…というわけで、全曲レビューです。
リアルで「3rd -Moment-」を流しながらやるっていう…もう今すでに「涙のヒロイン降板劇」を流してるんですけど(笑)
もう、こうでもしないといつまでも書いちゃうから!というわけで!もう一番が終わった!急げ!急げ!
1. 涙のヒロイン降板劇
まぁ、Disc1からやる必要があるのか…という話なのではあるけれど、ま、思い出話に花を咲かせよう。
つばきファクトリーらしくないという話もあったけど、それはそう。これに関しては前のアルバム『2nd STEP』のことを考えれば世界観的には繋がるんですよ。
「マサユメ」で捨てられて、「光のカーテン」でその喪失を自覚して、「足りないもの埋めてゆく旅」でまた次に進もうとする。
で、そこから「涙のヒロイン降板劇」は繋がると。
だから、そういう意味で言うと世界観としては『2nd STEP』から地続き。
個人的にはリトキャメ加入後のシングルだけど、岸本ゆめののフェイク大暴れ曲でもありますね。
…うん、この時点で「ガラクタDIAMOND」に行ってます。時間足りない!!!
P.S. 山崎あおいさんが出たのはこの曲関連。
2. ガラクタDIAMOND
意外とありそうでない、歌謡曲ど真ん中路線。
そして、いまいち陰の薄い曲(おい)
こう言う系の曲…「ハナモヨウ」とか「低温火傷」とか、何かしらフォーメーションダンスが印象的だったりするのだけれど、意外と薄味なのよね…。
その一方で歌割は結構攻めてて、入りや落ちサビを河西豫風のフレッシュさが目立つ一方で、番締めは小野、小野田、浅倉の低音が響くって言う、“全員野球” の様相が伺えるのが面白い。
これが、「アドレナリン・ダメ」とか「間違いじゃない 泣いたりしない」に繋がっていくのよね。
3. 約束・連絡・記念日
聴いた当初はピンと来てなかったなのに、だんだん好きになっていった曲。
なんだろうなぁ…退廃的な雰囲気が良いんだよなぁ…何と言うか、没落貴族みたいな感じ。PVもそんな感じあるじゃない?
あと、地味にダンスが好きなんですよね。ファーストの3曲の中では一番好きかも知れない。間奏のダンスとか。
だから、最近やってないのがなぁ…残念と言えば残念。
あと、ファーストシングルの総括で言うと2番締めのソロが全部小野田さんなの、小野田プロって感じで好き。
こう見ていくとリトキャメ加入初のシングルだけど、意外とリトキャメリトキャメ!って感じじゃないのかも…。いや、個人的な感想だけれど。
あ、そういえば一時期、八木栞の「だから」パートが進化していくってのもあったな!懐かしい。
P.S. この時期の「行くぜ!つばきファクトリー」では発売記念即興ドラマが、行われていました。またやらないかな!?
4. アドレナリン・ダメ
歌割好きすぎ。これ読んで。
まぁ元から完成度高い曲なのだけれど、だんだん魔改造…コールが入ったことでより盛り上がる曲になって、かなり強強な曲になっている…うーん、この曲はどこまで行くのだろ…?
にしても、このアルバム、発売順になってるから曲順考えてないのだろうけれど、実際この曲を入れるとなるとかなり難しいと思うんですよねぇ…個人的にはB面初めに入れるのも良い…でも、前半に入れるのもなぁ…うーん、つくづくそう言う意味ではシングル集みたいなこの形態のアルバムは勿体なく感じる。
何にせよ、すごいパワーを持った曲。これからもガンガンに歌い継いでもらいたいな!!!
5. 弱さじゃないよ、恋は
いま、とっても好きな曲。
定期的に聴きたくなる曲なんだよなぁ。
実はこの曲もブログ記事あるんだよね!!!
何が好きって、全部だなぁ。
「涙のヒロイン降板劇」「ガラクタDIAMOND」で初めて武器として出てきた小野さんをはじめとする低音パートが昇華されつつ、リトキャメのフレッシュさ、岸本ゆめののシャウト、秋山眞緒のフェイクと言った歌割の良さはもちろん、フォーメーションダンスも良いしなぁ…。
てか、ベースもカッコいいのよね、この曲。
あと、【PARADE】武道館の印象が強いんですよ。やっぱ、あの青ドレス衣装が一番強すぎて。未だに「弱さじゃないよ、恋は」衣装がしっかりと来ていない(笑)
立ち位置的にはもしかすると「I Need You 〜夜空の観覧車〜」に近いのかなぁというのは最近の説。やっぱこう言う “シンプルに良いポップチューン” が嬉しいのよね。
6. アイドル天職音頭
まぁ、「アドレナリン・ダメ」「弱さじゃないよ、恋は」とバランスを取るための曲と言われても仕方がない曲ではある。強すぎるのよ、まあ2つが。
ただこの曲はこの曲で【灼熱】専用曲として役割があるので、なんというか…強いシングルだなぁ…!
あと、この記事のせいか、個人的にはやけに谷本安美の印象が強いのよね。
なんなら、【灼熱(2023)】で和太鼓組に入ってるってこともあったし!てか、和太鼓バージョンも良いんだよなぁ…祭り祭りしてて。
あと、コールももっと入れていきたいんだよなぁ…もっとバカになろうぜ!!!!!!!みたいな(笑)賢しらぶってんじゃねぇよ!!!みたいな。
どうでも良いけど、行くつばでのゆめりこイチャイチャコメンタリーも思い出すのよねぇ…なんか、思い出多いな⁉︎
P.S. 行くつばで星部ショウさんが出演したのもこの回関連。
7. 間違いじゃない 泣いたりしない
これぞ、曲順のマジックよ…
気圧差が凄い…
つばきファクトリーの曲の幅広さよね。
つばきファクトリーの最高傑作は間違いなくこれだと思う。ぜんぶが完璧というか、このメンバーで出来る、全部が詰まってる、イキきってる曲。
それこそ、「ガラクタDIAMOND」で出てきて「弱さじゃないよ、恋は」で昇華した低音パートの更なる磨き、岸本ゆめののフェイク、加えて谷本安美の落ちサビと浅倉樹々のエース感、ダメ押しに福田真琳の英語パートっていう、この文句のない感じ。
だからこそ、【可惜夜〜暁】の山岸・岸本メドレーのラストに選ばれたのかなぁって思ってたりする。
あと、何故か盛り上がる曲って印象なんだよなぁ…コールも増えて、掴みどころがあるようでない…不思議だなぁ。
P.S. この曲も記事あるんだった。
8. スキップ・スキップ・スキップ
「私、実は好きなんだよねー」率が多い曲。今年に入ってからいろんな人から聞くのだけれど。もっと発信して良いんじゃない?
かくいう僕も好き(笑)
なんでか、影が薄いんだよなぁ。
実は…と言うほどでもないけれど、この曲でブログを書く予定があったんですよ。題して「『スキップ・スキップ・スキップ』児玉雨子流『SHAKE』説」。「SHAKE」はSMAPの楽曲ね。よくよく分解したら、「SHAKE」だから。
そう、忘れがちだけど、メイドキッサーのダンスパートあるんだよなぁ…意外と曲構成が複雑な曲。
P.S. 行くぜつばきファクトリーで西野蒟蒻さんと児玉雨子さんが出たのはこの回。
9. 君と僕の絆 Feat. KIKI
【灼熱】で披露されたもののリメイク曲。
地味に公式でライブ映像が出されてない曲なのよねぇ。まぁ、樹々ちゃんの卒コンでしか歌われてないし、そこで樹々ちゃんは地味に歌詞間違えるし(笑)
だからかあんまり思い出らしい思い出が少ない曲になってるんだよなぁ…オリジナルとは歌割が違うくらいだし…意外と珍しいのかなぁ…歌割が違うだけみたいなバージョン違い。
結果としてこれが岸本ゆめののラストシングル参加曲でもあるんだよなぁ…
そう言えば台湾の方がライブのアンコールで歌ってるバージョンもあるんだよね…粋だよなぁああ言うの!
また、アンコール応援は一回目の時のみになります。
— 椿工房台灣應援 (@tsubakiTWunoffi) 2023年10月8日
二回目はいつも「つばき」コールでお願いします!
↓Googleドキュメントはこちらから↓https://t.co/qC4xPhpMuk pic.twitter.com/yV8IEoRg9x
…これ、オリジナルバージョンで書くことあるのかなぁ?
P.S. つばきファクトリーととーっても縁が深い中島卓偉さんが出演したのはこの回。
10. 勇気 It's my Life!
まだ、聴くのに勇気がいる曲。たぶん、新メンバーが入ったバージョンを聴いたら緩和されると思うのだけれど、やっぱりこの曲の岸本ゆめのの不在感にまだ慣れないのよ…いやぁ、鍛錬が足りないんだろうなぁ…
良い曲だけに!なんだよなぁ…
少しは思ってたよ、11人バージョン来るかな?って。Disc2のラストにサラッと入らないかなぁ?みたいな。
そんなことはなかったな!!!
まあ、全体を見ると岸本ゆめの要素がかなり高めだから、なくても良いかな、とは思うのだけれど…うーん。
でも、落ちサビでずっと歌ってるリーダー山岸理子ってのも良いからなぁ…自分で乗り越えるから、もう少し時間をくださいって感じです(汗)
あ、ちなみに香港バージョン、しかもショート動画の岸本さんのフェイクが一番好きです(笑)
11. 妄想だけならフリーダム
ぶっちゃけ10人バージョンがしっくりきてるからそんなに聴いてて苦じゃない曲。それでも “ロマンスな脳内” でときどき岸本ゆめのがフラッシュバックするけど。
なんにせよ、ライブが楽しい曲。バズ狙いのはずがどんどんライブで進化していって、「アドレナリン・ダメ」と双璧になってるのが怖い。なんだろうなぁ、知能がゼロになれるんだよなぁ…!
コールはもちろん、振りコピもできるし…バカ騒ぎだなぁ。
あ、小野田紗栞のラストフェイクがだんだん強くなってくのも好き。
12. でも…いいよ
これ読んでね。
語ることないと思うじゃん?
実は予定ではもう一つあったんですよ、このシリーズ。ただ、下書きどっかやって、書けなくなったの(泣)
なんと言うかなぁ…ほんと、魔曲。
ま、前の記事にも書いたと思うけど、この曲がなかったら岸本ゆめの卒業後つばきファクトリー追ってないかもって思うくらいには個人的にドンピシャな曲。
だってさ…この世界観をさ、このクオリティーでやるアイドル…引いてはアーティスト他に知らないもん。やっぱさ、“独自性” なのよ。アーティストを追う理由って。可愛いのもわかる、歌が上手いのもわかる、でもそれ自体って探せば代替が効くのよ、たいがい。ただ、紡いできて花開いたグループの “独自性” って替えが効かないのよ。
それ故に、一番濃度が濃ゆい曲がラストに来てるのは納得でもあり、逆にこれで良いのか?となるところでもある。
あと、流れという話だと「約束・連絡・記念日」の退廃的サウンドを継承してる感じも思えて、繋がっているんだよなぁ…みたいな。
…実はもうDisc1終わってるのだけれど、「でも…いいよ」語りたいこと多すぎて、止まらない。やっぱ書くかぁ…。
ここからは Disc2。
1. Power Flower 〜今こそ一丸となれ〜
ゴリゴリ花一族ソング。
やっぱ、「花一族」の名称、ちゃんと残しておいた方が良かったんじゃない?…いや、物は考えようか?
にしても、去年の夏から送っていたラブコールがこんな形で実を結ぶとは思わなかった。なんというか、ここまでゴリゴリの曲が来るとは思わないじゃん?
そして、すでに完成し始めてるコール(笑)
リリイベの最後の最後の池袋に行ったのだけれど、ファンの圧が凄かった。
そしてフロアダンスね。
サイコー!!!さにこ!!!
何よりも、さおりんがニッコニコでやっていたのが印象的。
P.S. そしてホッケー日本女子代表の応援公式ソングにもなりました!!!どこまで行くんや、この曲!?
★NEWS★
— つばきファクトリー (@tsubakifac_uf) 2024年3月1日
つばきファクトリー「Power Flower~今こそ一丸となれ~」ホッケー日本代表応援ソングに決定!https://t.co/gpl5jpIWUR#tsubaki_factory #つばきファクトリー #ハロプロ #Helloproject
2. Stay free & Stay tuned
カモンエビバディ〜!!!
これに尽きる曲。
これ以上でも、これ以下でもない。
カモンエビバディ〜!!!
これを聴きたいがためだけに聴いてる。さいあく、他はどうでもいい(笑)
いや、この世にはゴマンと良い曲も好きな曲もあるけど、この「カモンエビバディ〜!!!」はナニモノにも替えられないのよ。この1フレーズだけで聴く価値がある曲よ?マジで。
ただ、根っから明るい曲なのも良い。
「Power Flower」もそうだけど、かなり明るいのよね、アルバム新曲。まぁ、他の曲が意外とシリアスめってのもあるか。
カモンエビバディ〜!!!
P.S. そりゃ、春ツアーのタイトルになるわけだわ。
3. 七分咲きのつづき
やっぱりこの曲は【シュンカン】公演を思い出すんだよなぁ…去年の4月上旬のドタバタがあっての【シュンカン】だったのだけれど、変な緊張感と高揚感のなかで始まったこの曲のインパクトったらなかったなぁ…
とにかく良い曲。いや、こういう曲はどちらかというと好みではないのだけれど、とは言え欲しくはなる曲…めんどくさい性格だなぁと自分でも思うのだけれど、だからこそつばきファクトリーが定期的にクオリティーの高いポップソングを出してくれると「あぁぁぁぁ!!!好き!!!」ってなるのよねぇ。
個人的には「今更、バレバレな恋なんてできない」も好き。
4. EZPZ!
意外とモータウン味の強い曲?かな。ジャクソン5が歌ってそう(笑)前からだけど、つばきファクトリーってこういうモータウン味の強い曲が得意なのよね。「愛は今、愛を求めてる」もそうなのだけれど、ちゃんと “ポップ” してる。
アルバムリード曲の「Power Flower〜今こそ一丸となれ」、「カモンエビバディ〜!!!」のインパクトが強い「Stay Free & Stay Tuned」、つばきファクトリーお得意のセツナ歌謡ソング「雨宿りのエピローグ」の陰に隠れがちだけど、まぁ、たぶんどっかのタイミングで上がって来るでしょう!!!発売当初、いまいち影が薄かった「最上級Story」とか「行くぜ!つばきファクトリー」のエンディングで使われ続けて、今ではキラーチューンにもなってるし!!!
つばきファクトリーに捨て曲なし!!!
5. サマー・チャレンジャー
例によって1枚目がシングル集、2枚目がアルバムオリジナル曲集という並びで、まぁ、曲順の面白さ的には「うーむ…」という感じなのだけれど、このアルバムの場合この曲を始めとして “先行シングル” みたいなのが何曲かあるせいか、結構良い感じなんですよね。「お!ここでこの曲来るか!」みたいな新鮮さがかなりある。
「サマー・チャレンジャー」は【灼熱(2022)】の印象が強いなぁ。
新メンバーに早く歌ってもらいたいの、意外とこの曲かもなぁ。なんか、リトキャメのフレッシュさをどんな感じで受け継ぐのかすごく気になる。
にしても、こんな良い曲をよくこのタイミングまで音源化しなかったな、アップフロント…
6. 雨宿りのエピローグ
最後のアルバム新曲…こう見ていくと、前半に固まっている印象になるんだよなぁ、不思議と。
とにかく、つばきファクトリーお得意のセツナ歌謡。「ハナモヨウ」「低温火傷」「雪のプラネタリウム」、「抱きしめられてみたい」もかなぁ…。この手の曲が得意なのだけれど、意外と最近はなかったなぁというところで、ようやくキタ!という感じ。うん、やっぱこれよね!
だからか浅倉さんがチラついたりするのだけれど、それが河西結心さんを中心にしてアップデートされていてかなり良い。そこに入り込む秋山さんのハスキーボイスと、鋭く突き刺す豫風瑠乃の声のバランスがいい。
うーん、やっぱり完成度高いなぁ。
7. アタシリズム
書いたから読んでくれ。
書きたいことぜんぶ書いちゃったのよ、ほんとに。
なに書くの?
なんだろうなぁ…全部書いてるしなぁ。
アルバム全体で見ると、意外とセリフがあるのってこの曲と「スキップ・スキップ・スキップ」くらいなんですよね。
児玉雨子さん曲なんだな、両方とも。
実質的なこのアルバムのリード曲という位置にハマったのも面白いところ。
“だんだんとアタシになるよ”
この位置になると、「涙のヒロイン降板劇」の主人公が成長し切って次の一歩進む感じもする。
この曲を歌いながら、新メンバーちゃん達もアタシになっていくのだな…!
8. 君と僕の絆
オリジナルバージョン。
このバージョン、岸本ゆめののソロで始まって、岸本ゆめののフェイクで終わるから、前の「アタシリズム」と合わせて、かなり存在感が出ちゃうのよね(笑)嬉しいやら、果たしてこれで良いのか、とチョットだけなる。
たぶん、ここら辺が「勇気 It's my Life!」の11人バージョンがなかった理由なんだろうな。
この曲も【灼熱(2022)】の印象が強いのだけれど、そのなかでも間奏明けのソロで山岸理子を囲むシーンがあって「あれ、リーダー卒業するのかな?」と思わせるところがあったからなんだよね。
そしたら、樹々ちゃんが先で、しかもそのあと卒業発表するもんだから、マジ情緒!となりましたね…。まぁ、時期的には卒業考えてた時期だしなぁ…。
やっぱなんやかんやで切ない気持ちになるなぁ…この曲は。
9. You're my friend Feat. KIKI / 浅倉樹々
「樹々ちゃんはぼくの初恋幼馴染だっけ?錯覚シンドローム」を聴くたびに引き起こす曲。
あの…個人的には「でも…いいよ」以上に殺傷力が強い。これが、つばきファクトリーのヒロイン…!
毎回、この曲を聴いたあとはどうすれば良いのかわからなくなるんだよなぁ…いや、やり過ごすけど。
(因みに特効薬としては MOONRIDERS「ぼくはタンポポを愛す」が個人的にはドンピシャ。ただ、世界観に浸りすぎてそれはそれで危ない。)
アレンジも好きなんだよなぁ…「アタシリズム」でお馴染みの荒幡さん。うん。生音の使い方が上手すぎる。
そして、やっぱり樹々ちゃんの卒業コンサートを思い出すんだよなぁ…ギターソロでみんなが合流したなぁとか…あぁなんて年月は残酷なんだ。
因みに、6分はつばきファクトリーの中でもかなりボリューミーな分数なのよね。もう、この時間の分だけ幼馴染シンドロームが効いてくる…早く終わって欲しいような終わって欲しくないような、そんな曲。
10. かっちょ良い歌 / 山岸理子
この位置にあるの、ほんとありがたい。リーダーありがとうってなる。やっぱり「You're My Friend」と「BE」がそのまま続くと重いもん。風通しがいいというか、ほんとにいい感じに、バランスが取れてて、そこらへんも好きなんだよなぁ、このアルバム。
にしても、リーダーがまさかアップテンポを選ぶとは思わなかったな。確か候補にはバラードもあったとは話してた記憶もあるけど。
でも、「かっちょ良い歌」で終わるリーダー、なかなかかっちょ良いよなぁ。
で、改めて聴くと、これも「未来を向いてる」曲なんだな。
「BE」が聴衆に聴かせる曲で、「かっちょ良い歌」が聴衆にコールを求める曲…そんなコントラスト含めて、良い卒業コンサートだったなぁ…【可惜夜〜暁】。
11. BE / 岸本ゆめの
この曲も書いてるので、読んでね!
アルバムのラストがこれで良いのだろうかと思いつつ、ほんとにまだ見ぬ未来を見てる感じがして良いんだよなぁ…。
にしても、この「BE」にしても、「You're my friend」にしても、「かっちょ良い歌」にしても、みんな自分らしい曲を選んでいて良いんだよな。そして、なんともマニアック。こういう言い方するとアレだけど、他のメンバーが卒業する時の曲が楽しみになってくる。
それこそ、去年一気に3人卒業したのだけれど、それまでは卒業コンサートやそれに伴うイベントをしてなかったわけで去年一年で “つばきファクトリーらしい卒業コンサート” を作り上げていったという側面もあったと思うんですよ。その結果として、「寂しいところもあるけれど、楽しみなところもある」モノにしたのは、ホントに良い傾向だなぁと思うんです。
こういう先輩を見て、これからどんな風に成長するのか、楽しみしかないんだよなぁ。
(宜しかったら、コチラも読んでね!)
…というわけで、全曲レビューでしたが…イマイチまとまりに欠けるか?なんか、ほんとはもっと書けそうなこともありそうなのだけれど、てか、絶対にあるのだけれど、敢えて一つ加えるなら、本当に捨て曲ないな!!!
そして、曲のバリエーションがほんと豊富…。これからこの曲の幅を保ったまま活動して欲しい!!!
さぁ、たくさん聴くぞ!!!