さしもしらじな

アイドル系のデトックス諸々

八木メシ頭脳パワー!-行くぜ!つばきファクトリー #39

 

すっかりお馴染みメンバーフィーチャー企画、今回は八木栞!すっかりバラエティーエースとして定着しつつるのですが、今回が初。河西さんから始まっているのですが、リトキャメだからと言って優先しないというか、ここら辺のフィーチャーの順番がこの番組の妙だよなぁ。

 

「行くぜ!つばきファクトリー!」#23 - さしもしらじな

 

さて、今回は企画タイトル通り “八木メシ” 焦点を置いた企画なのだけれど…正直色々なところで “八木メシ” は擦られているわけですよ。

そもそも “八木メシ” ってなんなのよ?という感じなのですが、発端はこのブログ。

 

自炊!八木栞 | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

思ったより最初期からやってるんだなぁ…。

で、翌日に出たのが、このほぼ “素ラーメン” 。

 

ラーメン!八木栞 | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

普通、アイドルの料理アピールというのは「こんなにできるんです私!」というのを前面に出すじゃないですか?パン作ったり、お菓子作ったり、色々と。

しかし、八木栞は違う。

とにかく作って出す。

 

どうよ?

 

ってのを、加入一ヶ月目くらいに始めて、なぜかバズり、行くぜ!つばきファクトリーの第一シーズンの終わり頃にはクイズの題材にまでなっていたりします。この急成長(?)っぷりよ。

 

『行くぜ!つばきファクトリー!』#11 - さしもしらじな

(まだこの頃は、今みたいに内容に踏み込んでなかったのね。ブログとかからめちゃくちゃ引用してると思う、今なら。)

 

さてそんなこんなで、ご存知ハロー!プロジェクトの料理長である黒木さんとも早々にエンカウントするわけです。ちなみにこの後、黒木さんは八木栞にすっかり骨抜きにされます。すごいぞ、八木栞。

 

【ハロ!ステ#413】Hello! Project 2022「涙のヒロイン降板劇」Year-End Party「こんなハズジャナカッター!」キッチン& 胸に響いた歌詞 MC:小田さくら&佐々木莉佳子 - YouTube

まだまだ加入一年目。初々しいですね。

 

そのあと、新たに開設されたつばきファクトリーのサブチャンネル「happyに過ごそうよ」にて「八木メシクッキング」なるコーナーが設けられ、こちらは福田真琳とのコンビで盛り上げたりします。(ここでは、黒木先生に教えてもらった唐揚げを作ったりしています。教えてもらった後に反復するのはすごく大事。)

 

八木メシクッキング『唐揚げを作ろう!』前編 - YouTube

 

そして「つばきファクトリー秋の5周年ウィーク」ではリトルキャメリアンの4人で生配信形式で料理したりしています。

…ただ、この時は翌日に竹内朱莉さん率いる竹内一門プラス宮本佳林さんに『朝まで生たけ2』で差し入れするのですが大玉砕をしてました。ま、そういう日もある。

 

つばきファクトリー 秋のメジャーデビュー5周年WEEK八木メシクッキング 生配信スペシャル「秋の味覚を味わおう!」第1部 - YouTube

 

さつまいものクッキー!八木栞 | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

…と、まあそのほかにもつばきファクトリーのメンバーやハロプロのメンバーに振る舞ってみたりを度々しているのですが、ここから分かる通り “普通の企画はもうやり尽くされてる” のですよ。というわけで、全く別の形で取り上げないといけないわけです。

 

そこで注目したのが八木栞の思考力…いや、このアイドルかなり考え方が独特なんですよ。基本、めちゃくちゃ頭がいいんですよ。知識量も高いし、頭の回転も早い。

 

ただ、それとは別に妙なところで抜けてる。無駄に冒険心が高い。そしてそれをポジティブに捉え直しちゃう。だから、なーーーーーんかいつのまにかズレていくんですよ。で、結果として周りを「?」という空気に変えていく。あまりに「?」という空気にするので、つばきファクトリーの仕切り屋である岸本ゆめのですらその扱いに困ることさえある。

(初めの方は八木ちゃんが本領を出しきれてないこともあってコントロール下にあったのだけれど、だんだん我を出してきて一回はコントロール不能になったのを力業でなんとか制御し直したのを最近はある程度まで放っておくようになったイメージ。ただ、良いところでまとめれたら面白くなるのだけれど、そこを逃すと収拾つかなくなる…というスリルを岸本ゆめのが楽しんでる感じがする。)

というわけで、今回は “八木メシ” に加えて、その調理過程で “八木栞が何を考えているのか” というのに焦点を当てた企画。司会進行は八木栞の推しである小野田紗栞…通称 “おりひめ” コンビ。(これ、たまたまなのかわからないのだけれど、初回放送日が七夕のすぐ後だったりする)

 

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(特に関係ないけれど、好きな写真だから載せちゃう)

 

なのだけれど、ここで面白いのが “小野田紗栞が全く調理できないこと” なんですよ。壊滅的にできない。その壊滅さは記事にある通り。ほんとこの話、好きなんだよなぁ。

 

つばきファクトリー・八木栞の料理シーンを公開!谷本安美「今回は大丈夫なのかなと思ったけど...」|芸能人・著名人のニュースサイト ホミニス

(ちなみにあまり触れられてないけれど、谷本さんは普通に料理できます。)

 

ただ、この壊滅的に料理出来ないぶん、小野田紗栞は司会進行に徹することができ、それが結果として意外と良かった気がします。純度の高い八木栞の調理過程が結果として見られたという点において。

で、その調理過程なのですが、ノリと勢いが過ぎる。先に完成品を見るとこんな感じ。

 

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だし巻き卵と鮭のムニエルとエビチリを作った筈なのですが…一つずつ見ていきますか。

まず、だし巻き卵は完成度高い。何回か作っただけあって綺麗に出来ているのだけれど…ここに時間をかけすぎた。制限時間30分しかないのに16分使うのだもの…流石に使いすぎだよぉ。

ただ、丁寧さは伝わる。まあ、時間をかければなんのそのですよ。

 

で、次の鮭のムニエル…まあ、もうこの時点で時間が危なかったのですが、それでも上手いこと出来ている…はず。

ちなみに上にかかっているのは大根おろし。鉄人八木栞曰く「焼き魚とかにかかってるじゃないですか〜」とのこと。間違ってはないのだけれど、いや、間違っているのか?ただ味付けとしてはあってるとは思う。ただ、大根おろしは多分だし巻き卵用に用意されていたと思うんだ、たぶん。

まあでも、“味の想像ができている” というのは八木メシのポイントの一つのような気がします。

 

さて、最後のエビチリ…ではないですね。タコの豆板醤和えです。ちなみに激辛です。秋山さんが食して辛さに耐えられてませんでした。この料理に本人が名付けたのは「激辛罰ゲームタコ やっちゃうで!」…殺っちゃうで⁉︎(まあ、たぶん “いや、ちゃうで” の略だとは思うのですが、そう思いたい。)

因みになぜエビチリを作らないといけないのにタコ料理になったのかというと「タコの方が好きだから」だそうです。ノリがすぎるぞ、八木栞。そしてこの件に関しては少し小野田紗栞も悪い気がするぞ。止めて。

 

…とはいえ、一応30分以内に三品を完成はさせるんですよね。全く、器用なのかなんなのかわかりません。

さてこの調理過程から出題されるのですが、2ポイントの同率で勝ったのは小野瑞歩秋山眞緒のえむぅずコンビ。因みに全5問のうち残りの一問をちゃっかり福田真琳が獲っているのがなんとも福田真琳。

このえむぅず、今回大活躍…というか実はえむぅず回だったのではないかという気すらある。特に最後のご褒美のケーキをあーんし合うのとか、見せ場を作るのが上手くなってきてる。

それ以外にも、解答する時が越後製菓な河西結心だったり、時々名珍回答で笑いを起こす豫風瑠乃だったり、どこかボーッとしてる山岸理子だったりそれぞれが持ち味を発揮…新沼さんがいたらどんな感じで立ち回ったのかちょっと気になるくらい、全員が “らしい” 解答してたんだよなぁ…大喜利企画とか改めてやっても面白そうではある。

あと、そんななか司会進行を卒なくこなす小野田紗栞も良い。○✖️の判定を下すときのポージングに地味にこだわりを見せているかと思えば、だんだん迷子になっていく解答者たちへのリアクションが冷めていくのが面白い。ほんと、本番前に緊張していたとは思えないくらいに。あと、八木栞からの猛烈な推しアピールにたじたじになりながらも満更ではないのも、めちゃくちゃ好き。

そういえば、“八木メシ” が始まってすぐの時期にランチョンマットを誕生日プレゼントとして渡したのも小野田紗栞だったことをフォロワーさん経由で思い出しました。おりひめ尊い

 

豚キムチ!八木栞 | つばきファクトリー オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

プラスすると、同時期に “八木メシ” の代名詞ともいうべきミッフィー鍋をリーダー山岸理子からプレゼントされていたりします。最終的にイラストまで組み込まれてるものなぁ…八木メシ恐るべし。

 

みずしな孝之「きりもやびより」5巻(最終巻)発売中 on Twitter: "やぎしー #tsubaki_factory #ハロプロイラストカウントダウン2022 https://t.co/fXhFprrs0B" / Twitter

 

そして、八木栞によるコメンタリーもなかなかだった回。体感半分くらいはミュージカルの話だったもの。なんなら最後、自分で「『クレイジーフォーユー』の回し者じゃないですよ?」と振っておきながら…なんならメモに「28分ごろからまとめる」って書いておきながら、劇団四季の地方巡業話で終わるのズルすぎる。いや、つばきファクトリーファンは良いですよ?何も知らない初見の方はビックリするだろ?これ。

 

行くぜ!つばきファクトリー on Twitter: "⏰今夜23時30分〜 つばきファクトリーの冠レギュラー番組 #行くぜつばきファクトリー #八木栞 コメンタリー版 📺スペースシャワーTV 📱スカパー!番組配信 https://t.co/XdDkeeFLmj ※視聴方法は固定ツイートへ #八木メシ頭脳パワー を八木さんのコメンタリー付きでお届けします🎙️ https://t.co/z9CZfAfQet" / Twitter

 

因みに、八木栞本人による『クレイジー・フォー・ユー』のプレゼンはこちらから見れます。

「行くぜ!つばきファクトリー×happyに過ごそうよ」コラボ生配信『つばきファクトリーの七夕パーティー』 - YouTube

 

…そんな感じで八木栞100%で終わった【八木メシ頭脳パワー!】。ほんと、振り回されるのが楽しいアイドルだなぁ…。