…えっと。
なにが起きてました?
一応、メンバーからブログでツアーの【可惜夜】本ツアーとはちがうとはさんざっぱら言われていたのだけれど。
なにが起きてました?
きそ、明日だね。新沼希空 | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba
…あのぅ、別に録画とかしてないんで、セトリを見ながら、思い出しながら書くんですけど。
まず、初めに今までのつばきファクトリーのライブタイトルがダーっと出てきたのだけれど…個人的にはこのポストした後なので「私信⁉︎」となりました。
https://x.com/syura9b/status/1721342861982289928?s=46&t=H0PqYYxsfSPACM2tNwGVzQ
(1つ誤字はあるのだけれど、結構頑張ってません?)
からの初手、ゆめるのフェイク合戦からのダンス部…ってどういうオープニング?
あれですよ。別に今までのハロプロの卒コンだったり、ライブを全部観てきたわけではないのでこれが異様かどうかは分からないのだけれど…卒コンのオープニングでそんなことある?つばきファクトリーぞ?
で、そのまま呆気に取られてたら「妄想だけならフリーダム」の11人Versionが来るじゃないですか…
は?「妄想だけならフリーダム」の11人Version!?
ぽかーんですよ。ツアーでやってないからやらない…いや、「勇気 It's my Life!」を11人でやってたから、てっきりしないと思ってたんですよ…。
いや、やるんかい!!!
てか、本ツアーでもやらんかい!!!
つばきファクトリー【可惜夜(大阪公演)】 - さしもしらじな
(因みに、60try部で「妄想だけならフリーダム」を踊ってる岸本ゆめの自体は目撃されていたのですが、ま、やらないものだと思ってたよね〜)
…というわけで、「妄想だけならフリーダム」を楽しく歌って踊る岸本ゆめのを見ただけでだいぶ成仏しました…。てか、岸本ソロあるのかよ!いや、なんというか、この意表しかないオープニング…この時点で「今回はメンバーがやりたいことやりまっせ?」感が凄かったんですよ。ライブなんてぶちかましてナンボだとは思うんですけど、ダンス部からの「妄想だけならフリーダム」は本当にフリーダムすぎる…ありかよ、そんなの。
そして「最上級Story」…ここで!?どういうセトリなん!!!いや、「妄想だけならフリーダム」も元のセトリとは違うのだけど、「最上級Story」なんてアンコールの一体感を振りコピで味わう曲じゃん?
ここ!?
いやぁ、でもこの曲の一体感良かったなぁ…。あと、何回聴いても好きなんだよ、これ。(後からポストが流れてきて思い出したのだけれど、確かに福田真琳が涙ぐんでたのはここだったわ)
そして「三回目のデート神話」…この曲、元の【可惜夜】になかったから、セトリに入ってたのは本当に意外だったな。このコールめっちゃ楽しいんだよなぁ…。
で、MCか。本ツアーで山岸理子が担当していたところを新沼希空が担当していたり、よくよく見たら既に泣きそうだったり、あぁ始まったんだなぁとは感じてた。ただその一方で、ここまでの流れで結構唖然としちゃってて、既に「なにが来ても掛かって来い!」な気持ちだったのだけれど、想像以上のヤバいセトリがここから来るとは思わなんだ。
まずは山岸理子を中心にした思い出メドレー。
「おへその国からこんにちは」が来るとは思わんやん。で、コールとかちゃんと知らんし…という人だということを前提にしてここから先は読んでください。
「Love take it all」もちゃんとは知らない…一応岸本ゆめののバースデーイベントで聴いてるはずなんだけど、知らんものは知らん。
「FOREVER LOVE」もなんだよなぁ…。聴いてはいるのだけれど、「?」みたいな。
「桃色スパークリング」はこの並びでいうと “まだ知ってる曲” 。いや、なんでかっていうとMCで言っていた研修生番組を見たからです。
そして「青春まんまんなか!」でようやく知ってる曲が来る…というか、この曲気づいたらめっちゃ聴いてる気がするのよ。樹々卒で聴いたからってのが大きいのだけれど、馴染みがある。あと、聴けば聴くほどカッコいいのよね…
【ひなフェス2023 つばきファクトリープレミアム 浅倉樹々卒業スペシャル】 - さしもしらじな
そしてインサート的に入った「彼女になりたい!!!」…いや、これ聴けたのは儲けもんだった。めっちゃショートだったけど!コールとかもちゃんと知らんかったけど!
…と、こう書くとですね。楽しめてないんじゃないか?と思うじゃないですか。
そうでもなくて(笑)
いや、ま、確かに知らん曲なんですけど(笑)こういうセトリに慣らされてるというか、別につばきファクトリーじゃない曲でもガンガンにやっても問題ないよね?というのは色々なライブでやってきてるわけで。
ま、確かに知らんけど、良い曲じゃん?
で、たとえばメンバーの構成とか、見せ方とかで補えるわけですよ。
個人的に印象深いのはまず「Love take it all」の山岸新沼のメインボーカル体制。この2人を中心にパフォーマンスするのが熱いな、と。
そして、「FOREVER LOVE」…八木豫風を引き連れてのパフォーマンスとか。そこらへんの細かい見どころ作りが絶妙なんですよ。
で、つばきファクトリーだけのファンが “待てる” ギリギリで入ってくるオリメン「青春まんまんなか」の妙よ。たぶん、あれ以上は待てないなかで入れてくる小賢しさが小気味良いよね。
と、そんな山岸理子による°C-uteゾーンが終わって岸本ゆめのによるBerryz工房ゾーンが来るわけですよ。
「アジアン セレブレイション」は奇跡的に知ってる曲だった!なぜなら一時期WALKMANのシャッフル機能でずっと流れてきてたから(笑)
それにしてもあのメロ、絶対1人で歌う用ではないよな…
そして「サヨナラ 激しき恋」…流石に知らない。知らないけど、「なんかカッケェ曲来た!!!」となってた。メドレーの繋ぎもいきなりギターがグワッ!!!てくる感じでカッコよかったから余計に良かったんすよね…ある意味、カート・コバーン?
岸本ゆめの【岸本ゆめのバースデーイベント】 - さしもしらじな
(ここら辺のどんな曲が来ても対応できるスキルは岸本ゆめののバースデーイベントで鍛えられた一面は大きいかもしれない…本当に知らない曲が来て、ただパフォーマンスが凄いから納得して聴いちゃうスタイル。素晴らしいよね。)
そして、「行け 行け モンキーダンス」…存在は知ってたけどさ!!!ちゃんと聴くの初めてだからさ!!!おい!!!あの曲やん!!!マジ!?!?って大混乱してた。ギリコールに対応出来てたと思う…てかさ、振り幅ヤバくないかこのゾーン?ロックからコミカルの温度差どうなっとんねん?気圧で殺す気がん?あと岸本ゆめのの締めのモンキーフェイスかわゆす。
で、「イェーイ!楽しいーーー!」と思ってたら「超HAPPY SONG」が来るじゃない?
いや、演出完璧すぎないか?
ゴリゴリの°C-uteマニアの山岸理子と、ゴリゴリのBerryz工房マニアの岸本ゆめのがそれぞれの好きな曲を好きなだけパフォーマンスしたあとに放たれる「超HAPPY SONG」が必然すぎる…。
なんだろうな…代々木のハロプロ25周年ライブでもやってたけどさ…本家のリスペクトとかそういうのとは別に、ちゃんとつばきファクトリー色にアップデートされてた「超HAPPY SONG」になってたのが本当に良かったんだよなぁ…。
しかもさ、衣装がメンバーごとに少しずつ変わって行ってたのだけれど、可惜夜のドレス衣装を纏った山岸理子と暁公演のスポーティー衣装を纏った岸本ゆめのの2人のコントラスト、というかカップル感?の収まりの良さ…なんだろうなぁ…「超HAPPY SONG」って元はBerryz工房と°C-uteという関係性…あくまで同期ライバル関係だったのが、全然違う意味合いで現前としてパフォーマンスされてることの凄さ…両先輩グループがあってのつばきファクトリーの山岸理子と岸本ゆめのという組み合わせでしか見れないパフォーマンスになってたのが良かったんだよ。
だってさぁ!!!見ました?見つめ合いながら歌うところ!!!うおおおおおおおい!!!いやでも高まるだろう!!!それが見たかったのよぉぉぉぉ!!!天晴れ、これは天晴れとしか言いようがない。ああああああああああ!!!!!!!!!!!
…てかさ?ふと思ったのだけれど、つんく♂の手広さをマジマジと見せてくるのがモーニング娘。じゃなくてつばきファクトリーなの、面白すぎないか?Berryz工房と°C-uteという2グループから選曲してるってのもあると思うのだけれど、この幅の広さを見せつけるのが良すぎた…。なんなんだこの卒業ライブ…どこに向かってるんや…
で、そのままつんく♂曲…干され気味だった「Just Try!」がようやく復活。これは嬉しかったな。ひさしぶりすぎてグループ曲なのにコールは乱れに乱れていたけれど(笑)(かくいう自分も “ゆめの” コールにキチンと対応出来なかった…無念。)やっぱちょくちょくやって行きません?コールとか、忘れ去られるものだから!!!
そして「間違いじゃない 泣いたりしない」。デビュー曲から一気に飛んだ感が凄かった。いや、元はというと【可惜夜】本ツアーの一曲目なのだけれど、もうやりたい放題すぎて何が何だかわからん。
で、MCか。ここでは山岸理子を中心に選曲理由が丁寧に述べられていて、「なるほど」と思ったり。
そして全員がドレス衣装になってからつばきファクトリーの楽曲へ。ここからは通常ツアーとほぼ同じセトリ。
「弱さじゃないよ、恋は」はやっぱり使い勝手が良いなぁと。怒涛のメドレーがあってその情報量の多さで圧倒された後、MCで完全におやすみモードに入っていた観客たちを呼び戻すのに丁度いいポップス。曲の盛り上がりがハッキリと後ろにあるから乗りやすいんよね。
個人的には武道館の印象が強い曲なので、そういう意味でも嬉しい選曲。
そして「低温火傷」。ここの流れはツアーと一緒なので、然もありなん。
…と、思ったらここで「抱きしめられてみたい」が来て「?」となる。元々は三曲目、岸本 “女帝” ゆめののドヤ顔降臨曲なのだけれど、今回はその必要がないのにその顔になってて笑ったよね。
つばきファクトリー【可惜夜(座間公演)】 - さしもしらじな
あと “情けない横顔” 。ここ、本ツアーでは八木ちゃんの “壊してしまえたら” だったので今回もてっきり聴けないものだと思っていたのだけれど、聴けてメチャクチャ嬉しかったな。八木ちゃんといえばラストの “ねぇあの子誰なの?” も抑えめになりつつも狂気は残してる感じで、ゾクゾクさせてもらってる。ふふふ。
そして「可能性のコンチェルト」。聴けば聴くほど好きになるな、この曲は。全員で上手から下手へと集団で移動しながらパフォーマンスしていたのだけれど、これがカッコよかった。一体感ってやつ。
この曲で前半ブロック終了。本当、この曲で締めるのも好き。
幕間映像は基本的には本ツアーと変わらず…ただ幾つか部分が追加されていて、るのちゃんの「一緒に花火やりましょう」と最後のりこゆめを除いた9人のショットは間違いなくここが初出。(あと、一つ一つのシーンの前後が少し長くなってたりしたかな。)
そして幕間映像のBGMである「足りないもの埋めてゆく旅」へと繋がっていくのも本ツアーと同じ流れ。ただ本ツアーでは1番から歌ってたのだけれど、今回はここでメンバーが2人へのコメントを言うのだけれど…やっぱり持っていく谷本安美よ。もう、本当に好き。
それ以外にも河西さんとか秋山さん、小野さんもだいぶ危なかったな。
ただここでメンバー全員で時間内にコメントを収めて、岸本ソロから歌に戻っていくのが本当にカッコよかった。あんみぃの “会いに行こう” も無事に決まってたし。
からの「アドレナリン・ダメ」の強制ぶち上がりタイム(笑)本ツアーでは一回「涙のヒロイン降板劇」を挟んでいたので少しずつ観客のテンションを上げていったのだけれど、そんなことお構いなし。そして、それに本気で応える観客達。鍛えられ方が違うのよ。
たぶん「ダメー!」の大合唱が一番響いていたと思う。そして、Fu〜と悲鳴…もうやりたい放題だなぁこの曲も。
で、ここで「断捨ISM」…ただでさえタオル曲になっているのだけれど、その前の曲前煽りもだんだん進化していて、初めのうちは観客を煽るだけだったのがいつのまにか「愛し合おうぜー!」と岸本ゆめのが忌野清志郎になり始め、いつのまにか「つばきファクトリー愛してるかい?」と観客に聞くスタイルになり、遂に武道館では「愛してるかい!!!」と2回聞いていて…なんというか愛を確かめる爆盛り上がり曲になってた。最も、「断捨ISM」自体は恋愛ソングでもなければ広い愛の曲でもないのがミソ。どうしてこうなった。
コールも割と定着しつつある感じがする。メンバーもコールをガンガンに煽っていて大変よかった。
で、盛り上がるだけ盛り上げて新曲…。
新曲?
どゆこと?
頭の中がもうわからなかった。しかも、普通に岸本ゆめののソロから始まるじゃないですか?いや、この一回の武道館のために新曲用意する?みたいな。で、全員が探り探りでコールを入れてるのも面白いし。
で、カッコいい曲だなぁと思いつつ乗ってたらさ…岸本ゆめのの台詞来たじゃないですか?
…飛んだよね。
いや、最後の新曲で台詞あることってあるん?どういう経緯で作られたのか…11月卒業が難しくなったとき用に作られたのかどうかも分からないけれど、いや、マジ?みたいな。
って思ってたら、こちらで “岸本ゆめののために制作された楽曲” とあって、義に熱い事務所だなぁと改めて思ったり。
https://x.com/oricon/status/1721497964160725123?s=46&t=H0PqYYxsfSPACM2tNwGVzQ
…んでさ?さっきのベリキューゾーンでさ、“あんま知らん曲” が続いた身としては、新曲だろうがなんだろうがそんな変わらんのよ。
結局、良い曲は良いし、飛ぶ曲は飛ぶ。
なので、個人的には普通に楽しめてた…。いや、想定は超えてたけど。てか、マジでここでアナウンスなしに新曲をぶちこんでくる勇気よ…いや、誰も想定してない曲があるって言ってたけども…コレかよ!!!
(と、言いつつ、「アドレナリン・ダメ」の初披露も前MCなくメドレーの最後にぶち込まれていたので、そういう意味ではあんまり変わらないのか。)
(あと、卓偉リスペクトな星部曲だなぁと思ってたら、みんな同じこと思ってた。岸本ゆめの当て書きだからかな?)
そして「マサユメ」…アホほど踊ったなぁ…。この曲に関しては岸本ゆめのが「渡したくない」っていうほど思い入れの強い曲なのだけれど、それが反映された爆裂盛り上がってたな。
からの「今夜だけ浮かれたかった」。これが勝ち確と言うやつですか?るのちゃんの「皆さんまだ声出せますかー?」でさらにギアが上がる感じとかも最高だった!!!
で、ラストの「初恋サンライズ」!!!暁曲ですよ、まさに。11人Version自体はさよなら中野公演ですでに披露済みだったのだけれど、台詞のところは何回聴いても良い。
つばきファクトリー【さよなら中野サンプラザ】 - さしもしらじな
アンコールは徐々に「りこちゃん」「ゆめの」で揃った感じ。ま、特に企画とかしてないし、そんなもんでしょ?一人一人が周りを見ながらライトの色を変えたりするのが良かったです。
で、1人で先に出てきた岸本ゆめの。黒のスパンコールのスーツ衣装が本当に輝いていてカッコよかったなぁ…。
そして四方に向けて挨拶を手短に済ませて、「私らしく歌で想いを届けます」と語ると歌ったのが「BE」。
…まあ、歌詞も手書きだったこともあって、自作曲かと思ってたよね(笑)
終演後のチャットのやり取りでBerryz工房って知らなければ、Xでとんだ恥をかくところだった。あぶない。
まあ、そんな「BE」。わかりやすい言葉なのに、歌詞を理解するのには結構難しいな、と思ったんですよ。なんというか「じゃ、歌ってる私は誰なんだ?」ってなるというか、良い曲だけどメッセージを読み解くにはかなり難しくない?っていう。
そこで、ポストで流れてきたのがつんく♂さんのコメンタリーですよ。
ま、ここからは独自の解釈なので読み飛ばしても良いのですが。
つんく♂さん自身が書いてるように岸本ゆめのが “あの子” を “まだこの世にいない人” “まだ生を受けてない人” に重ね合わせたのかは定かではないのだけれど、もし重ね合わせてた場合、それは “いつかつばきファクトリーに入ってくる子” なんじゃないかなって思うんです。
じゃ、そうなると “君” って誰なのよ?ってことになるのだけれど、これは今所属している “つばきファクトリーのメンバー” だと思うんです。
“君” = “つばきファクトリーのメンバー”
“あの子” = “いつかつばきファクトリーに入ってくる子”
という構図を考えた上で歌い手である、“私” = “岸本ゆめの” は、じゃあ一体何を考えて歌っているんだろう?と思うと、それは “君” と出会えてよかった、ってことだったと思うんです。それは歌詞にあるように、“君” がいつか “あの子” と出会って、“ぬくもり” や “全ての答え” がわかるように、“私” は “君” に出会って “ぬくもり” や “全ての答え” を知ったのではないかと。
で、なんでそこまで考えられるかというと、岸本ゆめのが復帰して以降、繰り返し繰り返し…例えば行くぜつばきファクトリーの自身最後の出演のコメンタリーだったり、【可惜夜】本ツアーの千秋楽だったり、卒業特番だったりでも、自分のこれからよりも、つばきファクトリーのこれからをつばきファクトリーのファンに託してきたからなんです。そんな彼女が最後に、未だ見てないどこかにいるであろう “いつかつばきファクトリーに入ってくれる子” に向かって歌っているのが凄く納得がいく…というか、こうとしか考えられない。
公開収録!後編!-行くぜ!つばきファクトリー #44 - さしもしらじな
つばきファクトリー【可惜夜(名古屋公演)】 - さしもしらじな
いや、もちろん読んでる人の中には「そこまで考えてないだろ」とか思う人もいるかもしれないけど、岸本ゆめのならありえるなぁと、ファンである僕は思う。
にしても、アイドルが歌うには難解な曲だとは思うが。
ただそこらへんも岸本ゆめのらしくて、Berryz工房の曲も含めていろんな楽曲を歌ったのだけれど、引いてはハロプロにも素敵な曲は沢山あるけど、その外の世界にも素敵な曲は沢山あるんですよ。それはもしかすると、自分が作る楽曲かもしれないわけで、そういう新しい世界へと向かう中で選んだのがこの曲だったのかなぁと。
…つんく♂さんはこの解釈をどう思うのかな。てか、この曲を選んだ岸本ゆめのにどういう感想を抱くのだろうか。見てほしいなぁ…是非とも。
それに加えて、極めて “可惜夜” な曲だったのがポイント高い…やっぱ色んな曲あるなぁハロープロジェクト。で、ここまで場面場面で最高の楽曲を選ぶことが出来るのに離れるっていう岸本ゆめのの面白さよなぁ…。で、メチャクチャ格好よかったなぁ…やっぱり。
そんな「BE」のあとに来たのは山岸理子の「かっちょ良い歌」。ここら辺の緩急の付け方も良かった。そして可愛いドレスを着ながら、ロックンロールナンバーを歌うこの感じよ。そして煽りよ。山岸理子のカッコよさというか、生き様というか、本質というか、それがつばきファクトリーの本質みたいな部分…可愛いだけかと思いきや、意外とカッコいい部分も隠し持ってる感じ?を体現してるようで最高だった。
そのあとに手紙の朗読。メンバー一人一人にメッセージを送りつつ、全てのファンに向けてのようであり、自分のファンだけに向けてもある感じ、良い温度感だったなぁ…。
そのあとに来る「愛は今、愛を求めてる」の多幸感。
これが “きそあみ曲” っていうのもいい。なんというか、かなり良い。これがつばきファクトリーの未来って感じで、繋いでいくイメージ。それなんてキャベツ白書?
(ただきそあみ曲なのだけれど、2番Aメロがりこゆめパートなのが地味に打点が高いのよ)
あ、僕はちゃんと “ギュッギュッギュッギュッギュッとして〜!” 言いましたからね!!!てか、言えよ!!!“ッちょっとちょっと見逃して〜!” も言いました?言いましたからね!僕は!!!
(因みに1番ではうっすら聞こえたような気もする。ま、2番に関しては、放送されてないしな…)
公開収録!1公演目!-行くぜ!つばきファクトリー#43 - さしもしらじな
そしてラストのMC。
結局泣き崩れるるのちゃんだったり、早口になる真琳ちゃんだったり、ギリ耐えれる八木栞だったり河西結心だったり、やっぱり耐えれないで変な動きになる秋山眞緒だったり、ギリギリで溢れちゃう小野田紗栞だったり、マイクを口にぶつけたと思ったら気づけば泣いてる小野瑞歩だったり、やっぱり泣いてる岸本ゆめのだったり、まあ、ギリセーフな谷本安美だったり、ちょっと危なかった新沼希空だったり、なんやかんやで感情が爆発せずに収まった山岸理子だったり。
そしてラストは「勇気 It's my Life!」。やっぱ良い曲だなぁ。岸本ゆめののフェイクの瞬間に銀テープが飛んだので、あやうくそっちに気を取られて楽しめなくなりそうだったのだけれど、それを含めて良い思い出。
そして今回も犯行に及んだ谷本安美よ。卒コン全公演でやる気か?
ラストのチェイサーね…。山岸理子をエスコートする岸本ゆめのが絵になること絵になること…。最後に何を見せてくれとんねん…。ずっと同じように移動してるかと思ったら、車に乗せてたりもしてて、なんかいちゃついてるなぁみたいな場面も多かったりして…。最後の最後に黄色い悲鳴を観客にあげさせるあたり、エンターテイナーだなぁ…みたいな。てか、最後に黄色い悲鳴をあげさせるアイドルって何よ?サイコーサイコーサイコー!!!
…というわけで、長々と書いてきたのだけれど。
やりたい放題すぎるだろ、この卒コン!!!
オープニングから、「妄想だけならフリーダム」11人Versionから、ベリキューメドレーから、オリメン「Just Try!」から、「足りないもの埋めてゆく旅」コメントリレーから、新曲「アタシリズム」から、ラストのりこゆめ披露宴から…
やりたい放題すぎるだろ、この卒コン!!!
おそらくですよ?おそらく2人がやりたいことを全部詰め込んで、その上でやらないといけないとを盛り込んで、そっから無駄なところを削っていた感じがするんですよ。
なんだか、この2人分のやりたいことを詰め込んだところで既に今までの卒コンとは違う毛色になってたと思うんですよ。そこに山岸理子と岸本ゆめのという生粋の°C-uteマニアとBerryz工房マニアの要素が絡まり合って、さらにそれがつばきファクトリーというベリキューの遺伝子を受け継ぐグループという物語として一直線に繋げた結果、こんな “やりたい放題な卒コン” が出来たのではないかと…。
最高すぎるなぁ…!
いや、これよ。つばきファクトリーの面白さ。このなんでもあり感。
あと、つばきファクトリーらしい卒コンは浅倉樹々の卒業コンサートで今年はやってるので、全然違う形を持ってきたのかなぁと。
…にしてもよ?
なんかなぁ…泣くよりも笑いが来たのが本当に良かったなぁ。こういう刺激的なことされると、笑ってしまうから、嬉しくて。最後まで嬉しくしてくれてありがとう。そして、たぶんこれから先も楽しませてくれるんだろうなぁ、つばきファクトリー…ふふふ。
とはいえ、卒業は卒業。これからは、山岸理子と岸本ゆめののいないつばきファクトリー…どうなるんだろうなぁ…これはこれで楽しみなんだよなぁ…次の単独までおそらく時間があるだろうし、その間で新しい色を探して、固めていって、そこでどんな色を見せてくれるのか、すんごい楽しみ!
そして山岸理子と岸本ゆめののこれからもね…って書こうと思ったのに、なぜか山岸理子については次の仕事がもう流れてきたwww 早すぎるよ!!!
舞台「咎人の刻印〜レミニセンス〜」 | 原作 蒼月海里「咎人の刻印」脚本・演出 中島庸介(キ上の空論)
まあ、岸本ゆめのに関してはゆっくり待つとしましょう。あーでも、早く会いたいなぁ…。いつ会えるかな?こちらも楽しみ!!!待ってます!!!