さしもしらじな

アイドル系のデトックス諸々

岸本ゆめのの卒業について思うこと。

 

仮眠前にアプカミの岸本ゆめのレコーディングを見て、「全然物足りない!」となり不貞腐れて仮眠をとり、夜勤に行くために起きたらインスタのストーリーの通知が来てて、「お、ようやくインスタ解禁か⁉︎」と開けてみたらまさかの卒業報告という怒涛の展開。さらに見ればリーダー山岸理子さんも卒業というあまりの急展開に脳がオーバーヒート起こしながらもとりあえず、夜勤に入り、その直前に「いや、感情が変わる前にひとつ前の記事を上げといて良かった!」となったのがこのツイート。

 

ニュース詳細|ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト

 

応援してくださるあなたへ。岸本ゆめの | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

 

そっから夜勤の間も色々考えていたのだけれど、個人的には「竹内さんみたいにリーダーになってからソロに転向した方が人気は安定するんじゃないか?」とずっと思っていたのだけれど、「それはそれとして、まぁこのタイミングでもおかしくないか…」とは思っている現状。(あ、ただ岸本強火ファンでもない人が「辞めると思ってた」的な発言を見るたびにぶっ○したくなる程度にはイライラしてますよ?)

で、2時間くらいしていま休憩中なのだけれどとりあえず思うのは「つばきファクトリーでやりたいことはやり尽くしたんだろうな」ということ。そしてその根底には「岸本ゆめのはやりたいことはどんな手段を使ってでも絶対にやる」という僕なりの “岸本ゆめの観” がある。おそらく、最後に “グループで” やり残したことは「外部のフェスに出ること」だったんだと思う。それが、4月の初めに決定した。因みに、本人のブログには “他のメンバーに頼れるようになった” とあるけれど、それは外用の本音だと思う。どっちも本音だけど、それは決定打にはならないような気がする。

コンサート&イベント|ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト

さて、この「岸本ゆめのはやりたいことはどんな手段を使ってでも絶対にやる」の一番の足枷はなんだったかというと、自身の所属するつばきファクトリーそのものだった、というのが僕の考えていることだったりする。一応断っておくと、つばきファクトリーというグループやメンバーに対する岸本ゆめのの愛情はかなり大きいと思う。いや、大きすぎるくらいだ。ただ、“つばきファクトリーという土壌自体は岸本ゆめのにとってはあまり有益な場所ではなかった” ということだ。

一番は何を言っても “自分のカラーと合わない” という問題。この問題がオリジナルメンバーで出てくるから面白いし、何より活動の途中で自覚していたという点でかなり特異な話なのだけれど、おそらくこぶしファクトリーとのバランスの問題だったんだろうなぁと思う。「岸本ゆめのならこの環境でもやっていける」というのが事務所の考えだったのだろうけれど、当の本人としては「実力があるのに、グループの中心メンバーには成れない」という状態が続いていた。

さて、そういう場合どう戦うのが正しいか?おそらく抜けるというのも一つの手段ではあるが、「グループ内でも推されていない人間が果たしてソロになって推されるだろうか?」という疑問が残る。そこで岸本ゆめのが取った戦略が「グループを守り切る」だったのではないかと思う。そして「その中でひたすらにチャンスを待つ」。これだったのではないか。

その行動が初めて実を結んだのがラジオ番組の60try部のレギュラーだったのではないかと思っている。そもそもつばきファクトリーは長尺のラジオ番組を持っていなかったのである。そんななか、ヤングタウンなどで少しずつ爪痕を残しつつ、バラエティーができるメンバーとして知れ渡っていった結果、転がり込んできたのがこの番組だった。

そしてさらにここで培ったMC術が役に立ったのがグループ初の全国区での冠レギュラー番組「行くぜ!つばきファクトリー」である。MCに芸人さんを呼ばないという型破りのアイドルバラエティーを初期段階で可能にしていたのは彼女がいたからである。こういう、いざ仕事が来た時の準備をしておくというのは岸本ゆめのの大きな特徴だ。

行くぜ!つばきファクトリー | 番組・ランキング | スペースシャワーTV

そのあとは武道館公演やホールコンサート、生バンドでのパフォーマンスなどもしていたのだけれど、大きいのは写真集『ユメノアト』の発売とそれに伴う雑誌「Tarzan」への掲載、そしてヤングタウンで知己を得た「村上ショージ独演会」への出演だろう。お笑い路線は本人が “封印” したこともあって今は影に潜めているけれど、ちゃんと仕事に繋がっているのである。というか、全てが仕事につながっているのである。

 

つばきファクトリー岸本ゆめの写真集「ユメノアト」特典DVDダイジェスト映像 - YouTube

 

つばきファクトリー岸本ゆめの 『Tarzan (ターザン) 背筋力チャレンジ。』取材に密着! - YouTube

 

#ルミネtheよしもと 岸本ゆめの | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

きしもん、ルミネに立つ! - さしもしらじな

 

🌸🌈🍡60TRY部 🌸🌈🍡 on Twitter: "【書き初めコーナー】 岸本さんの今年の抱負はこちら! #try1422 #土谷隼人 #岸本ゆめの #tsubaki_factory #つばきファクトリー https://t.co/PhBWvZbLpG" / Twitter

 

そしてそれは余すことなく去年末の生配信で語られているところである。(因みにこの生配信もマネージャーさんが「年末年始くらい休ませてあげたい」と一旦キャンセルしたものの、岸本ゆめの本人が「仕事したい!」と言って実現させたものだったりする。)

 

行くぜ!つばきファクトリー×happyに過ごそうよ コラボ生配信「つばきファクトリー岸本ゆめのの2023年で逢いましょう」 - YouTube

 

そんな “グループを守ること” で自分のやりたいことを叶えてきた岸本ゆめの。(というか、知ってる限りで羅列しただけでもこんなにあるんだから、さらに古参の方だともっと知ってるんじゃないか?)そして、去年末には事務所の許可が降りて髪の色も自身の望むハイトーンにまで出来るようになった。(その流れは上記の生配信で語られているので確認よろしくお願いします。)

さて、ここに来て卒業の話であるが、おそらくなのだけれどリーダーである山岸理子と同じタイミングで卒業するのはたぶん二人がゴリ押ししたからだと思う。そもそも岸本ゆめのというメンバー、最近のインタビューでは “つばきファクトリーの影のリーダー” として言及されることも少なくないのだ。事務所がそんなメンバーをおいそれと手放す訳があるまい。

つばきファクトリー・浅倉樹々が卒業! メンバーが贈る、愛溢れる言葉たちを公開 | ananニュース – マガジンハウス

となると、ゴリ推したのはたぶん岸本ゆめの本人で、おそらく明確なビジョンがあるからなのだろうなぁと思う。

え、根拠?それはインスタグラムかなぁ…。

 

岸本ゆめの on Instagram

 

岸本ゆめの on Instagram: "23歳になりました! #tsubaki_factory #岸本ゆめの #きしもとのモト"

 

今回の卒業発表時の投稿と、誕生日の投稿…この2枚は今までの写真とは一線を画していて、すでに “グループという殻を脱却しつつある” ことを示していると思う。きちんと “衣装” で決めてるし、ポーズや表情も抜かりない。おそらく “狙って” やってる…てか、ここまで読んだらわかるでしょ?岸本ゆめのという人間は “今” の半歩先を常に考えて進んでるということ。なので、少しでも気になるのであれば、目の端にでも入れておくと良いと思います。損はしないはず、なので。

とりあえず残り半年、凄まじい勢いで駆け抜けると思うので振り払われないように努力するのみ!とりあえず事務所にお願いしたいのは後生だから岸本ゆめのの単独サムネの楽曲が欲しいな〜。

 

p.s. 書きながら思ったのだけれど、きしもんって「ロックフェスへの出演」をはじめとする諸々の大事な話は基本60try部で話してるんだな…。