帰ってきた、霊視鑑定回。今回は、「アイドル天職ランキング」。視てもらうのは今回もシークエンスはやともさん。割と、一回視てもらったあとにもう一度鑑定するってパターンってないので、よく受けていただけたなぁという気持ちもある。
さて、ランキングは真ん中から発表される形で。
第7位は、はやともさん曰く「ふつう」と評価された豫風瑠乃さん。とはいえ、これは “下げて上げる” バラエティスキル。その後に、「めちゃくちゃ良くなりました!」と去年の診断結果を踏まえて、はやともさん大絶賛。まだまだ、全部を曝け出せているわけではないですが、だいぶ前に出てこれるようになっているとのこと。
まあでも、武道館前の3時間スペシャルでの「『かわいい』って言わないでください!」発言(これ自体がめちゃくちゃかわいい)とか、ブログでのハッチャケ具合とか、徐々に徐々に本性を曝け出せているように感じます。むしろ、まだまだ余力を残しているのか、豫風瑠乃さん…可能性の塊すぎる。
そこから一つ順位を下げて8位にランクインしたのが小野瑞歩さん。最近メキメキと、“イケイケ化” が進んでいるので順位を上げているかな?と思っていたのですが、真ん中くらい。はやともさん曰く、「前よりかは大人っぽくなってきたのだけれど、“いい女” 感が出てきてアイドルっぽくはなくなったのではないか」とのこと。言われてみれば、確かに。
あと、それ以上に衝撃的だったのは「精神的に大人になった結果、周りを少し見下すようになった」ということ。そして、秋山さんから関連の情報が出てくる出てくる。(笑)相変わらず仲の良い、えむぅず。善き哉。
そんな秋山さんは、6位。前回は2グループに分かれたうちの1位だっただけに、大幅なランクダウン。とはいえ、基本的に何かが大きく変わったわけでもなければ、むしろ「グループのなかでは一番女性ファンが多い」とのこと。また同性ファンが多い方が芸能人としては息が長いらしいのですが、男性ファンが少ないので、アイドルとしての爆発力は少ないのではないか、とのこと。そのことに関して、秋山さんの一言。
「男性ファンが増えるためには、どうすればいいんですか!教えてください!」
良き叫び。(笑)
そして、無慈悲に「事務所に聞いてください」と返す、はやともさん。一応、「あざとくしてみては?」とのこと。ただ、道のりは大変そうです。
ランキングの上下を行き来しながら発表する形式。第9位は河西結心さん。たぶん、一番手厳しかった。
やっぱり、「フルスイング、怖いんですよねぇ」というところが肝なのかなぁ、と。というよりも、つばきファクトリーの他のメンバーが良くも悪くもフルスイングが過ぎるので、相対的にバラエティ番組だとキャラが薄くなってしまうという、不思議なウィークポイントが発生してしまうんですよね。普通だと、「上手くやらなきゃ」が勝ってしまうのだけれど、このグループはそうじゃないからなぁ…。少し前だと、浅倉さんがそうだったんだけど、最近変わってきたからなぁ…。
(こう、毎週番組について書いてると、河西さんの見せ場を作るために結構苦労してるなぁと思うところも実は少なくないんですよ。基本的には、カウンター待ちになっちゃってるので、先輩が投げかけないと目立てない難しさ…。)
ただ、フルスイングの練習をできる期間って、そんなに長くないから、できる時にしてもらいたいなぁって思ってます。失敗しても、番組の編集でなんとかなるし。(笑)
さて、そんなメンバーのフルスイングを捌きに捌く岸本ゆめのさんが第5位。ちなみに秋山さんと同様前回1位だったので、ランキングが下がった形。ただ、ここら辺の順位の変動が前回の「仕事運ランキング」との違いを感じて良いです。
で、岸本さん。ランキング上位なのですが、はやともさんにイジられまくります。秋山さん同様に、男性ファンが少ない…どころか「異性として見てるファンが一人もいない」(ごめんなさい)とか、「芸能人の割には、夢が現実的」などなど。はやともさん、先輩メンバーには結構ズバズバ攻めてます。そしてイジられてる岸本さんがホント好きでねぇ。(笑)どんどんダメージを受けていく岸本さんと、それをフォローする秋山さんのコンビネーションの良さよ…
…そう!今回はめずらしく、大阪組の席が近かったんですよ。たぶん今回の席順が前回の順位を基にしているからだと思うのですが、ほんとに漫才のペースで会話が進んでいく。おそらくなのですが、岸本さんと秋山さんは基本的に一人でも会話の起点、もしくはオチに持っていけるので離して座るようにしてると思うんです。それが今回くっ付いたことで、今までではない会話のテンポが生まれていたのが面白かったところ。
(因みに一番の見どころは、福田さんが「男女のファンの割合が理想的」と大絶賛したところで、「異性としてみてるファンがいない」とキッパリ言われた岸本さんが無言ではやともさんに突っかかろうとするところ。そこで、はやともさんに「(ファンの男女比が)最悪です」(ニュアンス)と言われて、ついにキレるかという時に「もう止めたってください!」と秋山さんが突っ込むところ。ここの無言のやりとりというか、連携プレイが秀逸なんだよなぁ。大阪組、強い。)
じゃあ、今回他の人が目立たなかったかというと、まさかのあざとい組…新沼さんと小野田さんが大躍動。正確にいうと、ここに八木さんを加えた東海組が、意外なコンビネーションを見せてたのが印象的だった。
ま、それはさておき。
第4位は福田真琳さん。「イェーイ」という棒な喜びで何のその。「どこまですごくなるのかわからない」という大絶賛のポテンシャルらしく、その伸びしろを含めて第4位とのこと。
ただし、そのポテンシャルゆえに若干、疎まれ始めているらしいので、そこは要注意らしいです。ただ、それでもどこか飄々としている福田さん。まだまだ、全貌は要として知らない…。
そんな、周りから疎まれつつある福田さんをよそに第10位の谷本安美さんは、まさかのメンバーの誰からにも気にされてないという衝撃の事実を告げられます。ものの見事にシンプルな霊視鑑定結果。まあ、福田さんはもとい、八木さんの話にも繋がるのですが、おそらく他のメンバーが新メンバーに関心を向けるなか、たまたま谷本さんに関心が向かなかっただけなのではないかなぁと思ったり。
ま、気を取り直してベスト3。リーダー山岸理子さんがこの位置につけます。
まあ、前回も指摘されていましたが、とにかく人を “転がす” のがうまいと。しかも、意識的にやってるとまだ言われる(笑)そして、その様子は、番組後半で見れます(笑)それでいて、つばきファクトリー愛が上がっていることを指摘されたりと、ベタ褒めです。
個人的に面白いのが、セクシーさでいえば、小野瑞歩さんよりも何歩も前に行ってるハズなのに、アイドル天職度では上という点。“いい女” ではなくて、“アイドル” として人気を維持しているのが、ホント面白い…というか、不思議な人。
(そうそう、話はブレるのだけれど、山岸理子さんについて、真面目に一つ記事を拵えたほうが良いんじゃないかって思ってるんですよねぇ…。リーダーとしての性質が歴代のどのリーダーとも被ってないというか、この人の “後ろで糸を引いてる” 感というのかなぁ、キチンと見た方がいいと思うんですよねぇ。イニシアチブを執るという意味では、アンジュルムの和田さん並みに明確なんじゃないかって思うんです。まあ、いつになるか分かりませんが。)
そんなリーダーの後に発表された11位は、小野田紗栞さん。どうやら寝違えたため、体調がすぐれなかった青いオーラが、霊視で見透かされたようです。
なんか、ここら辺が妙にリアルなところ。占いとかだと、生年月日とか、正座とかで見るのでその日の体調とか関係ないけど、霊視だからこそ浮き彫りになっちゃった、みたいな。ある意味、はやともさんの霊視の正確さを物語ってしまってる。小野田プロ、霊視に負ける。
なので、次回に期待です。
そんななか、第2位に躍り出たのが現在飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を博している八木栞さん。まあ、予想通りと言えば予想通りかしら。
で、まあ、とにかくフルスイングなのが良いと。前回の時は、「八木メシ」自体は披露していたけれど、まだ名称が出来るまで定着していなかったので、仕方ないと言えば仕方なかったのですが、今は「八木メシ」もそうですが、参加楽曲での歌唱面での活躍もあるので、そのことが反映され始めたのではないかと。
(このことに関連して。岸本さんが休んだ「60TRY部」にピンチヒッターとして小野さんと出た時に、「八木メシ」の話題をほとんど出さないまま、ミュージカルキャラで押し切ったのも大きかったのではないかと。だんだん、新しいキャラを獲得しつつ、大きくなってる、強み。バラエティーエース街道、まっしぐらである。)
それにしても、河西さんと八木さんの絶妙な対比構図が最近結構好きで。芸能活動してたから器用にこなすのかと思いきや、意外と不器用な河西さんに対して、自分のことは不器用だと認識してる前提で、前に前に出て行って、思わぬ器用さを発揮する八木さん、みたいな。実はつばきファクトリーでは珍しい、同期で同い年コンビの面白さが垣間見えていいんですよねぇ。
(結成時のメンバーだと一応、山岸さんと小片さん、そして新沼さんと谷本さんと岸本さんが同級生同期なのだけれど、研修制の加入時期が微妙に違うからか、「私たち同い年なんです!」みたいな雰囲気が薄いんですよねぇ…。強いて言えば、きそあみくらい。だから大事にしよう、河西八木コンビ。)
さて、そんな八木さんを差し置いての第1位は、納得の浅倉樹々さん。まあ、それはそうだろうと言う感じ。
ここで注目したいのは謙虚さ。
自分だけが良ければ良いではなくて、グループ全体が良くなるように動くというのは、ホントに浅倉さんの理解されてないところだと思うんですよねぇ…。これは、岸本さんも同じだと思うんですよ。あのスキルがあれば、グループ内でもう少し奢っても良い気がするんです。
でも、しない。
この二人の、謙虚さみたいなものが、今のつばきファクトリーのパフォーマンスに繋がってるんじゃないかって思うんです。あくまでもグループで売れることを前提に動くというか、そんな感じ。
ま、それが外から見ると “仲良しクラブ” とか言われていた原因なのかと思うと、もどかしくもあり、大事な部分でもあるというトコロ。
それにしても浅倉さん、アイドル界の未来を考えて行動してる、と指摘されていたのが気になるところ。どう考えているか、一回掘り下げてもらいたいなぁ…。やらないかなぁ、対談回。
…で、最下位は新沼希空さん。まあ、ナレーションに選ばれた段階でそうなんだろうなぁとは思っていたけれど。
ただ、言われてることはそんなにマイナスじゃないってのが、はやともさんの霊視鑑定の面白いところ。あくまでも「アイドルが天職じゃない」ってだけで、「タレントとしてはむしろ美味しい」くらいで調理してくれる、謎の安心感。
…にしても、ファンが増えたと同時に、変なファンも同時に増えたっていうのが、なんとも古典的なオチで面白い。ランキングの最下位の理由が分かりやすいって意味ではこの上ない。あと、他のメンバーは全くその傾向がないのに新沼さんにだけ変なファンが多くなっていくの、面白すぎるんだよなぁ。やっぱ、人によって寄せつけるファンのタイプが違ってくるのかしら?
(話は逸れるけど、つばきファクトリーのファンって基本的にまとまりに欠けると思うんですよ。アンジュルムとか、Juice=Juiceとか、 BEYOOOOONSとか、なんとなく「推しはバラバラでも、私たちがメンバー全員を支えるんだ!」みたいな一体感を感じるんだけど、つばきファクトリーのファンは基本それぞれの推しを方向を見つつ、最終的に「ま、箱推しですけど。」という顔をしてるというか。でも、もしかするとそれって、メンバーが集めるファン層がバラバラ過ぎるからじゃないか、といま思って。グループによって集まるファンの傾向は基本的に似るのだけれど、つばきファクトリーはリトルキャメリアンの4人は兎も角、オリジナルメンバーの山岸さん新沼さん谷本さん岸本さん浅倉さんだけでも結構ファン層にバラツキがありそうなんだよなぁ、みたいな。ここに小野さん小野田さん秋山さんが入って、ようやくそれなりのファン層が固まるイメージ。ま、あくまでもイメージですが。
そう!だからこそ、「アドレナリン・ダメ」が100万回再生を突破したときに、驚いたんですよ。あんなにファン同士のまとまりがないのに、すんごい速さで超えちゃったよ、みたいな。)
そんな、新沼さんのタレントとしての展望は「パー子さん」。これが、想像つくから困る(笑)
(個人的にはかつみさゆり夫妻が出てきたことは、ここだけの話。というか、定期的にいるんだな、可愛げがあるのだけれど、どっかぶっ飛んでる人間って。まあ、アイドルでは新沼さん以外、見たことないけど。)
そんな、今回のオチ。
「霊視鑑定の後に、プライベートで占いに行ってきたんですけど、『霊視鑑定なんて気にしなくて良いよ』って言われました!」
番組の企画を潰しかねない発言をサラッとする新沼さんも新沼さんですが、それを採用するスタッフもスタッフだと思う。面白さに余念がない。最高。
さて、番組後半は、山岸リーダーのご褒美ソロコーナー。「スタジオで寝てみたい」を叶えるというものですが…絶対にこれは我々を転がしにきていると思う。いや、寝顔が嫌いな人間なんて居ないでしょ?そんなん、みんな食いつくに決まってるじゃん?狙ってないっていうほうが無理よ?って言いながら、転がされてしまうんだろうなぁ…。山岸さんのこの絶妙な煙の巻き方、堪らんよなぁ…。
とはいえ、コレだけでは終わらないのが、バラエティーに余念のない「行くぜ!つばきファクトリー!」。新沼さんと秋山さんが仕掛け人となって、寝起きドッキリをします。
で、またこの人選が素晴らしくて…。
バラエティ色を強めるんだったら岸本さんでも良いし、新メンバーに山岸さんの寝顔を見てもらうってのもアリな気がするんですけど、この二人がやっぱ正解なんですよねぇ。いつもを知ってるからこそ、寝てるかどうかキチンとジャッジできるし。あと、二人でキチンとトークも成立してるし。なんなら、二人のトークが良すぎてこのコーナー少し長くなったんじゃない?というくらい。
そして、結局のところ制限時間内の15分でリーダーはスタジオ内で寝れちゃうし、ドッキリはドッキリで綺麗に引っかかるしで完璧な企画になるというね。いや、面白すぎるでしょ、このコーナー。寝れなかったらそれはそれで企画としては面白そうなので、メンバー全員ぶん見たい気すらする。
そんな、本格バラエティ番組「行くぜ!つばきファクトリー!」。次回はいよいよ初の外ロケ回。まあ、推しである岸本さんが参加できていないのはショックなのだけれど、それはそれ!これはこれ!どんな仕上がりになっているのか、楽しみです!
因みに全編公開された寝起きドッキリの様子。