さしもしらじな

アイドル系のデトックス諸々

豫風王決定戦!-行くぜ!つばきファクトリー#26

 

前回の【タニモト・ガールズ・コレクション!】に続いてメンバーフィーチャー企画。今回は “つばきファクトリートリックスター” 豫風瑠乃さんに焦点を当てた企画。その名も【豫風王決定戦!】。(本人曰く「 “豫風王” って漢字難しくないですか?」とのこと。)内容は至ってシンプル。事前に豫風さんにインタビューを敢行して、その答えを元に問題を作成、メンバーが早押しでどれだけ多く答えれるか…つまり豫風さんへの愛が試される企画となっています!

 

ちなみに今回の司会は岸本さんで相変わらずの盤石の体制。ホントに、普通の、バラエティー番組。メインの豫風さんを持ち上げつつ、回答者も目立たせ、時に弄る…なので岸本さん自身は目立たないのだけれど、そういうところにプロフェッショナルを感じます。

その豫風さんはインタビューに答え、本編では問題ごとにヒントを出しつつ、ナレーションも担当、さらにコメンタリーも務めるという、まさに豫風祭り。そして、豫風ワールドが全開。

 

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https://twitter.com/gotftv/status/1597042184603439104?s=46&t=BKk2FR6k3x1fzRq_k52kXQ

 

まず、オープニングからその一端が垣間見えます。毎回、オープニングでは「ハッピークラッカー」をバックにその回ナレーションを担当するメンバーが自分の近況だったりを話すのだけれどそこで話す豫風さんの内容が、

 

「今日、仕事に行くときにお爺さんを見かけたのだけれど、そのお爺さんが持っていたバックに『〇〇幼稚園 しんご』って書いてあってほっこりしました!」(ニュアンス)

 

という、「それ本当に居たんですよね⁉︎」という内容。改めて書いても内容が頭に入ってこない。面白い人には面白い事象がついて来るもんだなぁ…。

 

まぁ、仕切り直して。

 

ゲーム自体は早押しクイズ。解答順で点数が決まり、一番初めに正解できたら10点で、そこから降順で一点ずつ獲得点数が減っていき、他のメンバーが早押しで外していき最後の1人が答えたら1点獲得というもの。

ただ、豫風さん曰く “簡単” で、もしかしたら収録時間が短すぎるんじゃないか?とも思っていたとのこと。

…ええっと、実際はどうだったかはここから確認してください。

 

第1問「マイブームは?」

 

で、メンバー皆さんですよ。

豫風さんのこと大好きですから、「歌うこと」「曲を作ること」「ゲーム」などなどいろいろ答えるんですけど、全部外していくわけですよ。そして呆気なく10人全滅。

で、答え。

 

黒ひげ危機一発

 

メンバー一斉に「知らないよ!」の嵐。それに対してるのちゃん「知ってますよ!」

メンバー「だってやってるの見たことないもん!」

るのちゃん「さしたら飛ぶやつですよ?」

メンバー「いや、モノは知ってるけど!」

 

このよくできたコントよ。るのちゃん、自分が知っていることは皆さんも知っているはずだという世界線で生きていて、多分ここから頻発する「簡単だと思います」もその世界観から来ているのかなぁ、など考えたり。ま、ただこの問題のミソはここからです。

 

第2問「いま欲しいものは?」

 

ここでも皆さん「宇宙の星」とか「特技」とか「ハモる能力」などなど “るのちゃんっぽい” 解答や、「私から言うことはないです」と言うヒントから「ありません!」と答えたりするのですが、「もう、ヒント出てます!」という発言から谷本さんが正解に辿り着きます。

 

ズバリ、「黒ひげ危機一発!」…

 

はい。皆さん、混乱しないでください。

「なぜ持ってないものがマイブームになっているのだろう?」とか考えてはいけません。

どう言うことなのかは、コメンタリーでも説明していたのだけれど、一番この記事が分かりやすいのでぜひ読んでください。(https://hominis.media/category/idol/post9834/?utm_source=OM_twitter&utm_medium=referral&utm_campaign=OM_homi

因みにメンバーが混乱している中、一人「頭のなかでシミュレーションするってことね?」と何故か理解を示していたのが谷本さんだったと言うことは書いておきます。(まあ、谷本さん自身もブログで思考回路自体はるのちゃんと近いとは書いていたし、たぶん実際に近い。)

(あと、本当についでなのだけれど、実は黒ひげ危機一発の実物なしのシミュレーション自体は秋山さん岸本さん新沼さんは『first broom』の特番でやっていたりします。本人たちは忘れてると思いますが)

 

ま、気を取り直して。

 

第3問「大阪の良いところは?」

 

インタビューでは、一つ目に「みんなフレンドリー」二つ目に「たこ焼きがある」と続いての三つ目が問題に。

新沼さんが「新幹線で行ける」と言うところをとっかかりに「二時間半で着くところ」や「新幹線の駅にいろいろ売っている」と近づけていき、ラストはまたまた谷本さんが「新幹線の駅でたこ焼きが売っている」と答え、これが正解。

ちなみにここの解説のるのちゃんの「大阪って言えば『たこ焼き!』ってなるじゃないですか?でも、駅で売ってなかったら『たこ焼きない!』『キャー!』ってなる」(ニュアンス)のテンポ感がめちゃくちゃ好き。テンポと擬音だけで乗り切れるトーク力よ。

ちなみにここで、つばきファクトリーあるある “新大阪でたこ焼きを買う” の話になり、毎回たこ焼きを買ってる小野田さんに振られるのだけれどそこで「たこ焼き美味しいよね」と少し突き放した感じで話してるさおりんがめちゃくちゃ面白かったです。(その前の解答で「通天閣とか道頓堀とかって素晴らしいところだよ」と答えるのですが、その言い方もぶっきらぼうでツボだった。この回、小野田さん普段とテンションが違って面白かったんだよなぁ…【タニモト・ガールズ・コレクション】の反動かしら。)

 

第4問「やってみたい役は?」

 

この問題も皆さん苦戦。そんななか、「新沼さんが得意そうな役」と言う豫風さんのヒントから、

 

真琳様「お化け役!」

きそらん「ひどいよ…」

まおぴん「ちょっと失礼じゃないですか?」

 

で、真琳ちゃんがタジタジになるこの流れ。こういうやりとりの中につばきファクトリーの面白さがあるんだよなぁ。

さて、正解はと言うと「ホラー映画で一番初めに死ぬ人の役の声」。なんで新沼さんを挙げているかと言うと「アドレナリン・ダメ」の高音パートの「キャー!」を担当しているからなのだけれど、知らないとなんのこっちゃ、と言う話ではあると思う。

ちなみに、実演しているのですが、普通に上手かったです。

 

第5問「10億円当たったら何に使う?」

 

…ええ、メンバーは完全に豫風ワールドに迷い込んでしまい、誰も答えなくなる事態が発生します。簡単とはいったい…?

そんななか、「10億円当たったって言う運があるわけですよね?」と言うヒントを元にリーダーりこりこが「当たった10億円でまた宝くじを買う」と答え、これが一発で正解。ただ、メンバーたちは「勿体ない!」の大合唱。真琳様に至っては「失敗する人の使い方」とばっさり。それに対してるのちゃんが「だって運があるんだよ!」と反論するも「たまたまよ、たまたま。貯金しなさい!」と親みたいなこと言ってるのが尊いるのまりん。

(ちなみに、るのちゃん曰く「新沼さんは10億円当たったら宝くじにそのまま使いそう」とのこと。なんでだ。)

 

第6問「つばきファクトリーで好きな振り付けは?」

 

これは割と素早く八木さん河西さんに続いて秋山さんが「春恋歌」のイントロ “ターンターンターンターン” の部分と答えて正解。ダンスメンの面目躍如。というのも「行くぜ!つばきファクトリー!」の初回放送で好きな振り付けで挙げていたところだったんです、もともと。

ちなみにここのコメンタリーで動画を見ながら「過去の瑠乃が同じ発言してくる!」と言っているのがツボです。

 

第7問「行きたい国は?」

 

新沼さんが「星がいっぱい見える国」と答えた後、しばしメンバー沈黙。その後、るのちゃんが、「話したことある」と発言し、それを受けておもむろに小野田さんが答えた国は…

 

「太平洋」

 

それは国じゃなくね?と思うかもしれませんが、これが正解。どうやら北太平洋と大西洋の塩っぱさの違いを調べたいそうです。

ちなみにメンバーから「国じゃないじゃん!」と言われると「その前に地球があるから!」と答えるるのちゃんに「ハロプロ思考だなぁ」と思ったとか思わなかったとか。

 

第8問「この道具はなんでしょう?」

 

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(参考画像)

 

そう言われて便利グッズを渡されるるのちゃん。それに対して河西さんが「ぎょうざを包む道具」と答えて正解…ややこしいのですが、るのちゃんの発言にも正解、かつ実際にも正解でした。頭が柔らかいご両人。

ちなみにここからしばらくメンバーが「この道具、便利〜」と言っているのに対して「道具に驚いてる時間ちゃうねん!」とツッコむきしもんがツボです。あと、便利グッズを見た後でも自分でぎょうざを編みたい派のるのちゃんも素敵。というか、“ぎょうざを編む” という表現が良い。

 

第9問「写真で一言」

 

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https://www.instagram.com/p/CgJ6iVirzac/?igshid=YmMyMTA2M2Y=

 

秋山さんが砂浜から出ているこの写真。るのちゃんからのヒントとして「ここ日本ですよね?」というヒントから八木さんが「ブラジルへ行ってきまーす!」と一気にニアピン出すのが流石つばきファクトリーで一番頭の良いメンバーって感じ。(たぶん、日本の裏側がブラジルというところから発想を得たんだと思う。)実はこれ以外にもニアピンの発言はいくつかあり、番組収録後まりんちゃんから「真の豫風王は八木なんじゃない?」とも言われたんだそう。

とはいえ、間違いは間違い。河西さんが「ブラジルの人、元気ですかー?」で間違えた後、山岸リーダーが「ブラジルからこんにちはー!」と答え、これが正解。(実際には「ブラジルから飛び出してきたよー!」)ちなみにリーダー曰く「そんなに考えない方がいい」とのこと。果たして。

 

第10問「マダガスカルとなにを言い間違えた?」

 

「最近あった悲しいことは?」という質問に答えるるのちゃん。ここで、チャーハンを作ろうと思って買い物に行った話をするのですが、「ネギとマダガスカルマダガスカル?」と言い間違えをします。

ただ、これだけでメンバーが分かるはずもなく次々と撃沈。そんななか小野田さんが「マカダミアナッツ」とかそれっぽい語感を答えるのですが…難しい。

さて、そんな様子を見ていたコメンタリーのるのちゃんから以下の三段活用が現れます。

 

マダガスカルって言ってたんだ…」

マダガスカルってなんですか?」

マカダミアナッツってなんですか?」

 

マジか…豫風瑠乃。知らずに口走っていたのかマダガスカル…流石に語感で生きすぎだろう。

で、あまりにも皆さん撃沈するのでヒントとして出てワードが「ネギ…です!ネギと双子みたいな…」。ただ、これだけじゃ正解には近づかないだろうということでさらに岸本さんが「ネギを薄目で見て薄目で!あと乱視と近視も入ってる!」とヒントを出します。(ちなみにこのときの顔を再現する河西さんがなかなか面白いです。なんというか、もともとアホの子属性があったのですが【やれんだろ河西!】以降、それを怖れずに出せているのが良いです。)

ただそれでも答えが出ないメンバー…ここで谷本安美が放つパワーワード

 

「ネギと双子のマダガスカル

 

もうなにがなんやらわからないこのワードの収まりの良さよ。しかし、正解者はなし。

答えは「アスパラガス」。これを聴いたメンバーは「考えればわかったわ!」「悔しい!」の大合唱。10問目にして盛り上がりを見せ始めます。(遅い)

 

第11問「粘土でなにを作ったでしょう?」

 

るのちゃんの前に6色の紙粘土が出されるのですが、それを見た新沼さん。

 

「幼稚園のお受験みたい」

 

ほんとにそれにしか見えません。笑

まあ、気を取り直して問題。ちなみに、特に何色かのヒントはなく始まったのでメンバー皆さん大苦戦。そんななかるのちゃんの「秋山さん、伸びをしてください」というヒントから福田さんが「東京タワー」と答えこれが正解。

ちなみに、秋山さんのヒントが出たときに既に答えてしまっていた河西さんがすごく悔しそうな顔をしていたのですが、そのときのるのちゃんのコメンタリー「ゆってぃは自分が答えたあとに答えがわかるタイプの…人種です」が個人的にツボです。

ちなみにこの “東京タワー” 。赤い粘土を手に取るなり、キュルキュルと長くしたあとドン!と突き立てる前衛的な出来。ちなみにいま岸本宅にあるそうです。

また、“赤” を選んだ理由について「衣装が赤だったから」とのこと。目に馴染んでいた、だったかな。ふむ、アーティスティック。

 

第12問「どんなモノボケをしたでしょう?」

 

これね…傑作ですよ。発明なんじゃないかと思います。人のしたモノボケを当てるという、もれなくみんな大怪我を負う恐ろしい質問。

使った道具は写真の通り。

 

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https://hominis.media/category/idol/post9834/?utm_source=OM_twitter&utm_medium=referral&utm_campaign=OM_homi

 

で、河西さんがほぼモノボケとして正解な答えをしたもんで、さらに死屍累々の様相。リーダーりこりこに至っては逆ギレ、真琳様はプライドズタボロで突っ伏してしまいます。しょうがない、そういう類の質問です。

ちなみに、浅倉樹々さんの「うさぎ」がるのちゃんのお気に入りだそうです。にしてもみんな、恥ずかしがらずに振り切るのがほんとにいいところ。

 

第13問「つばきファクトリーの活動で印象的だった瞬間は?」

 

モノボケのあとにめちゃくちゃ真面目な問題。

新沼さんが「つばきファクトリーに加入したこと」小野さん「1回目の武道館」秋山さん「2回目の武道館」と答え、福田さん「2回目の武道館が発表されたとき」と答えこれが正解。コメンタリーでは「たぶんまりんちゃんと一緒だと思う」とのこと。(ただ個人的には「三回目のデート神話」と答えたら面白かっただろうなぁとか考えてしまうのがダメなんだろうなぁ…)

ちなみにこの場面が好きな理由として「『行くぜ!つばきファクトリー!』の生放送中で発表だったんですけど、その時にバックで「最上級Story」のイントロが流れて、それがすごいドラマチックでなんか「二次元みたいだ!」ってなって…すごい鳥肌が立って…鳥になりました」(ニュアンス)とのことです。ちなみに、このときは同時に「行くぜ!つばきファクトリー!」の Season2の決定の発表もあったりもしてメンバーみんな泣いてたんだよなぁ…。まだ今年の2月の話なんだなぁ…。

 

第14問「無人島に行くとしたらメンバーの誰を連れて行く?」

 

問題自体は理由も添えて答えるのですが、小野さんが「秋山さん、料理できるから」と答え、実はこれがニアピン。続いて秋山さんが「私で…理由は、ダンスを教えてあげられるから」。ここの理由部分で自分の発言がおかしかったのか半笑いになっていたのですが、これが豫風さんのツボだったとか。そのあと、河西さんが「八木栞、八木メシを作れるから」お答えるもバッサリ切られ、新沼さん「秋山眞緒!なんでもできそうだから!」と半ばやけっぱちで答えたのですが、これが正解。

ちなみになんでもできそうの中身は「魚を採ってきて!と言ったらシャーって捕りそうだし、水が欲しいってなったら、木とか登って水を取って来てくれそうじゃないですか!」と “インタビューのるのちゃん” が答えていて、それを聞いた “コメンタリーのるのちゃん” が「水って木から取れるんですか?」という…うん、なんだろう…このカオスな空間。たぶん、ヤシの実とかそういう話だと思うのだけれど、うん文字に起こすとカオス。

 

第15問「地球最後の日に食べたいものは?」

 

るのちゃんから「研修生に入って一番はじめに言ったこと」というヒントをもらったのですが、みなさんピンと来ず…。るのちゃん、どこかで自分が発言したことはみんな知ってくれてると思ってる節があるんだよなぁ…。素敵。

そんななか、小野田さんが「カツ丼」と答えてるのを聴き、それに対してるのちゃんが「そういう系です」と答えたのですが、これ “丼系” という意味ではなくて “カツ丼系” ということです。ちなみに、この系列には “カレー” が入るし、るのちゃん自身はそんなに “丼系” を食べないそうです。どういうことだ。

最終的には小野さんが「ハンバーグ」と答えてこれが正解。ちなみに、この時ヒントで肉から空気を抜くジェスチャーをしていたのですが、ゲームからインスパイアを得ていたので少し独特だったのが面白かったです。

 

…というわけで、全15問を終えて一位はリーダー山岸理子!2問正解で18点の堂々の一位!るのちゃん曰く「山岸さんは、いっぱい目がついてるから」とのこと…ということです。

ちなみに最後、岸本さんの皆さんどうでしたか?という質問に新沼さんが「疲れた」が全員の総意。振り回して振り回して楽しい回ってのが本編。

コメンタリーはるのちゃんが締めるのだけれど最後の最後で言葉が出なくなって「わっかんない!」とパニックになってるのがめちゃくちゃ可愛い。

というわけで、みんな “トリックスター” 豫風瑠乃ちゃんにメロメロだった回。これからもお姉さんたちの元でのびのびと育っていってね。(謎の親目線)