「でも…いいよ」の初パフォーマンス狙いで昭島と池袋のリリイベに行ったにも関わらず、披露されませんでした。
ぴえん。
絶対に香ばしいじゃないですか、ショッピングセンターで聴く「でも…いいよ」。あと、フォーメーションが絶対好きなタイプなんですよ。それを上から見たいのにやってくれない。
ぴえん。
どこで初披露になるの?「でも…いいよ」…
つばきファクトリー『でも…いいよ』Promotion Edit - YouTube
そしてそうこうしているうちに岸本ゆめのが復活したんですよ。
…もしかして10人での披露はゼロということになる?
でも、推しのいる「でも…いいよ」が聴ける喜び。絶対に絶品。あー、早くパフォーマンスを見たい。
ま、推しは岸本ゆめのなんですが、今回のメインは小野田紗栞です。僕の推しカットはここです。
ここの微笑みがねぇ…良すぎますねぇ…。
あくまで僕の見解ですけど、「でも…いいよ」の主人公って “彼を獲りにいってる” 部分もあると思うんですよ。ココとか。
“ほんのちょっと 遅すぎた出逢い
だけどこっちが ほんとうの愛”
ここに西野蒟蒻さんの隠れた “肉食感” があって好きなんですけど、コレはもはや獲りにいってるのでは?…少なくとも一方的な関係じゃないと思うんです…共犯的な?
アンジュルム『アイノケダモノ』Promotion Edit - YouTube
(西野蒟蒻さんの肉食感バリバリなアンジュルム楽曲)
この “肉食感” を上手く昇華しているのが小野田紗栞のこのラストの “微笑み” だと思うのです。他のメンバーはともかく、小野田紗栞は確信犯。そう思わせる微笑み。
なんですかね? “手を出させてる” 感じ。ここが小野田プロの小野田プロたる所以だと思うのです。狙った獲物は逃さない。
まあ、この “獲りにいく” ムーヴ。何回も擦られた話なのだけれど「今夜だけ浮かれたかった」の “泣きたいわ” 。ココが有名なのだけれど、正直他にもある!
【tinytiny#152】ゲスト:つばきファクトリー 小野田紗栞 MC:みつばちまき・中島卓偉 メンバーコメント:小野瑞歩 ハロプロ研修生コーナー:植村葉純 - YouTube
というわけで、この “小野田プロ” を少しだけ掘り下げてみようと思います。
これまでの「でも…いいよ」シリーズ
【でも…いいよ #1】「でも…いいよ」という超個人的魔曲について。 - さしもしらじな
【でも…いいよ #2】魔曲「でも…いいよ」の好きなところをとにかく語る回 - さしもしらじな
まずは「だからなんなんだ!」。
つばきファクトリー「2nd STEP」Teaser Movie Vol.2 - YouTube
初めはただのアルバムの一曲だったのだけれど、無表情で謎の動きをし続けるMVでまず注目を浴び、そこから約1年の沈黙を経て【PARADE】でパフォーマンスが解禁されたのだけれど、MVの世界観そのままに無表情をパフォーマンス中の大半を貫き、最後の “すすす好きなんだ!” でさおききの満点笑顔が出てくるのが非常に殺傷力高い。
この曲の表情の忙しさは【シュンカン】でも「断捨ISM」とのマッシュアップも相まって、殺傷力上がってたな…。そして公開収録では小野田さん自身から新たな(トンチキ)コールが提案されたり…どこまで進化するんだろう…
そんな「だからなんなんだ!」から「涙のヒロイン降板劇」へ。リトルキャメリアンの4人が入ってきて大人びたところでの大人っぽい楽曲。2番締めの “華やかな next ストーリー” は小野田プロ恒例 “獲りにいった” パート。
つばきファクトリー『涙のヒロイン降板劇』Promotion Edit - YouTube
この曲を深掘りする「行くぜ!つばきファクトリー」の山崎あおいさんの出演回で語られていたことなのだけれど、鏡を見ながら1時間かけて曲全体の顔を作るらしいんですよ。うーん、このプロ意識。若干、周りが引いてましたがここまでするのが小野田プロ。
同シングルの「ガラクタDIAMOND」は “ダイキライよ” で笑顔から一気に冷めた真顔になるのが小野田プロ。ライブでもここはよく抜かれてた記憶。
つばきファクトリー『ガラクタDIAMOND』Promotion Edit - YouTube
どこで語られていたのか忘れてしまったのだけれどここの “ダイキライよ” 。普通に音域として出たのは小野さんだけで、小野田さんが出ないと曲として完成しなかったみたいな話があったんですよ。ただ、成功する確率が当時二回に一回とかでなんとか2回目で決めた…みたいな話があったりします。これはこれでカッコいい。
(少し話はズレるのだけれど、リトルキャメリアン加入後のさにこのメンバーでいうと小野さんは低音パートを任せられることで受動的に変わっていった感じ、秋山さんは最年少だけどダンスリーダーみたいなところが元々あったので意外と精神的には変わらなかったのかなというイメージ。その中で小野田さんは年下グループから能動的に、しれーっと年齢感を上げていた印象があるなぁなど。)
これに「約束・連絡・記念日」を加えたトリプルA面シングルなのだけれど、三曲とも2番の締めを務めているのに小野田プロを感じる。先輩メンバーの意地、プライド。
つばきファクトリー『約束・連絡・記念日』Promotion Edit - YouTube
そこから「アドレナリン・ダメ」。お姉さん組ラストのソロを任されているのがなんとも好きなところ。
つばきファクトリー『アドレナリン・ダメ』Promotion Edit - YouTube
「アドレナリン・ダメ」の歌割の良さを語る! - さしもしらじな
あと、浅倉樹々卒業以降、1番のAパートも担当しているのだけれど、あそこ好きなんですよねぇ…ちょっと樹々ちゃんの風味が残っているのが良いのよ。
つばきファクトリー【超アイドル祭2023】 - さしもしらじな
「弱さじゃないよ、恋は」では “離さないで” が印象的だな。ここはエッジボイスで歌っていることがこだわりだとのこと。
つばきファクトリー『弱さじゃないよ、恋は』Promotion Edit - YouTube
『つばきファクトリーメジャーデビュー5周年記念!SPOOX MUSIC~つばきファクトリーXmas LIVE~』同時視聴コメンタリー生配信 - YouTube
(PVスクショしようとしたら上手くいかんかった…あとリーダーの顔も良いな…)
「アイドル天職音頭」では落ちサビの “心もクッタクタになるものさ” が “獲りにいった” パート。これも「行くぜ!つばきファクトリー」、星部ショウさん出演回での話だったはず。
つばきファクトリー『アイドル天職音頭』Promotion Edit - YouTube
「絶対に美味しいところ!」ということで獲りにいったのだけれど、毎回進化してるんですよ、ここ。だんだん “クッタクタ” 具合が上がってるのが注目ポイントです。
ここから「間違いじゃない 泣いたりしない」「スキップ・スキップ・スキップ」「君と僕の絆 Feat. KIKI」へ。岸本ゆめのと秋山眞緒が本格的にカラーリング入れたり、リトルキャメリアンも髪型を大きく変えたりするなかで黒髪ストレートで勝負するところに小野田プロを感じたりしてました。
つばきファクトリー『間違いじゃない 泣いたりしない』Promotion Edit - YouTube
(あと、「スキップ・スキップ・スキップ」で “さおきき” 2人で写ってるのにちょっと小野田プロを感じたりします。たぶん、樹々ちゃんと2人でサムネに写れるチャンスが最後だったから八木ちゃんに頼み込んだのかなぁ…みたいな。)
そんな小野田プロの変遷。
“微笑み” だけに焦点を当てようと思ったら、思いの外違うところにも挙げたいところが増えたなぁ…。たぶん、“美は細部に宿る” その人なのではないかと。いや、“かわいいは細部に宿る” の方がいいか。こだわりにこだわり抜いて、その結果を見せてくれるから “小野田プロ” と呼ばれるのではないでしょうか?
つまり、ハッピースマイルだけじゃないのよ、さおりんは!(とはいえ、実際ハッピースマイルを多くしているのは小野田紗栞よりも小野田紗栞と写る時にしてしまう岸本ゆめの他のメンバーという説が専らあります)
(更新時点での最新のハッピースマイルはおそらく福田真琳。)
ちなみに今回の “微笑みについて” の元ネタはこちらの記事から。
そろそろ動かしたいんですよ、この企画。いや、勝手にしろよと言う話ではあるのだけれど、岸本小野秋山分は既にあるのだからさっさと上げたい。
因みに次回の「でも…いいよ」は前回分に入れる隙がなかったこぼれ話集です。本当は生でパフォーマンスを見た感想も書きたかったんですけどね!!!