さしもしらじな

アイドル系のデトックス諸々

つばきファクトリー【可惜夜(名古屋公演)】

 

 

あー、ついに終わってしまった…。

 

始まればあっというまとは言うけれど、本当にあっというまに終わった。

 

千秋楽自体は【シュンカンアンコール】も入ってたし、初めてではなかったのだけれど、うーん、やっぱ卒業者がいるラストコンサートってのはまた違うんだなぁと感じたなぁ…。

 

つばきファクトリー【可惜夜(大阪公演)】 - さしもしらじな

つばきファクトリー【可惜夜(座間公演)】 - さしもしらじな

 

 

とはいえ、基本的には変わりなく…いや、髪型が違ったわ。

 

やりきり、岸本ゆめの | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

もーね!!!

 

出てきた瞬間に、ブッ刺さりまして!!!

 

この【可惜夜】では基本的に一つ結びで入るわけですよ。それが座間公演2日目で編み込みに変わるんですけど、ここで下ろしの外ハネって言うのが、まあ新鮮。

で、リーダー山岸理子がMCで言っていたのだけれど、このホール意外と舞台と客席とが近いんですよ。なので、7列目でも結構ハッキリ見えて。

 

「ヤバ。カッコいい。」

 

みたいな。

数分前は、希空・栞の凱旋コールをしてたとは思えないくらいの手のひらクルーっぷりを発揮しましたね!!!(因みに僕は専ら「キソラ!」と叫んでました)(で、凱旋コールが「栞!」呼びだったか「ヤギシオリ!」だったかを覚えてないって言うね。これが、下ろし外ハネの力…!)

もう、神々しい…大阪では “金狼” って書いたけど、今回は “金獅子” って感じ。ほんとね、強さと美しさと可憐さを備えてた…。(それなんて椿の花?)

そんな後に「でも…いいよ」。これね、気づいた。ずっとモニターの歌詞見ながら口ずさんでるからメンバー見てないのだと。良い曲すぎて口ずさみたくなるのよ、これ。聞くより歌う方が快楽度数の高い曲。

で、「抱きしめられてみたい」…これはね、改めてダンスかっこいいなって思ってた。つばきファクトリーのライブ、歌もだけど、ダンスも好きなんだよなぁって改めて思ったな。あと、八木栞が座間に比べて抑えめになってたかな、と。ここら辺は、八木栞のクセ…と言うか攻略法というか、一旦MAXの音量で表現した後に調整かける…みたいな、そんなところが垣間見えるシュンカン。

 

そして挨拶MCで凱旋の2人が前に…だったか?なんか中MCとごっちゃになってる気もする。

こう…薄々思っていたのだけれど、全通することを前提にブログに残すのであれば、たぶんその日のMCとかを克明に残しておいた方が資料性は高いと思うんですよ。でも、ライブ中にメモするのめんどくさいじゃないですか?なので、自分でも「勿体ないことしてるなぁ」と思いながら、忘れていく…というね。世の中そんなもん。

因みに「ただいまー」というときに八木栞の提案で地声で行くことになって新沼希空が嫌がるというくだりがあったんですよ。ま、新沼さんは優しいから結局付き合うんですけど。そしたら、提案した八木栞より大きい地声が出ちゃうっていうね(笑)一体なんなんだ、新沼希空って!

そして「表面張力」「キャベツ白書」「独り占め」「雪のプラネタリウム」「二度シャワー」「真夜中の観覧車」…安定と言うか、普通に楽しんでたなぁ。改めて並べるとコール曲とそうじゃない曲のバランスが良いんだよなぁ…どうでも良いけど、こう言う時の「真夜中の観覧車」の使い勝手の良さったらないよね。1グループに一曲は欲しい「真夜中の観覧車」。

 

で、中MC。ここでりこりこのウェーブと、きしめんさんの自己紹介があったのか。ズルズル。

因みに僕もこの回で初めてるのちゃんの “きしめん” 呼びが、名古屋名物のきしめんではなく、「岸本さん、イケメン」の略ってことを知りました。流石、豫風瑠乃。一味違うぜ。

 

あ、豫風瑠乃話といえば、歌い方がだいぶ器用になってきたなぁって思うんですよ。声色の使い分けと、感情の表出と。個人的にはパワー系よりもこちらの方が印象強い…というか、ただ大きい声を出すというよりかは何でここで大きい声を出してるかを考える…みたいな。そんな表現の細かさ、特にカッコいい声とカワイイ声の使い分けが好き。

 

ここからの「弱さじゃないよ、恋は」「低温火傷」「可能性のコンチェルト」の流れも何回聴いても良いんだよなぁ。

そうそう、毎回書き忘れていたのだけれど、樹々ちゃんパートの “それは覚悟” を歌う山岸理子がすごい好きなんですよ。納得度が高い。真琳からの受け渡しってのも熱い。

あと、地味に真琳の “叶えてよ” も好き。個人的に「可能性のコンチェルト」はゆめまりん曲だと思ってる。てか、「可能性のコンチェルト」のコールめっちゃ好き。これ、生バンドで体験したかったなぁ…マジで壊れるよな、今やったら会場が。

 

で、毎度の幕間。

特に今まで感想めいたものを書いてなかったのだけれど、さにこの3人が歌のプレゼントをするときにえむぅずが泣いて、それをさおりんが笑ってるって構図が好き。

あと、みんなが寝落ちした後のりこゆめのお姉さん感。なんとなく、母-娘型と、姉-妹型のグループがあるなぁと思っているのだけれど、つばきファクトリーは姉-妹型だなぁと。(モーニング娘。と Juice=Juice は母-娘型、アンジュルムつばきファクトリーは姉-妹型って感じ。)

 

「足りないもの埋めてゆく旅」はいつ聴いても染みる。

からの「涙のヒロイン降板劇」は踊り狂ってる。

「アドレナリン・ダメ」、もはや記憶にない。

で、煽りからの「妄想だけならフリーダム」…これ、かしこギャルの八木栞がめちゃくちゃ好きなんですよ。今まで書くの忘れてたけど。

で、「マサユメ」「今夜だけ浮かれたかった」「ハッピークラッカー」。あっというまだなぁ…。この爆上がりセットリストのなかで「今夜だけ浮かれたかった」の夫婦餃子パートで突然観客が落ち着いて手拍子するの、ちょいクールダウン感あって良いよね。そこは冷静に決めるんだ、みたいな。

そしてアンコール…「断捨ISM」「最上級Story」と、まあ、盛り上げて、感動的で、終わりの挨拶からの、リーダー発表。

 

つばきファクトリー on X: "つばきファクトリー #山岸理子 卒業後の新リーダーは #新沼希空 が務めます。サブリーダーは #谷本安美 11/7から新体制になる #つばきファクトリー も引き続き応援よろしくお願いします。 https://t.co/vzrEZd2Vqd" / X

 

個人的には然もありなん、かな。まぁ、1公演目に発表するのか!と言う驚きの方が大きかった。なんならこのリーダー発表で他のMCが思い出せない。

そして締めは「勇気 It's my Life!」…この曲のイントロで本来であれば山岸岸本をそれぞれ単独のカメラで抜いているのだけれど、いつからか岸本ゆめのは谷本安美と二人で映るようになってたんですよ。で、毎度の如くイチャイチャ(?)してたのですが、ついにこの回で谷本安美が岸本ゆめのにキスをしました。ま、ほっぺですけど。

そして曲終わりに捌ける時もやってましたね、2人に。はい、風紀は大丈夫なのでしょうか?(そういえば、一番風紀を危惧してるのが河西結心だったりするんですよ。MCでも触れてたし)

 

そんな1公演を終えて、小片リサリリイベに向かうつばきファクトリーのファンの方々。会場の関係でコール禁止の中、よく二階ではしゃげたなって自分でも思う。そして、無銭エリアにはほぼほぼ目もくれない小片リサのプロ意識。小片リサに学ぶ資本主義、とはフォロワーさんの弁。

 

(にしても、本当に上の方に目もくれないので、岸本ゆめのとは正反対だなぁって思ってたりはしてた。いや、有銭エリアそっちのけで絶対に上の方向くじゃん…ま、岸本ゆめのの場合はそちらの方が歌いやすいってのもあるとは思うけど。なんというか、ちょうど良い距離感のアイドル、居ないんすかつばきファクトリー。)

 

さてさて夜公演は「りこちゃん!ゆめの!」コールが客席で起こりました。いや、ギリギリまで起こらなかったのだけれど(笑)一瞬の隙を突いて始まりました。ま、どちらでも良いと言えば、どちらでも…なくてもそれはそれでつばきファクトリーじゃないですか?(汗)

夜公演は武道館があるとは言え「これで最後か〜」と思いながら見ていたなぁ…。メンバーも同じだったのかなぁ…。そんなこと思いながらもデコ出し小野田紗栞を見てフォロワーさんの顔を思い浮かべるなどしてましたけど。

ま、初めは「表面張力〜Surface Tention〜」かな。岸本ゆめののフェイクが、感情乗ってて、当社比で割と崩してたんですよ。もしかして、最後…?みたいな。

その後の「キャベツ白書〜春編〜」がね…岸本ゆめのは涙目で、それに釣られて谷本安美も泣きそうだったのがね…マジで泣きそうになる。なんだかね… “受け継がれる” ってこう言うことなんだなぁ…

 

1344*秋ツアー名古屋!。谷本安美 | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

「独り占め」「雪のプラネタリウム」はカッコいい。どうでも良いけど、「雪のプラネタリウム」にほとんどコールがジワジワ来るんだよなぁ…あっても良さそうなのにない感じが赴き深い。まあ、ずっとリズム刻んでるんですけどね、その代わり(?)

で、「デートの日は二度くらいシャワーして出かけたい」…何回書いても合ってるか不安になるタイトル。これな…絶対セットリスト外れるなよ…今1番怖い楽曲。ほんと、完成度高いからなぁ…武道館でどうなるか、聴きたいなぁ…。

そして「I Need You 〜真夜中の観覧車〜」。谷本安美のセリフも良いのだけれど、小野田紗栞が凄く良かったなぁ…。

 

中MCは、山岸岸本とリトキャメ。るのちゃんの「リトキャメをひらがな一文字で表すと?」は本当によく分からなくて良かったな。因みに、山岸さんは「ら」、岸本さんは「ん」。岸本さんが「ん〜」って言ってるのがキス顔になってて、「かわいい!」って声が上がってた。わかる。あと、雑にいなしてたのも好き。

そんななか八木栞。名古屋への移動中、山岸岸本の間にいたのだけれど、岸本ゆめのには寝させないようにずーっと話しかけ続け、山岸理子には喉が渇いて起きた一瞬の隙に自分の成人式の前撮り写真の感想をまとめると言う “だる絡みムーヴ” をがますという…時代はマイペースからだる絡みへ。つばきファクトリーに染まりつつある。

河西結心は質問が浮かばなかったのか観客に質問を求めることに。いや、いうても千人規模よ?求める数が多くない?と思いつつ、優柔不断な河西結心らしくて良いなぁ、など。

そんななか、才女福田真琳の「お二人と一緒に食事したいです」という模範解答も模範解答。無事に締まるし、頼まにしてまっせ、まーたん!

 

後半組は思い出しりとり。お仕事チャレンジは本当に知らない。そんな番組もあったのね。

 

「弱さじゃないよ、恋は」「低温火傷」「可能性のコンチェルト」…ここは意外と感傷的な思いはなかったな。あと、ここでようやく “心がジリジリしてるの” が河西結心に渡ってたことに気づくっていうね。遅すぎる。その後の “君にふぁ〜” に集中しすぎなのよ。

 

まあでも、本編の大号泣ポイントは幕間明けの「足りないもの埋めてゆく旅」。秋山眞緒を筆頭にほぼほぼみんな涙目。河西さんが最近では珍しく上擦ったんだよなぁ、確か。

からの「涙のヒロイン降板劇」よ。“涙” 繋がり…なんてことはないか、と思いつつ、フェイクで踊り狂う。にしても、ここで少しずつコールを盛り上げていく構成、地味に巧みよな。

で、「アドレナリン・ダメ」…まおぴんの「叫べー」みたいな煽りが入るのはこの曲だったか。火に油…というか石油。盛り上がるというか、燃え上がるが近い。

ここから怒涛の「妄想だけならフリーダム」「マサユメ」「今夜だけ浮かれたかった」「ハッピークラッカー」…やっぱこの流れアホやろ。この流れ、アイドルとファンで作り出す “熱狂” を知ってしまったら、後に戻れないのよ。体力が持つ限りは現場に行きたいなぁ…。

因みに、ずーっと気になってた岸本ゆめのの “蹴り” 、たぶん「マサユメ」と「最上級Story」だったと思う。マジでカッコ良い。あと、「ハッピークラッカー」のステップ、好きなんかな?って毎回思ってた。ほんと嬉々として踏んでるもんなぁ…

 

そしてアンコール「断捨ISM」入り。岸本ゆめのの「つばきファクトリーは皆んなのこと愛してるけど、皆んなは私たちを愛してるかーい?」からの「愛してるー!」のコールがマジで最高すぎる。アホみたいにギアが上がる。そりゃ、タオルもぶん回すわ、コールも喉枯れるまで声張るわ、まおぴんの「セイッ!」で「多くない〜」の大合唱をするわ!そして、それに応えるようにピョンピョン飛び跳ねながら、タオルをぶん回しつつ、締めの “きっとそんなに多くない” を歌い上げる岸本ゆめのの基礎体力の高さよ。限界突破やったなぁ。

そこからの「最上級Story」の流れが毎度良すぎるんだよなぁ…良い曲だよ、「最上級Story」。

 

ラストMC。

るのちゃんは泣かないために、今を楽しむ、みたいな言い方だった気がする。

真琳ちゃんは、味噌カツのように “濃い” 時間を過ごせたら、みたいな。先週の座間公演のポテトチップスのりしお話もそうだったけど、ファンとの関係を食に絡めるのがブームなのかもしれない。

泣きそうで泣かなかったのが八木栞。耐えた。最後だからくっつきに行ってたと言ってたけど、「ハッピークラッカー」の時とか珍しくべったりだったもんなぁ。

河西結心がまさか一番初めに涙腺崩壊するとは、という感じだったな。会場の上手をイエロー、下手をライトグリーンに染めてくださいってところまでは良かったんですよ。その後の「泣きませんから!」のあと、すぐ泣いていたのが実に河西結心。

で、一人泣いたら秋山眞緒は泣くわな。すでに「足りないもの埋めてゆく旅」で泣いてたとはいえ。アイドルでいられる時間は短いってのは、ホールコンラストで言われるとかなり来るものがある。

そこからの小野田紗栞は小野田プロだったな。ゆっくり時間をかけて、山岸岸本にちゃんと言葉を伝えていたのが印象的。熱い女。

小野瑞歩もなぁ…楽屋話をしてからはずっと泣いてたな。武道館ではイヤモニを突き抜けるようにいつもより300倍の声を出さないとな。

岸本ゆめのは「自分のファンはこれから新しく付けていくので、皆さんはつばきファクトリーのファンで居てください」というのが、まぁ、岸本ゆめのだったなぁ。しみったれたこと言うなヨォ…とは思いつつ、まあ、これこそ岸本ゆめのだなぁと。

で、谷本安美をあんま覚えてない…泣いてるのは覚えてるのだけれど、この岸本ゆめののある意味 “らしい” MCと新沼希空の “らしくない” MCに挟まれてたからなのだけれど。

そう、この回はもう新沼希空の涙ですよ。

 

きそ、わーんわーん 新沼希空 | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

2人が卒業する悲しみ、というよりかはリーダーが務まるかどうかの不安、というのがなんとも新沼希空だなぁって思うんですよ。個人的にはなんとなくでやるよりも、ナイーヴな方が安心するのだけれど、見方によってはだからこそ危ないって見方もあるのかな?とか、思ったり。

ただそうは言いつつ、「毎日眠れない」「肌も荒れる」「デカリボンについてニセモノが現れている」みたいなワードワードで観客を和やかにしていくのは流石の新沼希空という感じ。この塩梅が絶妙ですよね…(そしてまた思い浮かべるフォロワーさんの顔)

そしてそんな新沼希空の後を受けた山岸理子のカラッとした感じがなんとも面白い。淡々としている、とかとも違うんですけどね。達観というのともまた違うかなぁ…ほんと “カラッとしている” ってのが合うんだよなぁ。どこか晴れやか。

 

そして、「勇気 It's my Life!」も歌い終えた後、鳴り止まない “つばきコール” にダブルアンコールで応える山岸理子岸本ゆめの。パーっと入ってきて、地声で「ありがとうございました!」と叫んで、さーっと帰って行ったあの感じ。本当に段取りとかなかったんだろうな。ありがたきサプライズ。

 

いやぁ…【可惜夜】、楽しんだなぁ。

 

ま、そんなあとインスタライブでまだまだ歌う岸本ゆめのの鉄人っぷりに驚きつつ、気がつけばもう武道館。

来てほしくないような…うーん。そういうのはないか。良くも悪くも変わりゆくものだから、と割り切れちゃう人間だからなぁ…鈍感なのかもしれない。

あとは、楽しむだけ!悔いなくコールをして!踊り狂う!それだけ!そして終わってから泣く!

 

武道館たのしむぞ!!!