さしもしらじな

 

結果としては、以下のようにタオル曲かつ大魔境ソングとなりました、ありがとうございます。

 

【ハロ!ステ#502】つばきファクトリー秋ツアー映像!山岸理子ラストMC 岸本ゆめの卒業直前インタビュー モーニング娘。'23秋ツアー「すっごいFEVER!」キッチン広本瑠璃 MC:山岸理子&谷本安美 - YouTube

 

さて、この放送内で「男性の皆さん、リードして」と言っているのだけれど、実は「女性の皆さんがリードする曲」もあって、それがコメンタリーで山岸理子が触れていた「うるわしのカメリア」の “ルルル ルルル カメリア” の部分。ただここはこの日で唯一の不採用を出されてしまい、却下されてました。

 

つばきファクトリー『うるわしのカメリア』(Camellia Factory [The Magnificent Camellia]) (Promotion Edit) - YouTube

 

因みにこのコールの発想力の多さは、ダンスの振りを覚える延長上にあるのでは?と言うのが僕の見立て。

 

つばきファクトリー on X: "#つばきログ 🎞️ 9/27発売 「#妄想だけならフリーダム 」ソロダンス撮影の裏側…🫢 これを見れば、ダンスも完璧!! TikTokもチェックしてくださいね🌟 https://t.co/qIYCndv4QL #つばきファクトリー #谷本安美 #秋山眞緒 #まおぴん先生 https://t.co/fcu61CZxp7" / X

 

…にしても、まおぴん発のコール、他にも発表されてたのだけれど、なんだったか覚えてないのが悔しいところ。とにかく、コール選手権の主ではあったな。

 

そんな大盛り上がりの【コール選手権】のあとは【手押し相撲対決 リベンジ】。元となった回はこちら。

 

『行くぜ!つばきファクトリー!』#10 - さしもしらじな

(思った以上に前やん!!!)

 

…ここにあるようにこの回は谷本安美が大暴れでして。本当に、やりたい放題。それは今回も同様。結果だけ書いておくと今回も優勝してました(笑)

ただコレが、意外と実力で勝ってるのがニクいところ。重心の安定感半端ない。

 

…にしてもこのコーナー、ただ美少女が手押し相撲してるだけなのにこんなに面白いのが凄いんだよなぁ…。いや、何回か思ったもん。ただ手押し相撲してるだけじゃんって。でもちゃんと面白いんだもんなぁ…ただ3分は岸本ゆめのが言うように長いのだけれど(笑)

公開収録の本番と放送のギャップでいうと谷本安美が八木栞に前髪を崩されるシーンがあるのだけれど、公開収録中はスクリーンに抜かれていなかったのでメンバーがなんであんなに笑っていたかが分からなかったこと。ただ小野田紗栞がツボに入っていたので何かしらの事件が起きたことだけは分かった(笑)にしても、本当に前髪ヤバかったな。

八木さん関連で言うと、河西vs福田の終着のときに「少し動いたから」という理由で河西結心が自己申告で負けを認めるのだけれど、実際は片足で一周回ったあとに試合続行したときに、八木栞が「少しでも動いたら負けなので、今のは負けじゃない?」と言ったことでアウトになってる、というくだりが抜けてるんですよ。ここら辺に編集の匙加減の妙を感じるシュンカン。

個人的にここのコメンタリーで好きだったのは、岸本ゆめのが手押し相撲に参加したのかを思い出すまでのくだり。初めは曖昧なまま「参加してないと思う」だったのが、前回新沼さんが収録に参加できてなかったことを話した時に、そこから逆算して自分がMCに徹していたことを思い出す過程が、なんとも岸本ゆめのだなぁと。

残りの細かい試合内容は…まあ、放送見た方が面白いと思うので割愛で。

 

さて、実際の公開収録だとミニライブとこれまでを振り返る幕間VTRを挟んでから最後のコーナー【長縄跳びチャレンジ】だったのだけれど、この企画の元となった回はこちら。

 

『行くぜ!つばきファクトリー!』#14 - さしもしらじな

 

概ねの流れはあんまり変わらない…ま、後ろのスクリーンをよくよく見れば書いてあるのだけれど初めのルールでは “15分以内” だったのが “3回以内” に放送では変わってたくらい。ただ実際も色々なアクシデントがあって3回しか飛べなかったので、そこまで違いはないかな。

あと、放送では38回だったのだけれど、公開収録中はカウントミスで “39回” になっていた気がする。「サンキューって感じで」とか、新沼さんが「チケット代と一緒」とか話してた記憶がある。

他にも回す人を決めるときや、並び順を決めるときなど、結構見どころがあったたんですよ…やっぱ30分じゃ短い(笑)

個人的にはコメンタリーで岸本ゆめのが「小野田紗栞の体育会系」と言っていたのが「確かに」となっていたり。もっというと、小野田紗栞秋山眞緒、河西結心の真ん中の3人がドの付くほど体育会系なんですよね。どんどん体育会系色が強くなるつばきファクトリー…面白そう。

 

最後は山岸理子からの来てくれたファンへの手紙…コレが意外と淡々としていて、でも、観客一人一人を見渡している感じが良かったな。なんか2月の浅倉樹々の時とはまた違う雰囲気だったのも違いが出てるのも興味深い。

そして締めは「サイコーサイコーサイコー!」。これは良い締め!!!!!!!!!!!

 

さてコメンタリーの方はというと、こちらも岸本ゆめのらしい締め。「これからも、『行くぜ!つばきファクトリー』をよろしく!」という、やっぱり自分よりもグループのことなんだよなぁ…そういうところが本当にリスペクト。

 

 

 

…で、個人的には岸本ゆめのの最終回が催眠術回なことに少し不満を持っていたんですけど。

 

本気の催眠術!-行くぜ!つばきファクトリー#40 - さしもしらじな

 

いや、催眠術回が悪いところじゃなくて「いや、催眠術回って!!!」というテンション、伝わって。

まあ、改めてフィーチャー回も欲しかったけど、第1シーズンの時に特別コーナーで岡田康太さん呼んでもらってるし、贅沢は言えんかなぁと。

 

『行くぜ!つばきファクトリー!』#11 - さしもしらじな

(この時、りこりこと2人だったの、何気に後の山岸MC体制の萌芽が見えて面白い。第1シーズンは専ら岸本ゆめのがMCだったので)

 

ただ、テレ朝チャンネルの卒業特番が良かった…特に山岸理子が居ない夕食パートでMCのギア全開だったのが最後に見れて本当に良かった…アレ、見方によってはメンバーを置いてけぼりにしてるように見えるけど、最後には全員に焦点が当てられていて上手さとかが見えて好きなんだよなぁ…。これはまた別で書きたいな。

 

というわけで、今から武道館です…!あードキドキしてきたぁ!!!悔いなく全力で楽しむぞぉぉぉぉ!!!

 

 

【Playlist】“岸本ゆめの”

 

 

というわけで、おひさ!

 

【Playlist】 “小野田紗栞” - さしもしらじな

【Playlist】“河西結心” - さしもしらじな

【Playlist】“山岸理子” - さしもしらじな

【Playlist】“浅倉樹々” - さしもしらじな

 

元となった「選んでみた」シリーズはこちらから!

てか、長いシリーズだね!!!

正直、放っておきすぎた!!!

 

だって!!!全ては努力目標!!!

 

つばきファクトリー Feat.『SMAP 25 YEARS』 - さしもしらじな

[サネカタ on X: "気まぐれ!【当てはめる!】シリーズ!" / X

つばきファクトリー Feat. Original Love【さにこ編】 - さしもしらじな

つばきファクトリー Feat. ORIGINAL LOVE【リトルキャメリアン編】 - さしもしらじな

つばきファクトリー Feat. ORIGINAL LOVE【Rakky⭐︎編】 - さしもしらじな

 

以下、本編。

 

1. フィエスタ / ORIGINAL LOVE

2. Maybe I'm Amazed / Paul McCartney

3. Music Lovers / アイドルネッサンス

4. 夏日憂歌 / SMAP

5. Surfer King / フジファブリック

6. 能動的三分間 / 東京事変

7. 時間がない / KIRINJI

8. シャレオツ / SMAP

9. 駄々こね桜、覚醒 / MOONRIDERS

10. KOL(キックアウト ラヴァー)/ GRAPEVINE

 

 

…いや、4月にはできてたんすよ。

たーだ、なーんか、書く気起きなくて。

で、なんやかんや療養期間とかあって、出すタイミングわっかんなくなって、でもこれ今出さないともう出すタイミングないから、無理やり引っ張り出してきたよね。

 

で、ひさびさに聞いたら、あんま好みじゃないかも?でも、悪くないかも?どっちやねん!!!みたいな。

 

…ま、選曲が半年前の好みだからってのはあるか。今だったらGRAPEVINEは新譜から出してるかもしれないし。でも、今更変えるのもなぁ…って感じ。「Ub(You bet on it)」とかタイトルからし岸本ゆめのって感じしません?

 

GRAPEVINE - Ub(You bet on it) [Official Music Video] - YouTube

 

というわけで、選曲…実は二曲目の「Maybe I'm Amazed」は元の選曲とは違う曲。理由は音源を持ってないから、とこっちの方が岸本ゆめのに合うから。力強いメロディーラインのシンプルなピアノバラード…歌って欲しいなぁ。ま、ビートルズじゃなくて、ポール・マッカートニーのソロなのだけれど、そこは見逃して。

 

「能動的三分間」から雰囲気変わるのが面白いところ。ただ上手いこと組み込めたかなぁ…ここからの「時間がない」「シャレオツ」の流れ、結構好きなんすよね。ネオグルーヴ感?あんまよく知らんけど。

 

「駄々こね桜、覚醒」はタイトルが岸本ゆめのだなぁと思って選んで気づけばこの位置にいた。MOONRIDERS選曲はこのプレイリストの段階で選ぶのだけれど、最新アルバム…まぁ、正確には一つ前だけど…から選んでるのがなんか良い。てか、七十近いお爺ちゃん達がこんなパワフルなロックンロール奏でてるのシンプルにカッコよくない?歌詞も地味に攻めてる。

 

ラストは「KOL」。キックアウトラヴァー。すごくぽくない?岸本ゆめのの好きなところにフロンティア精神みたいなところがあるのだけれど、それが端的に出てる。キックアウトラヴァー。今度はどこへ向かう?

 

で、この企画の一番めんどくさい…なんでこの要素入れたのか、今でも自分を恨んでいるのだけれど、百人一首から選んでみよう…。

 

花の色は 移りにけりな いたずらに

我が身よにふる ながめせしまに

 

…かなぁと。うーん、王道すぎるかなぁと思いつつ、「時間がない」を聴きながら、「永遠ではないからこそ、今を最高速度で輝く」みたいな…なんか「閃光少女」みたいなこと書いてるけど(笑)あと “花” が桜とリンクしたりするのも良いかな。

夏の歌の方が良いかなぁと思いつつ、ま、なかなか悪くない選歌だな。

 

とりあえず次回はえむぅずのどちらかです。なぜならもう出来てるからです。なんとか谷本安美の誕生日までに…二人とも紹介したい…。

 

つばきファクトリー【可惜夜(名古屋公演)】

 

 

あー、ついに終わってしまった…。

 

始まればあっというまとは言うけれど、本当にあっというまに終わった。

 

千秋楽自体は【シュンカンアンコール】も入ってたし、初めてではなかったのだけれど、うーん、やっぱ卒業者がいるラストコンサートってのはまた違うんだなぁと感じたなぁ…。

 

つばきファクトリー【可惜夜(大阪公演)】 - さしもしらじな

つばきファクトリー【可惜夜(座間公演)】 - さしもしらじな

 

 

とはいえ、基本的には変わりなく…いや、髪型が違ったわ。

 

やりきり、岸本ゆめの | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

もーね!!!

 

出てきた瞬間に、ブッ刺さりまして!!!

 

この【可惜夜】では基本的に一つ結びで入るわけですよ。それが座間公演2日目で編み込みに変わるんですけど、ここで下ろしの外ハネって言うのが、まあ新鮮。

で、リーダー山岸理子がMCで言っていたのだけれど、このホール意外と舞台と客席とが近いんですよ。なので、7列目でも結構ハッキリ見えて。

 

「ヤバ。カッコいい。」

 

みたいな。

数分前は、希空・栞の凱旋コールをしてたとは思えないくらいの手のひらクルーっぷりを発揮しましたね!!!(因みに僕は専ら「キソラ!」と叫んでました)(で、凱旋コールが「栞!」呼びだったか「ヤギシオリ!」だったかを覚えてないって言うね。これが、下ろし外ハネの力…!)

もう、神々しい…大阪では “金狼” って書いたけど、今回は “金獅子” って感じ。ほんとね、強さと美しさと可憐さを備えてた…。(それなんて椿の花?)

そんな後に「でも…いいよ」。これね、気づいた。ずっとモニターの歌詞見ながら口ずさんでるからメンバー見てないのだと。良い曲すぎて口ずさみたくなるのよ、これ。聞くより歌う方が快楽度数の高い曲。

で、「抱きしめられてみたい」…これはね、改めてダンスかっこいいなって思ってた。つばきファクトリーのライブ、歌もだけど、ダンスも好きなんだよなぁって改めて思ったな。あと、八木栞が座間に比べて抑えめになってたかな、と。ここら辺は、八木栞のクセ…と言うか攻略法というか、一旦MAXの音量で表現した後に調整かける…みたいな、そんなところが垣間見えるシュンカン。

 

そして挨拶MCで凱旋の2人が前に…だったか?なんか中MCとごっちゃになってる気もする。

こう…薄々思っていたのだけれど、全通することを前提にブログに残すのであれば、たぶんその日のMCとかを克明に残しておいた方が資料性は高いと思うんですよ。でも、ライブ中にメモするのめんどくさいじゃないですか?なので、自分でも「勿体ないことしてるなぁ」と思いながら、忘れていく…というね。世の中そんなもん。

因みに「ただいまー」というときに八木栞の提案で地声で行くことになって新沼希空が嫌がるというくだりがあったんですよ。ま、新沼さんは優しいから結局付き合うんですけど。そしたら、提案した八木栞より大きい地声が出ちゃうっていうね(笑)一体なんなんだ、新沼希空って!

そして「表面張力」「キャベツ白書」「独り占め」「雪のプラネタリウム」「二度シャワー」「真夜中の観覧車」…安定と言うか、普通に楽しんでたなぁ。改めて並べるとコール曲とそうじゃない曲のバランスが良いんだよなぁ…どうでも良いけど、こう言う時の「真夜中の観覧車」の使い勝手の良さったらないよね。1グループに一曲は欲しい「真夜中の観覧車」。

 

で、中MC。ここでりこりこのウェーブと、きしめんさんの自己紹介があったのか。ズルズル。

因みに僕もこの回で初めてるのちゃんの “きしめん” 呼びが、名古屋名物のきしめんではなく、「岸本さん、イケメン」の略ってことを知りました。流石、豫風瑠乃。一味違うぜ。

 

あ、豫風瑠乃話といえば、歌い方がだいぶ器用になってきたなぁって思うんですよ。声色の使い分けと、感情の表出と。個人的にはパワー系よりもこちらの方が印象強い…というか、ただ大きい声を出すというよりかは何でここで大きい声を出してるかを考える…みたいな。そんな表現の細かさ、特にカッコいい声とカワイイ声の使い分けが好き。

 

ここからの「弱さじゃないよ、恋は」「低温火傷」「可能性のコンチェルト」の流れも何回聴いても良いんだよなぁ。

そうそう、毎回書き忘れていたのだけれど、樹々ちゃんパートの “それは覚悟” を歌う山岸理子がすごい好きなんですよ。納得度が高い。真琳からの受け渡しってのも熱い。

あと、地味に真琳の “叶えてよ” も好き。個人的に「可能性のコンチェルト」はゆめまりん曲だと思ってる。てか、「可能性のコンチェルト」のコールめっちゃ好き。これ、生バンドで体験したかったなぁ…マジで壊れるよな、今やったら会場が。

 

で、毎度の幕間。

特に今まで感想めいたものを書いてなかったのだけれど、さにこの3人が歌のプレゼントをするときにえむぅずが泣いて、それをさおりんが笑ってるって構図が好き。

あと、みんなが寝落ちした後のりこゆめのお姉さん感。なんとなく、母-娘型と、姉-妹型のグループがあるなぁと思っているのだけれど、つばきファクトリーは姉-妹型だなぁと。(モーニング娘。と Juice=Juice は母-娘型、アンジュルムつばきファクトリーは姉-妹型って感じ。)

 

「足りないもの埋めてゆく旅」はいつ聴いても染みる。

からの「涙のヒロイン降板劇」は踊り狂ってる。

「アドレナリン・ダメ」、もはや記憶にない。

で、煽りからの「妄想だけならフリーダム」…これ、かしこギャルの八木栞がめちゃくちゃ好きなんですよ。今まで書くの忘れてたけど。

で、「マサユメ」「今夜だけ浮かれたかった」「ハッピークラッカー」。あっというまだなぁ…。この爆上がりセットリストのなかで「今夜だけ浮かれたかった」の夫婦餃子パートで突然観客が落ち着いて手拍子するの、ちょいクールダウン感あって良いよね。そこは冷静に決めるんだ、みたいな。

そしてアンコール…「断捨ISM」「最上級Story」と、まあ、盛り上げて、感動的で、終わりの挨拶からの、リーダー発表。

 

つばきファクトリー on X: "つばきファクトリー #山岸理子 卒業後の新リーダーは #新沼希空 が務めます。サブリーダーは #谷本安美 11/7から新体制になる #つばきファクトリー も引き続き応援よろしくお願いします。 https://t.co/vzrEZd2Vqd" / X

 

個人的には然もありなん、かな。まぁ、1公演目に発表するのか!と言う驚きの方が大きかった。なんならこのリーダー発表で他のMCが思い出せない。

そして締めは「勇気 It's my Life!」…この曲のイントロで本来であれば山岸岸本をそれぞれ単独のカメラで抜いているのだけれど、いつからか岸本ゆめのは谷本安美と二人で映るようになってたんですよ。で、毎度の如くイチャイチャ(?)してたのですが、ついにこの回で谷本安美が岸本ゆめのにキスをしました。ま、ほっぺですけど。

そして曲終わりに捌ける時もやってましたね、2人に。はい、風紀は大丈夫なのでしょうか?(そういえば、一番風紀を危惧してるのが河西結心だったりするんですよ。MCでも触れてたし)

 

そんな1公演を終えて、小片リサリリイベに向かうつばきファクトリーのファンの方々。会場の関係でコール禁止の中、よく二階ではしゃげたなって自分でも思う。そして、無銭エリアにはほぼほぼ目もくれない小片リサのプロ意識。小片リサに学ぶ資本主義、とはフォロワーさんの弁。

 

(にしても、本当に上の方に目もくれないので、岸本ゆめのとは正反対だなぁって思ってたりはしてた。いや、有銭エリアそっちのけで絶対に上の方向くじゃん…ま、岸本ゆめのの場合はそちらの方が歌いやすいってのもあるとは思うけど。なんというか、ちょうど良い距離感のアイドル、居ないんすかつばきファクトリー。)

 

さてさて夜公演は「りこちゃん!ゆめの!」コールが客席で起こりました。いや、ギリギリまで起こらなかったのだけれど(笑)一瞬の隙を突いて始まりました。ま、どちらでも良いと言えば、どちらでも…なくてもそれはそれでつばきファクトリーじゃないですか?(汗)

夜公演は武道館があるとは言え「これで最後か〜」と思いながら見ていたなぁ…。メンバーも同じだったのかなぁ…。そんなこと思いながらもデコ出し小野田紗栞を見てフォロワーさんの顔を思い浮かべるなどしてましたけど。

ま、初めは「表面張力〜Surface Tention〜」かな。岸本ゆめののフェイクが、感情乗ってて、当社比で割と崩してたんですよ。もしかして、最後…?みたいな。

その後の「キャベツ白書〜春編〜」がね…岸本ゆめのは涙目で、それに釣られて谷本安美も泣きそうだったのがね…マジで泣きそうになる。なんだかね… “受け継がれる” ってこう言うことなんだなぁ…

 

1344*秋ツアー名古屋!。谷本安美 | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

「独り占め」「雪のプラネタリウム」はカッコいい。どうでも良いけど、「雪のプラネタリウム」にほとんどコールがジワジワ来るんだよなぁ…あっても良さそうなのにない感じが赴き深い。まあ、ずっとリズム刻んでるんですけどね、その代わり(?)

で、「デートの日は二度くらいシャワーして出かけたい」…何回書いても合ってるか不安になるタイトル。これな…絶対セットリスト外れるなよ…今1番怖い楽曲。ほんと、完成度高いからなぁ…武道館でどうなるか、聴きたいなぁ…。

そして「I Need You 〜真夜中の観覧車〜」。谷本安美のセリフも良いのだけれど、小野田紗栞が凄く良かったなぁ…。

 

中MCは、山岸岸本とリトキャメ。るのちゃんの「リトキャメをひらがな一文字で表すと?」は本当によく分からなくて良かったな。因みに、山岸さんは「ら」、岸本さんは「ん」。岸本さんが「ん〜」って言ってるのがキス顔になってて、「かわいい!」って声が上がってた。わかる。あと、雑にいなしてたのも好き。

そんななか八木栞。名古屋への移動中、山岸岸本の間にいたのだけれど、岸本ゆめのには寝させないようにずーっと話しかけ続け、山岸理子には喉が渇いて起きた一瞬の隙に自分の成人式の前撮り写真の感想をまとめると言う “だる絡みムーヴ” をがますという…時代はマイペースからだる絡みへ。つばきファクトリーに染まりつつある。

河西結心は質問が浮かばなかったのか観客に質問を求めることに。いや、いうても千人規模よ?求める数が多くない?と思いつつ、優柔不断な河西結心らしくて良いなぁ、など。

そんななか、才女福田真琳の「お二人と一緒に食事したいです」という模範解答も模範解答。無事に締まるし、頼まにしてまっせ、まーたん!

 

後半組は思い出しりとり。お仕事チャレンジは本当に知らない。そんな番組もあったのね。

 

「弱さじゃないよ、恋は」「低温火傷」「可能性のコンチェルト」…ここは意外と感傷的な思いはなかったな。あと、ここでようやく “心がジリジリしてるの” が河西結心に渡ってたことに気づくっていうね。遅すぎる。その後の “君にふぁ〜” に集中しすぎなのよ。

 

まあでも、本編の大号泣ポイントは幕間明けの「足りないもの埋めてゆく旅」。秋山眞緒を筆頭にほぼほぼみんな涙目。河西さんが最近では珍しく上擦ったんだよなぁ、確か。

からの「涙のヒロイン降板劇」よ。“涙” 繋がり…なんてことはないか、と思いつつ、フェイクで踊り狂う。にしても、ここで少しずつコールを盛り上げていく構成、地味に巧みよな。

で、「アドレナリン・ダメ」…まおぴんの「叫べー」みたいな煽りが入るのはこの曲だったか。火に油…というか石油。盛り上がるというか、燃え上がるが近い。

ここから怒涛の「妄想だけならフリーダム」「マサユメ」「今夜だけ浮かれたかった」「ハッピークラッカー」…やっぱこの流れアホやろ。この流れ、アイドルとファンで作り出す “熱狂” を知ってしまったら、後に戻れないのよ。体力が持つ限りは現場に行きたいなぁ…。

因みに、ずーっと気になってた岸本ゆめのの “蹴り” 、たぶん「マサユメ」と「最上級Story」だったと思う。マジでカッコ良い。あと、「ハッピークラッカー」のステップ、好きなんかな?って毎回思ってた。ほんと嬉々として踏んでるもんなぁ…

 

そしてアンコール「断捨ISM」入り。岸本ゆめのの「つばきファクトリーは皆んなのこと愛してるけど、皆んなは私たちを愛してるかーい?」からの「愛してるー!」のコールがマジで最高すぎる。アホみたいにギアが上がる。そりゃ、タオルもぶん回すわ、コールも喉枯れるまで声張るわ、まおぴんの「セイッ!」で「多くない〜」の大合唱をするわ!そして、それに応えるようにピョンピョン飛び跳ねながら、タオルをぶん回しつつ、締めの “きっとそんなに多くない” を歌い上げる岸本ゆめのの基礎体力の高さよ。限界突破やったなぁ。

そこからの「最上級Story」の流れが毎度良すぎるんだよなぁ…良い曲だよ、「最上級Story」。

 

ラストMC。

るのちゃんは泣かないために、今を楽しむ、みたいな言い方だった気がする。

真琳ちゃんは、味噌カツのように “濃い” 時間を過ごせたら、みたいな。先週の座間公演のポテトチップスのりしお話もそうだったけど、ファンとの関係を食に絡めるのがブームなのかもしれない。

泣きそうで泣かなかったのが八木栞。耐えた。最後だからくっつきに行ってたと言ってたけど、「ハッピークラッカー」の時とか珍しくべったりだったもんなぁ。

河西結心がまさか一番初めに涙腺崩壊するとは、という感じだったな。会場の上手をイエロー、下手をライトグリーンに染めてくださいってところまでは良かったんですよ。その後の「泣きませんから!」のあと、すぐ泣いていたのが実に河西結心。

で、一人泣いたら秋山眞緒は泣くわな。すでに「足りないもの埋めてゆく旅」で泣いてたとはいえ。アイドルでいられる時間は短いってのは、ホールコンラストで言われるとかなり来るものがある。

そこからの小野田紗栞は小野田プロだったな。ゆっくり時間をかけて、山岸岸本にちゃんと言葉を伝えていたのが印象的。熱い女。

小野瑞歩もなぁ…楽屋話をしてからはずっと泣いてたな。武道館ではイヤモニを突き抜けるようにいつもより300倍の声を出さないとな。

岸本ゆめのは「自分のファンはこれから新しく付けていくので、皆さんはつばきファクトリーのファンで居てください」というのが、まぁ、岸本ゆめのだったなぁ。しみったれたこと言うなヨォ…とは思いつつ、まあ、これこそ岸本ゆめのだなぁと。

で、谷本安美をあんま覚えてない…泣いてるのは覚えてるのだけれど、この岸本ゆめののある意味 “らしい” MCと新沼希空の “らしくない” MCに挟まれてたからなのだけれど。

そう、この回はもう新沼希空の涙ですよ。

 

きそ、わーんわーん 新沼希空 | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

2人が卒業する悲しみ、というよりかはリーダーが務まるかどうかの不安、というのがなんとも新沼希空だなぁって思うんですよ。個人的にはなんとなくでやるよりも、ナイーヴな方が安心するのだけれど、見方によってはだからこそ危ないって見方もあるのかな?とか、思ったり。

ただそうは言いつつ、「毎日眠れない」「肌も荒れる」「デカリボンについてニセモノが現れている」みたいなワードワードで観客を和やかにしていくのは流石の新沼希空という感じ。この塩梅が絶妙ですよね…(そしてまた思い浮かべるフォロワーさんの顔)

そしてそんな新沼希空の後を受けた山岸理子のカラッとした感じがなんとも面白い。淡々としている、とかとも違うんですけどね。達観というのともまた違うかなぁ…ほんと “カラッとしている” ってのが合うんだよなぁ。どこか晴れやか。

 

そして、「勇気 It's my Life!」も歌い終えた後、鳴り止まない “つばきコール” にダブルアンコールで応える山岸理子岸本ゆめの。パーっと入ってきて、地声で「ありがとうございました!」と叫んで、さーっと帰って行ったあの感じ。本当に段取りとかなかったんだろうな。ありがたきサプライズ。

 

いやぁ…【可惜夜】、楽しんだなぁ。

 

ま、そんなあとインスタライブでまだまだ歌う岸本ゆめのの鉄人っぷりに驚きつつ、気がつけばもう武道館。

来てほしくないような…うーん。そういうのはないか。良くも悪くも変わりゆくものだから、と割り切れちゃう人間だからなぁ…鈍感なのかもしれない。

あとは、楽しむだけ!悔いなくコールをして!踊り狂う!それだけ!そして終わってから泣く!

 

武道館たのしむぞ!!!